2021.01.15|店舗運営ノウハウ

実店舗が存在しない!?ゴーストレストランとは?

実店舗が存在しない!?ゴーストレストランとは?

「ゴーストレストランって何?お店の開業に関係あること?」という疑問にお答えする記事です。

当記事ではゴーストレストランのメリットについてお伝えしていきます。
「自分のお店を持ちたい」と考えている人がいる中で「まずはゴーストレストランで開業する」というスタイルが見受けられます。

「ゴーストレストランで開業するってどういうこと?」と、疑問を抱くお客様のために分かりやすくお伝えすると、

①できるだけ低コストで開業したいと考える
→それなら実店舗がない『ゴーストレストラン』から始める

②実店舗は持たないの?
→経営がある程度上手くいってから実店舗をオープンする

というイメージです。

「自分のお店を持つ、飲食店をオープンする」と一口に言っても、色々な開業スタイルがあります。
これからご自身のお店を持ちたいお客様へ『ゴーストレストランで開業する』という選択肢があることをお伝えします。

”ゴーストレストラン”とは?

”ゴーストレストラン”とは?

ゴーストレストランとは、実店舗を持たない飲食店のことです。

「間借りしたキッチンで調理した商品を、デリバリーで顧客に提供する」というスタイルが、ゴーストレストランの実態です。

実店舗を持たない代わりに
・シェアキッチンで調理する
・アプリで注文を受け付ける
・調理したメニューの提供はデリバリーのみ

といったスタイルで運営することで、飲食店として成り立っています。

お店を持ちたいお客様に必要なのは
・調理に使うキッチン
・デリバリーサービスの登録

のみです。
キッチンは「既存のお店のキッチンを間借りする」または「シェアキッチンを利用する」などの方法があります。

テイクアウトやデリバリー需要が高まっている中、今後さらに増えていく開業スタイルの一つです。

シェアキッチンとは

シェアキッチンとは、調理場を共有する場のことです。
『クラウドキッチン』『バーチャルレストラン』とも呼ばれています。

『シェアキッチン』は、ゴーストレストランにとって必要不可欠な存在です。

シェアキッチンは、1つの飲食店が使用するわけではありません。
ある程度のルールを定めた上で、複数の飲食店がシェア(共有)し合えるキッチンを指します。

シェアキッチンには保健所からの許可をすでにもらっている状態で成り立っています。
ですので「保健所から営業許可をもらえるために厨房を作らないと…」という悩みから解放されるのです。

飲食店として保健所から営業許可をもらうには、
・流し場のシンクは2つ必要
・客席と厨房を分ける必要がある
・外側から中の温度がわかる冷蔵庫が必要
・キッチン内にシンクとは別に手洗いが必要

といった条件をクリアしなければなりません。

飲食販売向けのシェアキッチンであれば、保健所の許可はもらえてるはずです。
使用するまえに確認が必要ですが、実店舗で開業するよりもかなり少ない負担で開業できます。

実店舗を持たないメリット

実店舗を持たないメリット

実店舗を持たないで飲食店を開業すると、以下のメリットが挙げられます。

①開業資金が格安に抑えられる
②実店舗を持つよりもコスパが良い
②調理、メニュー開発のみに集中できる

順に詳しくお伝えしていきますね。

ゴーストレストランのメリット①開業資金が格安に抑えられる

1つ目のメリットは、開業時の資金が大幅に抑えられる点です。

個人で飲食店をオープンする場合、一般的には以下の開業資金が必要です。
・物件取得費
・内装工事費
・雑用費
・求人費
・広告費
など、概ね300~1000万円かかります。

一方で、ゴーストレストランの場合、どこかの飲食店のキッチンを間借り(利用していない時間に借りる)するか『シェアキッチン』と呼ばれる共同スペースで開業することになります。

費用は借りるシェアキッチンによりますが、約数十万円ほどと言われています。
ゴーストレストランで開業すれば、実店舗を必要とする飲食店の開業資金に比べると”格安”でできてしまうのです。

