2020.09.30|店舗デザイン

バーは内装が大事。お洒落と言われるデザインにしよう!

バーは内装が大事。お洒落と言われるデザインにしよう!

「バーを開業したいけどお酒が好きなだけで何も知識が無い。そんな自分にも出来るのか。」
というあなたの疑問にお答えする記事です。

結論から言いますと、バーについて知識がないあなたにも開業することは可能です。
なぜならバーを開業するのに最も重要なのは、あなたのコンセプト(何を提供したいのかということ)だからです。

コンセプトとターゲットがしっかり決まっていないバーは、
・流行に流されるだけ
・ファンが付かない

など、魅力を感じないバーになってしまい、その後の売り上げに大きく影響されてしまいます。

では、どのようにコンセプトを決めたらいいか。

それは、
・なぜあなたはバーを開業したいのか
・そもそもなぜバーが存在しているのか
・居酒屋でも家でもなく、なぜ人はバーを選ぶのか

といった”バーの存在価値”を理解することでヒントを得られます。
あなたのコンセプトに沿ったバーを開業できるよう知識を身に着け、内装専門業者と共に設計を進めましょう。

そこで今回の記事では、
・バーの歴史
・バーの種類
・バーの内装デザインを決めるコツ
についてお伝えしていきます。

また、本記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。
バー開業について知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
ぜひ参考してみて下さい。

バーの歴史

バーの歴史

バーの存在価値を理解するには歴史を知ることでヒントが見つかります。
まずは、
・バーが誕生したお話し
・日本におけるバーの歴史

についてお伝えします。

バーはもともとは横木だった!?

バーはもともとは横木(横に倒した丸太)だったというお話しが面白いのでご紹介します。

バーが誕生したのはアメリカだとされています。(イギリスではパブと呼ばれていますね)

その昔、酔っ払いが持ち主の許可なく、酒樽からお酒を盗み、飲みつくされることがあったそうです。
勝手にお酒を飲まれるのを阻止するのに、横木を酒樽を守るように使用したことが、バーの由来だとされています。(諸説あり)

この横木と酒樽の形が今の”バーカウンター”と”カウンターバックのボトル棚”の由来だと言われています
お酒を提供するバーの形が、元々はお酒を守るための形だったとは面白いお話しですよね。

その後は、
お酒が、”食事と一緒に楽しむもの”として次第に人々に受け入れるようになる

お酒を飲む人が増え、合わせて提供するお店が増えていく

お酒専門のお店が増える(バーの誕生)

という流れでバーが利用されるようになりました。

日本でバーが誕生したのは横浜

日本のバー誕生話は簡単にはこうです。

1860年:日本で初めてのバーが「ヨコハマ・ホテル」に出来る。ただし外国人向け。
1911年:日本人向けのバー「カフェ・ブランタン」が出来る。ただしメインメニューは洋食。
1922年:東京賓館「メイン・バー」で多くのバーテンダーが誕生
1949年:酒類販売自由化による「バー元年」
1970年:カラオケや、スナックなどにバーが進化
1980年:カクテルブーム、「カフェ・バー」の誕生
1990年~現在:お酒メインの本格バー、ショットバーが増える

日本におけるバーの歴史からわかることは、
・お酒と空間を一緒に楽しめることに価値がある
・気持ちや心が満たされる効果がある

という考えが人々に根付いてバーが広まったきたという点です。
バーの存在価値は長い歴史を通して、ニーズに合わせながら現代まで根強く生き残ってきました。

これからのバーに求められるのは、よりニッチなニーズに合わせられるかどうかです。

バーの種類はたくさんある

バーの種類はたくさんある

バーの歴史について知識を得られたところで、もう少しバーについて理解を深めましょう。

バーは以下の通りいくつか種類に分けられます。

・オーセンティックバー
・ショットバー
・ダイニングバー
・ミュージックバー
・スタンディングバー
・アミューズメントバー

順に詳しく解説します。

オーセンティックバー

オーセンティックバー(Authentic Bar)という言葉をあまり聞きなれないかもしれません。
が、多くの人が「バー」と聞いてイメージするスタイル。

あなたが、
・大人な雰囲気を大切にしたい
・お酒と空間を堪能してほしい
・”本物のバー”を提供したい

のであれば、このオーセンティックバーかショットバースタイルにすると良いでしょう。

オーセンティック”とは『本物の』という意味で、
・重厚なバーカウンター
・大人の雰囲気漂う空間
・バーテンダーがカクテルを振っている

といった『バー』という格式、正統派スタイルを大切にしています。
それゆえ街中で独立しているバーもあれば、一流ホテルにもあるのがこのオーセンティックバーです。

[オーセンティックバー店舗例]
bar cafca. bar cafca. 公式Facebook
Bar 石の華 Bar 石の華 公式HP
BAR ADVANCE BAR ADVANCE 公式HP
Bar Ben Fiddich Bar Ben Fiddich 公式Facebook

