2021.06.18 2021.06.17|店舗運営ノウハウ
屋外飲食に適した業種は?どんな店舗作りが必要なのか
「屋外飲食ができる飲食店にしたいな。どんな業種がいいだろう」
「屋外飲食にピッタリなジャンルの飲食店ってなに?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・屋外飲食のニーズ
・屋外飲食にピッタリな飲食店タイプ
・『オープンエアの導入』という考え方
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
まだまだコロナの不安が消えない中、人々の食事スタイルに変化が見られるようになってきました。
中でも、飲食店内ではなく、テラス席などの”外で飲食を楽しむ”人が増えてきましたね。
これまで屋外飲食スタイルを取り入れていなかったお店も、コロナ禍をキッカケに新たにテラス席を設置するなどのケースが増えてきました。
「これから飲食店を開業したい」という方の中でも「屋外飲食ができるようにしたいな」と考える方もいるでしょう。
そこでこの記事です。
ここから先は『屋外飲食ができる業種とそれぞれの特徴』を解説していきますよ。
お客様には「屋外飲食の良し悪しを理解し、お店作りへの活かし方がちゃんと分かっている人」と、なっていただきますね。
目次
屋外飲食の需要は高まっている?
結論、屋外飲食の需要は、上昇傾向にあります。
理由は、
・コロナの感染リスクが低いから
・感染リスクが低いのに、心置きなく楽しめるから
・開放的な空間+美味しい食事で、非日常感を味わえるから
といったことが挙げられるからです。
長い巣ごもり生活でできることが限られる中、多くの人々が『ストレス発散=屋外飲食』へと変化してきたと言えるでしょう。
決して『屋外飲食=絶対にコロナにかからない』ということでありません。
が、店内で食事をするよりも『安心、安全な環境』だと人々は理解しています。
常に「コロナに感染しないように」と意識しながらも、適度にリフレッシュは必要ですよね。
疲れや憂鬱な気分が続いてしまうと、健康被害をもたらす場合もありますから。
人々が求める『安心、安全な飲食店のカタチ』として”屋外飲食”への関心が高まってきたのだと改めましょう。
屋外飲食に適している業種とは
屋外飲食にピッタリな業種をお伝えしておきましょう。
以下が挙げられます↓
・バル/バー
・カフェ
・レストラン
それぞれ詳しくお伝えしますね。
屋外飲食ができる業種①バル / バー
1つ目は、バル、バー、です。
バルやバーは、店内のムーディな雰囲気の中、お酒をゆっくり楽しむイメージが強いでしょう。
ですが、意外にもピッタリなんですよ、屋外飲食に。
お店の前にテーブルとイスを用意すれば、夜のライトアップされた街中を見ながら、楽しい時間を過ごせるでしょう。
コロナ禍になる前の話ですが、スペインやイタリアのバルで、屋外飲食中の利用客が賑わいを見せていたものです。
『バー×屋外飲食』であれば、夜の街の雰囲気に程よく溶け込めるようなお酒タイムが実現できるでしょう。
屋外飲食ができる業種②カフェ
2つ目は、カフェ、です。
”テラス席を設けているカフェ”が、増えてきましたよね。
見る機会が多いと思います。
カフェにテラス席を設けることで、”屋外飲食”ができますよね。
中には「テラス席を作ったら、お客さんが増えてきた」なんてことも。
テラス席の設置、もとい、屋外飲食スタイルを可能にすると、集客効果が高くなるんですよ。
なぜなら、道行く人の興味を引くことができるからです。
「このお店、雰囲気がいいな、おしゃれだな」と、通行人の目に留まりやすくなります。
屋外飲食ができる業種③レストラン
3つ目は、レストラン、です。
それも『洋食レストラン』が、ピッタリですね。
たとえば、フランスやイタリアでは、屋外飲食ができるレストランが当たり前のようにあります。
ちなみに現地では「アルフレスコ(ALFRESCO)」と、呼ばれているんですよ。
カフェと違って食事のバリエーションが豊富だからこそ、楽しめる要素がたくさんありますよね。
夜になればライトアップさせて、また一味違う雰囲気を演出するのも良いでしょう。
『楽しみ方が1つじゃない』というのが、屋外飲食の魅力とも言えますね。
オープンエアの導入を前向きに検討してみよう
屋外飲食を考えるのでしたら、オープンエアを導入しましょう。
ここでは、
・オープンエアの概要
・オープンエアの強み
をお伝えします。
オープンエアを取り入れてみよう①オープンエアってなに?
『オープンエア』とは、屋外で飲食ができる飲食店、または飲食スタイルを指します。
そのように聞くと「テラス席のこと?」と思われる方もいますね。
間違いではありませんよ。
違いと言えば
・テラスよりも広い
・大きな屋根がついている
・外からの視線が気にならないように目隠しされている
といったパターンが見られます。
オープンエアは、シンガポールやマレーシアなどでもよく見られる飲食スタイルです。
気温が下がる頃に、ライトアップした空間で気持ち良く食事が楽しめますよ。
オープンエアを取り入れてみよう②換気という概念がない
オープンエアで食事を提供するということは、”換気”という概念が無くなります。
外で食事をするわけですからね。
コロナで徹底されている「ドアや窓を開けておかないと!」あるいは「高機能換気設備を設置しないと!」といった、密閉対策が不要です。
ただし、人数があまりにも多くなることは避けましょう。
たとえ外であっても、人と人との距離間が近いと、飛沫感染を防ぎきれません。
完全予約制や、人数制限を設けるなど、外での密接、密集を回避する対策は必要ですよ。
オープンエアのデメリットも知っておこう
オープンエアの大きな欠点は、天候に左右される点です。
当然、雨風が強いと、オープンエアな飲食店は利用されません。
利用客が来ないと、売上が伸びないので、梅雨の時期は売上が伸び悩むことが多いでしょう。
他にも、
・通行人の目が気になる
・利用客の集まり次第で雰囲気が左右される
などのデメリットが挙げられますね。
より詳しい内容はこちらの記事にて解説しております↓
まとめ:屋外飲食化して飲食店としての幅を広げよう
「屋外飲食できる飲食店ってどんなのがある?」というお客様へ、屋外飲食にピッタリな業種とオープンエアについてお伝えしてきました。
屋外飲食できるお店は、賑わいや活気が外まであふれ、道行く人々の興味を引きます。
集客効果も高く、即効性もあるので、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょう。
色々とお伝えしてきましたが、大前提として、まずはよーくコンセプトを練られることをオススメいたします。
お客様の理想とする屋外飲食ができるお店を作るために、必要なステップだからです。
もし「どうしてもレイアウトが決められない!」ということであれば、飲食店作りに強い施工会社に相談する、というのも一つの手ですよ。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲みとれる理由は、これまで多くの飲食店オープンに携わってきたからです。
これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
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