2021.02.05|店舗運営ノウハウ

スポーツジムを利用するユーザーのニーズを考える

スポーツジムを利用するユーザーのニーズを考える

「スポーツジムをオープンしたい。どんなスポーツジムにしたらいいのか」というお客様への記事です。

ヒントは、ユーザーのニーズを深堀りして考えること。
最近ではカフェやエステなどが併設された、新しい形のスポーツジムが誕生しています。

このような新しいジムが誕生した理由は、ジムを利用するであろうユーザーの潜在的なニーズに応えられるためです。
実際、他のサービスが伴ったジムの利用者は、スポーツができるだけのジムと比べて、上昇傾向にあります。

当記事では、
・スポーツジムのユーザーのニーズ
・新しい形のスポーツジム例3つ
を、お伝えしていきます。

これからスポーツジムを開業するのであれば「うちのジムは、ここが他とは違う!」という、特化したポイントを、コマーシャライズしていかなければなりません。

ご自身のジムがどんなニーズに応えられるのか、当記事でヒントを見つけましょう。

スポーツジムを利用するユーザーのニーズを理解する

スポーツジムを利用するユーザーのニーズを理解する

第一に、スポーツジム利用者のニーズを深く理解することが前提です。

スポーツジム利用する人は、
・健康になりたい
・引き締めたい
・筋トレしたい
などの理由でジムに通いますね。

ここから更に深堀りしてみましょう。
例えば『ジムに通いたい主婦』がいたとします。

身体を引き締めたいと感じている主婦は、普段の家事や仕事、子育てが忙しくて、運動する時間が中々取れません。

「運動したいとは思っていても、運動するための時間が取れない」

ここから読み取れる潜在的なニーズは「もっと時間を有効に使って運動ができないか」ということになります。
であれば、運動しながら家事の一部ができたら良い、ということになりますね

ここから考えると、
・身体を引き締めたい
・美しい体にしたい
・運動不足を解消したい
でも時間は有効に使いたい
といった欲求(ニーズ)があると考えられます。

これらのニーズに応えられるジムとは、
・スポーツジム×24H
・スポーツジム×コインランドリー
などが挙げられます。

このようにして、ユーザーのニーズを深堀りすることで、目指すスポーツジム像が見えるようになります。

スポーツジムをより利用しやすくする為に

スポーツジムをより利用しやすくする為に

結論、ユーザーのニーズに寄り添ったスポーツジムを目指しましょう。
ニーズに応えられるジムであればあるほど、多くのユーザーに利用されるからです。

例として、
①スポーツジム×カフェ
②スポーツジム×エステ
③スポーツジム×コインランドリー
を挙げて、具体的なニーズへの対応方法をお伝えいたします。

それぞれのジムができることを把握しておきましょう。

新しい形のジム①スポーツジム×カフェ

新しい形のジム①スポーツジム×カフェ

1つ目は、スポーツジムとカフェを融合させたジムです。

ジムとカフェを融合することで…
・運動した後にホッと一息つける場所を提供できる
・ジムの中に自販機しかなかった環境から変革できる
・カフェメニューだけでなくプロテインも提供できる
・ジムで汗を流す→カフェタイムでモチベーションUP
・カフェ目的で来た顧客を、ジム会員にする流れを作れる
などで、他ジムと差別化できるようになります。

ジムと併設しているからこそ、カフェで提供するメニューにもこだわりをアピールできるでしょう。

例えば、
・栄養価の高いメニュー
・豊富なプロテインメニュー
・高タンパク質、低脂肪メニュー
など、いくらでもアイデアが浮かびます。

男性、女性ともに健康志向の高いユーザーをターゲットにできるでしょう。

新しい形のジム②スポーツジム×エステ

新しい形のジム②スポーツジム×エステ

2つ目は、スポーツジムとエステを融合させたジムです。

ジムとエステを融合させることで…
・運動した後に癒しを提供できる
・身体作りと”美”を同時に追求できる
・ダイエットとお肌の悩みへのアプローチが可能に
・ジムで汗を流す→エステタイムでモチベーションUP
・エステ目的で来た顧客を、ジム会員にする流れを作れる(逆も可能に)
などで、他のジムと差別化できるようになります。