ショットバー

ショットバー

ショットバーとは、『ワンショット』の意味合いで、お酒を一杯から注文するバースタイルのことです。

あなたの提供したいことが、
・大人の雰囲気の中でも気軽さを提供したい
・短い滞在時間でも楽しめるようにしたい
・初心者でも歓迎したい

のであればショットバースタイルもオススメです。

一杯飲んでその場で払う『キャッシュオンでデリバリー』を設けるなど、差別化すると、よりあなたらしいバーが出来上がります。

[ショットバー店舗例]
ロゼッタ ロゼッタ ぐるなび紹介ページ
Bar Pentatonic Bar Pentatonic 公式HP
Shot Bar XANADU Shot bar XANADU ぐるなび紹介ページ

ダイニングバー

ダイニングバーは、その名の通りお酒と食事を提供するスタイルのバーです。

あなたのコンセプトが、
・カジュアルな雰囲気にしたい
・若い人でも馴染みやすい空間にしたい
・女子会や二次会などの小パーティーも楽しめるようにしたい

などと決めているのであればこのダイニングバーが合いますね。

ただし、食事の提供があるので、厨房が必要です。
内装デザイン上で設計する際には厨房スペース、食事を提供するスタッフの導線などの確保も必要なのだと理解しておいてください。

[ダイニングバー店舗例]
THE CRAFTぐるなび紹介ページ
Wine bar Village(ヴィラージュ)食べログ紹介ページ
BAR españa(バル・エスパーニャ)BAR españa公式HP

ミュージックバー

ミュージックバー

ミュージックバーは、お酒と音楽を楽しめるバーのことです。

あなたの提供したいものが、
・BGM流れる空間でお酒を提供したい
・自分自身も音楽が好き

なのであればミュージックバーにするといいでしょう。

ミュージックバーと言っても様々です。
・ジャズやピアノの生演奏、BGMがあるバー
・レコードや最新の人気音楽を流すバー

など、あなたの好きな音楽や曲が顧客の好みとマッチングすれば、それだけでバーのリピーターにも成りえます。
ただし、音響機器やレコード等の準備、設置スペースが必要となるので内装デザインを設計する際には注意しましょう。

[ミュージックバー店舗例]
DJ BAR Bridge DJ BAR Bridge 公式HP
GINZA MUSIC BAR GINZA MUSIC BAR 公式HP
RECORD BAR analog RECORD BAR analog 公式HP
MUSIC BAR berkana MUSIC BAR berkana 公式HP
NO ROOM FOR SQUARES NO ROOM FOR SQUARES 公式HP

スタンディングバー

スタンディングバーとは、立ってお酒を楽しめるバーのことです。

低価格と気軽さから、利用者が増えてきているのがこのスタンディングバーです。
あなたが、
・安い料金で提供したい
・とにかく気軽さを重視したい
・顧客同士の出会いも大切にしたい

と考えるならスタンディングバーはオススメです。

人は座っているよりも立っている方が、距離間が近くなり会話も弾むものです。
低価格で楽しめて、かつ人同士が仲良くなれるきっかけの場を提供したいのであれば、スタンディングバーがぴったりです。

椅子がない分、費用やスペースが浮くのでその分デザインにこだわるのも良いでしょう。
抑えるべきポイントは
・テーブルの高さ
・テーブルの数

です。
立ち飲みするのに違和感のない高さのテーブルを用意しましょう。
また、椅子の配置が無い分スペースが空きますが、テーブルを多くしすぎて店内全体に圧迫感を感じさせることの無いよう意識しましょう。

[スタンディングバー店舗例]
Standing Bar Choi Standing Bar Choi 公式HP
スタンディングバー けむり スタンディングバー けむり 公式HP
StandingBar 333 (スタンディングバートリプルスリー)StandingBar 333 公式HP

アミューズメントバー

アミューズメントバー

アミューズメントバーはお酒と遊びを提供するバースタイルのことです。

あなたのコンセプトが、
・仲間同士で明るい雰囲気の中お酒も楽しめる空間
・共通の話題やゲームを一緒に楽しめる空間

なのであればアミューズメントバーがぴったりです。

アミューズメントバーは
・ダーツやビリヤードができるバー
・大きなテレビでスポーツ観戦ができるバー

などが挙げらる他、最近では
・占いができるバー
・マジックが見られるバー
・お化け屋敷がコンセプトのバー
・プラネタリウムのような内装のバー

など、かなり個性的なバーが増えてきています。
ニッチなターゲットに絞られたユニークなコンセプトなほど、内装デザインも決めやすいものです。

また、内装デザインでの注意点は、ビリヤードやダーツを設けるスペースがあるのか。
テレビを置くにしても配置をどうするかなど、座席数にも影響されるので店内の広さの確保が必要です。

[アミューズメントバー店舗例]
nano nano 公式HP
Hackers Bar Hackers Bar 公式HP 
Magic bar YOLO Magic bar YOLO公式HP
ザ・ロックアップ ザ・ロックアップ 公式HP
プラネタリウムBAR プラネタリウムBAR 公式HP
フォーチュンBAR タロット フォーチュンBAR タロット公式HP