開業資金と相談しながら決めなくてはいけない点もカバーできます。

具体的には、
・内装にこだわらなくてもいい
・見栄えを気にして食器や雑貨を揃えなくても良い
・レジや店内家具を置かなくてもいい
・接客スタッフは必要なし

など、お金と労力がミニマムの状態で開業できる点が、ゴーストレストランの大きなメリットです。

ゴーストレストランのメリット②実店舗を持つよりもコスパが良い

ゴーストレストランのメリット②実店舗を持つよりもコスパが良い

2つ目のメリットは、お店の運営時におけるコストパフォーマンスが良い、という点です。

一般的な飲食店におけるランニングコストは以下のようになります↓

食材費…30% 人件費…40% 家賃…10%
光熱費…5%  雑用費…5% 利益…10%

ゴーストレストランの場合ですと、以下のようになります。

食材費…30% 人件費…20% 家賃…5%
光熱費…3% 雑用費…2% 利益…10%

・接客を伴わないのでスタッフ分の”人件費”が削減できる
・配達エリア内であれば駅近や住宅一等地など限定しなくていいので家賃が低くなる
・トイレや家具が無いので消耗品や修繕費が抑えられる
・実店舗よりもエアコンなどの光熱費が抑えられる

といった、月々にかかるランニングコストが大幅に抑えられます。

その代わり、
・シェアキッチンを利用する際の利用料や手数料
・Uber Eats や出前館などのプラットフォームへの支払い

といったコストがかかることは免れません。

ゴーストレストランのメリット③調理、メニュー開発のみに集中できる

3つ目のメリットは、基本的に調理やメニュー開発に集中できる、という点です。

オーダー受注や配達員への商品渡しがあるとは言え、一般的な飲食店のような接客が無いので、調理に集中できます。

ですので「メニューは毎回こだわって作りたい。丁寧に心を込めて提供したい」と、信念を持ったお客様に適したビジネスと言えるでしょう。

ゴーストレストランで開業すると低コストでリスクも低い

ゴーストレストランで開業すると低コストでリスクも低い

結論、ゴーストレストランを利用すれば、資金、労力、リスクを最小限に抑えて開業できます。

実店舗で開業する場合、以下のリスクが挙げられます。

・開業には大きな資金がかかる(一般的に500万~1,000万円以上必要だと言われている)
・開業できたとしても2年以内に50%が閉店してしまうという実態
・お店の立地が悪く、当初思っていたほど来店してもらえない
・家賃や人件費、食材の仕入費用などのコスト

など、スタートして初めて分かる問題点が多く見受けられます。

その点、ゴーストレストランであれば、これらのリスクヘッジになることで、注目されはじめています。

顧客の来店がないゴーストレストランは「顧客が来ない!立地が悪かった…」というデメリットを受けません。
「人通りが多いから」と、家賃が高い物件を借りる必要がありません。
接客のためのスタッフを雇う必要ありません。

①まずはゴーストレストランで経営し、ターゲットやメニュー開発の分析に力を入れる。
②経営が上手く行き、ターゲットや立地をうまく絞り込めた時に実店舗を持つ

といった流れで、分析しながら戦略を立てて、経営スタイルを変化させるのも一つのアイデアです。

ゴーストレストランでまずは腕試ししてからでも遅くはない

ゴーストレストランでまずは腕試ししてからでも遅くはない

自分の飲食店を持ちたいお客様へ、ゴーストレストランで開業するメリットについてお伝えしてきました。

ゴーストレストランで開業すれば、
・初期費用が格安で抑えられる
・毎月のランニングコストが抑えられる
・調理やメニュー開発、分析に集中できる

といったメリットが挙げられます。

デリバリーやテイクアウトの需要が増えてきている中、ゴーストレストランで開業することは選択肢の一つです。
まずはゴーストレストランで、ご自身のターゲットやコンセプトにニーズがあるかを確かめるのも、一つの賢い経営戦略と言えます。

「ゴーストレストラン については理解できました。それでもいつかは自分のお店を持ちたいです。今からできることはあるのでしょうか」

そんなお客様の助けになるのが”Ideal”です。

飲食店の開業に強いIdealであれば『内装デザインの設計、施工』や『開業における必要な手続き』を含め『WEBサイト設計、作成』を代行することが可能です。

お客様が理想とする飲食店が出来上がるよう、一つ一つ丁寧に対応致します。

まずは一度、ご相談してみてはいかがでしょうか。

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