2021.02.13 2021.02.12|店舗デザイン
おしゃれな美容院に共通しているものとは?
「美容院を開業したい。おしゃれな内装にしたいけどどうすれば良い?」というお客様への記事です。
当記事は、
・おしゃれだと抱かせるコツ
・おしゃれな美容院にある共通点
を、お伝えしていきます。
ヒントは、おしゃれな美容院に見られる”共通点”を意識することです。
美容院を利用したい顧客は
・癒されたい
・髪を整えたい
・キレイになりたい
・リラックスしたい
などのニーズがあります。
これらのニーズに応えられる空間であることは大前提です。
同時に、一目ぼれさせる…までとは言いませんが、顧客に好印象を与えるような空間作りを意識しましょう。
目次
内装がおしゃれだと思われるようにするには
人々は「心が動く」と言ったような、感性が動かされた時に「おしゃれ」だと感じられます。
普段、目にするものを常に「おしゃれだな」と感じている人は少ないでしょう。
美容院は、スーパーやコンビニのような、毎日利用するお店とは違います。
ですので、顧客は、美容院に訪れる度に『おしゃれな空間』を楽しんでいます。
美しくなるために利用する美容院なのですから、顧客にとって『非日常的な空間』でなければなりません。
顧客が「非日常的な空間だな」と認識すると同時に「おしゃれだな」と抱かせるものだと理解しましょう。
おしゃれな美容院に共通しているポイントとは何か?
おしゃれな美容院に共通しているポイントは、
・コンセプトがはっきりしている
・内装デザインに統一感がある
・トレンドを取り入れている
・他店との差別化をしている
上記4点の通りです。
それぞれお伝えしていきますね。
おしゃれな美容院に共通の共通点①美容院のコンセプトがはっきりしている
1つ目の共通点は、コンセプトがはっきりしている、という点です。
コンセプトがはっきりしている、ということは
・ターゲットが定まっている
・ターゲットのニーズが分かっている
・どんなサービスを提供したいか決まっている
・どんな世界観の空間にしたいか決まっている
と、事細かく決めている、ということです。
コンセプトがはっきりしてる美容院は、外観だけでどんな雰囲気か伝わります。
美容院のような、物を売らずサービスを提供しているタイプのお店は、店内外の雰囲気、空間が最も重要な要素です。
店内の雰囲気とは、コンセプトそのものです。
コンセプトが決まっていない美容院は、ファン(=リピーター)獲得しづらくなります。
おしゃれな美容院に共通の共通点②コンセプトに沿った内装で統一感がある
2つ目は、内装に統一感がある、という点です。
例えば、ナチュラルテイストな内装であれば、
・アースカラーの配色
・開放感と自然光を意識した空間
・観葉植物を駆使して緑溢れる空間
・イスやテーブルは木目を活かしたものや自然由来のもの
など。
また、ブルックリン風な内装であれば
・黒や茶色系のダークカラーの配色
・かっこよさと重厚感を意識した空間
・所々、緑を添えて、癒しポイントを作る
・レンガやアイアンアイテムを取り入れる
など。
部分ごとではなく、空間全体で統一感を意識する。
そうすれば、おしゃれな空間に仕上がります。
おしゃれな空間は、すなわち、まとまりのある空間だと心得ましょう。
おしゃれな美容院に共通の共通点③流行りのトレンドを取り入れる
3つ目は、トレンディな要素を取り入れる、という点です。
流行りのアイデアがどうしても思いつかない場合は、
・SNSで調べる
・雑誌をチェックする
・内装デザイン業者に聞いてみる
などで対策できます。
美容院の内装にも、流行りのスタイル、時代遅れのスタイルがあります。
例えコンセプトが”レトロな雰囲気”だとしても「古い臭い」印象を与えてしまっては、美容院として非常に勿体ないです。
美容院を利用するのは多くが、女性です。
「おしゃれになりたい」
「キレイになりたい」
というニーズはどうしても外せません。
であれば、女性たちが受け入れられるようなデザインであることが求められます。
そのためにはトレンドを取り入れることも時には必要。
先ほどの”レトロ”な雰囲気にしたいのであれば、おしゃれさを感じられるビンテージ風のような雰囲気の美容院にするなど、アイデアや工夫が必要です。
おしゃれな美容院に共通の共通点④他店とは差別化できるものを取り入れる
4つ目は、他の美容院と差別化できるものを取り入れている、という点です。
例えば、SNS映えするような場所、スマホでつい写真を撮ってしまうような場所を作るのもアイデアの一つです。
または、
・フリーWi-Fiを設ける
・ドリンクサービスを充実される
など、パーマやカラーの待ち時間中を意識した工夫を取り入れると良いでしょう。
美容院では、”顧客が過ごす時間”も、サービスそのものです。
顧客がサービスを受けている瞬間一つ一つに、快適さと癒しを提供できるよう心がけましょう。
”快適な時間”の提供は、空間を提供するのと同じくらい大切な要素です。
似通った美容院ではお客様へ付加価値を与えにくい
いくらおしゃれな空間であったとしても、他の美容院と同じような内装では差別化になりません。
差別化を図るためには、ターゲットのニーズを徹底的に追及し続けることです。
ただ、髪を整えたいだけであれば、おしゃれな空間をそこまで求めないでしょう。
ではなぜ、おしゃれな空間でなければならないのか。
深堀してみると、
・ずっと残業続きだから疲れを癒したい
・子育てで何か月も放置していた髪をさっぱりしたい
・彼に振り向いて欲しい「新しい自分」になれるキッカケを掴みたい
など、顧客の潜在的なニーズに目を向けると見えてくるでしょう。
美容院に訪れる顧客が求めているのは”技術”だけではありません。
そのことに気が付けるかどうか、が美容院のその後を左右するでしょう。
まとめ:美容院の内装デザインは、コンセプト×付加価値を意識しよう
美容院の開業を目指しているお客様へ、おしゃれな内装デザインを決めるヒントをお伝えしてきました。
おしゃれな美容院には共通点があります。
・コンセプトがはっきりしている
・内装デザインに統一感がある
・トレンドを取り入れている
・他店との差別化をしている
これら4つを意識して美容院の内装デザインを設計していけば、顧客の心を掴める内装へと仕上がるでしょう。
同時に、他の美容院には無いような
「ここだけのサービス」
「ここだけが提供しているもの」
を、取り入れて差別化するよう心得ましょう。
「おしゃれな美容院の内装については理解できました。ですがやることが多すぎて開店準備がスムーズに進められるか不安です」
このような悩みを抱くのであれば、ぜひIdealにご相談ください。
多くの美容院開業に携わってきたIdealであれば、そのようなお客様の不安や負担を減らせるかもしれません。
Idealでは、
・デザイン設計
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・お店のパンフレット作り
・お店のWEBサイト作り
を、お受けいたします。
お客様の理想とする、おしゃれな美容院が出来上がるよう、悩みや疑問点に一つ一つ対応いたします。
まずは一度、ご相談してみてはいかがでしょうか。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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