トータルビューティーへの再現性が高いことが大きなアピールポイントになるでしょう。

エステを検討するユーザーの潜在的なニーズは
「新しい自分に出会いたい」
「本気で今の自分を変えたい」
という『”美”による、理想の自分になること』です。

ジムによる運動だけでは、表面的な”健康”への向上、維持だけに留まってしまいます。

そうではなく、心から美しさを求めているユーザーには『ジム×エステ』のようなトータルビューティを提供するジムが必要になるでしょう。

新しい形のジム③スポーツジム×コインランドリー

新しい形のジム③スポーツジム×コインランドリー

3つ目は、スポーツジムとコインランドリーを融合させたジムです。

ジムとコインランドリーを融合させることで…
・時間を有効的に使える
・洗濯している間にジムで運動できる
・日中洗濯できない分、ジムの利用時間に充てられる
・花粉や土埃が気になるから外干し反対派にとって助かる
・共働き+育児で、溜まった洗濯物を解消しながら運動不足も解消できる
などで、他のジムと差別化できるようになります。

普段の生活サイクルを大きく変えることなく、
・運動不足を解消できる
・効率よく家事の一部がクリアできる
といった点が大きなメリットと言えるでしょう。

特に、共働き世帯、本当に時間がなくて運動ができないユーザーに有益な施設と言えます。

スポーツジムも合わせて利用できる施設が良いのかもしれない

スポーツジムも合わせて利用できる施設が良いのかもしれない

24時間フィットネスなどが増えてきた中で、他のサービスと併設されたジムはまだまだ多くありません。

ですが「ジムに行った後は、カフェでお茶して…」など、移動が必要ないよう、1つの施設にすることで、ニーズが高まるものだとも予想されます。

ましてや、運動は大切だと思いながらも、多くの人は
「通う時間がない」
「ジムは値段が高い」
「面倒になって続かない」
といったように『運動しない理由』を挙げてしまいがちです。

スポーツジム×OOな形のジムにするのは、そのような人々へのアプローチの一つとして捉えておきましょう。

まとめ:スポーツジムのコンセプトはユーザーのニーズから見つけ出そう

まとめ:スポーツジムのコンセプトはユーザーのニーズから見つけ出そう

スポーツジム開業をお考えのお客様へ、ユーザーのニーズに合わせた新しい形のジムについてお伝えしてきました。

スポーツジムを開業するのであれば、ユーザーになるべくターゲットのニーズを、深く理解することからはじめましょう。

「どうしてジムに通うのか」
「身体を引き締めたらどうしたいの」
「どうして運動しないといけないのか」
「どんな風に運動をしていきたいのか」
を、追求していくことで、ユーザーがどんなことを潜在的に求めているのかを理解できるようになります。

新しいジムの形として、
・スポーツジム×カフェ
・スポーツジム×エステ
・スポーツジム×コインランドリー
などが挙げられます。

それぞれターゲットを選別し、ターゲットが求めているものをジムと掛け合わせることで、他ジムとの差別化が実現できています。

「スポーツジムの新しい形については理解できました。コンセプト決めや開店準備がスムーズに進められるか不安です」

このような悩みを抱くのであれば、ぜひIdealにご相談ください。
スポーツジムの開業に強いIdealであれば、そのようなお客様の不安や負担を減らせるかもしれません。

Idealでは、
・デザイン設計
・内装工事の施工
・お店のパンフレット作り
・お店のWEBサイト作り
を、お受けいたします。

お客様の理想とするスポーツジムが出来上がるよう、悩みや疑問点に一つ一つ対応いたします。
まずは一度、ご相談してみてはいかがでしょうか。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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