2021.02.02 2021.02.05|新規開業ノウハウ
テイクアウト専門店が少ない今が開業のチャンス!
「飲食店を開きたい。テイクアウト専門店ってどうなの?」というお客様への記事です。
結論、これから飲食店をオープンしたいのであれば『テイクアウト専門店』がチャンス。
理由は、ズバリ『顧客のニーズが高まっている』からです。
コロナ禍がキッカケではありますが『テイクアウトへのニーズ』は、コロナ禍が収まった後でも収まることは無いと考えられています。
お店を持ちたいと考える人の中にも、テイクアウト専門店の魅力に気づく人がこれからもどんどんと増えていきます。
ということは、この先競合が激しくなるということです。
「テイクアウト専門店のライバルが増える前に、先駆者の一人になりたい」
先駆者になるためには、何をどうしたらいいのか。
そんなお客様のためのヒントが、当記事に書かれています。
目次
なぜ今テイクアウト専門店がチャンスなのか
テイクアウト専門店の開業がチャンスだと言われている理由は、コロナ禍におけるニーズ増加だけではありません。
ズバリ、固定費が安く済むからです。
テイクアウト専門店であれば一般的なイートインスタイルの飲食店よりも固定費が安く済みます。
その理由は、
・客席を設けなくてもいい
・客席を設けない分、お店の面積が小さくても良い
・お店の面積が小さい分、家賃や光熱費が抑えられる
からです。
さらに言うと、レストランのように接客スタッフが必要ありません。
結果、人件費が大幅に抑えられます。
家賃や人件費などの固定費が抑えられるので、
・好立地にお店を建てる
・商品開発に力を入れられる
などのメリットがあることから「飲食店を開業するならテイクアウト専門店がチャンスだ」と言われています。
競合店が少ない業界は先駆者が有利
これからご自分のお店を持つとお考えでしたら、競合(ライバル)が少ないジャンルを選ぶことをオススメします。
なぜならそのジャンルの”先駆者”になれるからです。
先駆者になれるだけで、有利になります。
テイクアウト専門店の先駆者になるための施策は3つ、挙げられます。
①テイクアウト商品の需要があるかを考える
②テイクアウト専門店を設ける立地をよく考える
③立地の相場から見てライバルと差別化できる工夫を考える
それぞれ詳しくお伝えします。
先駆者になるための施策①テイクアウト商品の需要を考える
1つ目の施策は、テイクアウトとして商品を出した時に需要があるか、という点です。
コロナ禍において、テイクアウトそのものの需要が格段に上がってきています。
「食事はなるべく自宅で済ませましょう」と言われている中「でも毎日手料理は大変だわ」と、食事の用意に億劫になっている人々が多くなっています。
であるならば「レストランのような食事が、家でも楽しめるテイクアウト」の需要が多くなっていることはイメージしやすいでしょう。
このように、テイクアウトそのもののニーズが高くなってきたことを受けて、テイクアウト専門店としての存在価値は、今後も高くなっていくことが予想されます。
同時に『テイクアウトできる商品開発に力を入れる』ということがお店側に求められるということです。
テイクアウトと聞くと、どうしても「お弁当感」が拭えません。
衛生面を考慮したり食中毒防止を徹底した上で「こんな料理がテイクアウトできるの?」といった施策ができれば、先駆者としてリードできるでしょう。
先駆者になるための施策②テイクアウト専門店は駅近なのか住宅街の中がいいのか
2つ目の施策は、テイクアウト専門店を設ける立地です。
結論、テイクアウト専門店を設けるのであれば『駅近』を選ぶと良いでしょう。
それも、JRや私鉄などの路線沿いが適しています。
なぜなら、駅の周辺に住宅地があるからです。
通勤、通学の行き、帰りに利用する駅近であれば「帰りに買って帰ろう」と、目に止まりやすくなります。
逆に、避けた方が良い立地は以下の通りです。
[テイクアウト専門店が避けるべき立地]
・オフィス街
・大学や専門学校の周辺
→顧客の利用がランチ時だけに限定されてしまうから
低価格のランチ定食屋などに勝てないから
・住宅街の中
→リピーターが多くなる傾向があるが、新規顧客の取得が難しくなるから
結果、周辺に住宅地がある、駅近を選ぶようにしましょう。
先駆者として先にテイクアウト専門店をオープンできれば、立地範囲が限られているだけに、顧客数を維持できます。
先駆者になるための施策③立地の相場を逆手に価格競争に負けない工夫を考える
3つ目の施策は、立地の相場を逆手に取った工夫をすることです。
具体的には以下を指します。
・品揃えを良くする
・提供方法を工夫する
・安心、安全をアピールする
これらの工夫で「顧客を大事にしているテイクアウト店だな」と、アピールに繋がります。
[品揃えを良くする]
商品を切らすことなく用意しましょう。
特に、1番人気の商品は、いつでも購入できるよう準備しておく必要があります。
[提供方法を工夫する]
商品を提供する方法を工夫しましょう。
具体的には、
・調理中の様子が見られるようにする
・出来たてを提供できるようにする
・調味料を選べるようにする
などが挙げられます。
[安心・安全をアピールする]
アルコール消毒や店内の換気など、コロナ対策をしている旨分かりやすく顧客に伝える工夫もあると良いでしょう。
テイクアウトだからこそできることを考える
テイクアウト専門店としてお店をオープンするのであらえば、テイクアウトとしての強みを活かすことが重要です。
テイクアウトの強みは『客席数に関わらず、売上を伸ばせる』という点です。
その分「どんな商品ならもっと売れるかな」「こんな組み合わせの商品はどうだろう」と、商品開発に力を入れられます。
常にニーズへのアンテナを張ることを意識し、より顧客が満足する商品を提供できるよう分析と研究が求められます。
まとめ:テイクアウト専門店としてリードするためには施策が必須
飲食店の開業をお考えのお客様へ、今から開業するのであればテイクアウト専門店が有利だという旨をお伝えしてきました。
テイクアウト専門店であれば、飲食店が持つ客席数や固定費に対するデメリットをカバーできます。
それだけでなく、今後もニーズが高まってくるであろう『テイクアウト』に対して「専門店があまり無い」という点も、経営上有利になる理由の一つです。
ですが、日々の研究や分析を欠かさず、顧客の求める商品開発を続けることは必須です。
ライバルが少ないジャンルの先駆者としてスタートできるだけでも、飲食店として生き残れる要素に成りえるでしょう。
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監修者
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IDEAL編集部
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