バーのコンセプトに合った内装デザインを

バーのコンセプトに合った内装デザインを

バーの内装デザインは、あなたのコンセプトに合わせたものであるべきです。

細かく具体的にコンセプトとターゲットを明確にすることで、内装デザインを決めることができるからです。
コンセプトは、5W2Hの通りに考えていくと決まりやすくなります。

・What…どんなお酒を売るのか
・Why…なぜそのバーを利用するのか
・Who…誰にバーを提供するのか
・When…いつそのバーを利用するのか
・Where…どこでバーを設けるのか
・How…どんなバーなのか(ショットバーなのか、スタンディングバーなのか)
・How much…いくらでお酒を提供するのか

5W2Hを踏まえて、具体例を3つあげてみます。
例1:仕事帰りに静かに飲みたい人のためのバー
例2:仲間たちとリフレッシュできるようなバー
例3:レトロな音楽が好きな人のためのバー

それぞれのコンセプトに合うような内装デザイン案をお伝えしていきますね。

バーコンセプト例1:仕事帰りに静かに飲みたい人のためのバーにしたい

バーコンセプト例1:仕事帰りに静かに飲みたい人のためのバーにしたい

1つ目の例として、仕事帰りに静かに飲みたい人のためのバーにしたい場合。

まずは、5W2Hに沿って書き出してみましょう。
[例]
・What…お酒を飲みたい
・Why…一息つきたい
・Who…20代後半~30代のサラリーマン、OL
・When…残業を終えた帰宅途中(20時~21時ごろ)
・Where…東京駅八重洲口付近で
・How…緊張感なく気軽に寄れる
・How much…一杯700円~

以上の5W2Hの内容から、

[おすすめのバースタイル]
・オーセンティックバー
・ミュージックバー
・ショットバー

[内装デザイン案]
・暗めの間接照明
・ラグジュアリーな内装
・BGMは物静かなジャズや水音
・木の温もりを感じられる自然素材を使用
・ローテーブルとイスで長時間でも居座れる環境

などのアイデアが挙げられます。

バーコンセプト例2:仲間たちとリフレッシュできるようなバーにしたい

バーコンセプト例2:仲間たちとリフレッシュできるようなバーにしたい

続いて2つ目の、仲間たちとリフレッシュできるようなバーにしたい場合。

同じように5W2Hに沿って書き出してみましょう。
[例]
・What…お酒を飲みたい
・Why…楽し気持ちになりたい
・Who…20代学生、社会人になりたてのサラリーマン、OL
・When…週末の仕事帰り(18時~19時ごろ)
・Where…渋谷、六本木、原宿
・How…話し声も気にならないような明るい空間
・How much…一杯800円~

以上の5W2Hの内容から、

[おすすめのバースタイル]
・アミューズメントバー
・スタンディングバー
・ミュージックバー
・ダイニングバー

[内装デザイン案]
・カジュアルな内装
・Jazz、DJ、POPSをBGMにする
・明るすぎない間接照明、またはネオンカラー
・ダーツやテレビを設けてお酒以外も楽しめる空間

などのアイデアが挙げられます。

バーコンセプト例3:レトロ音楽が好きな人のためのバーにしたい

バーコンセプト例3:レトロ音楽が好きな人のためのバーにしたい

最後に3つ目の、レトロ音楽が好きな人のためのバーにしたい場合。

同じように5W2Hに沿って書き出してみましょう。
[例]
・What…好きな音楽を楽しみながらお酒を飲みたい
・Why…同じ趣味を持つ人と知り合いたい
・Who…30代後半~40代の男性、女性
・When…週末の仕事帰り(20時~22時ごろ)
・Where…池袋、上野
・How…ふらっと寄れて気軽に過ごせる
・How much…一杯800円~

以上の5W2Hの内容から、

[おすすめのバースタイル]
・オーセンティックバー
・スタンディングバー
・ミュージックバー
・ショットバー

[内装デザイン案]
・ビンテージ風な内装
・明るすぎない間接照明
・70年代~80年代の曲をBGMにする
・オールディな空間を演出できるようアンティークな家具

などのアイデアが挙げられます。

バーのコンセプトを決める時の注意

バーのコンセプトを決める時の注意

バーのコンセプトが決まれば内装デザインの設計もスムーズに行えます。
その際の注意点が2点あります。

・バーの種類を混ぜすぎない
・あなたのこだわりと顧客のニーズのバランスに気を付ける

詳しくお伝えします。

バーの種類を混ぜすぎない

1つ目の注意点はバーの種類を混ぜすぎないことです。

バーの種類を混ぜすぎるということは、コンセプトとターゲットに合っていないバーになります。

オーセンティックバーとアピールしているのに、アミューズメントバーのようなカジュアルな雰囲気を見せたり、
ミュージックバーと宣伝しているのに音楽のないショットバーとなってしまったり。

バーの種類はできるだけ1つに絞り、コンセプトに合わせた空間を提供できるようにしましょう。

あなたのこだわりと顧客のニーズのバランスに気を付ける

2つ目の注意点はあなた自身のこだわりと、顧客のニーズのバランスに気を付けるという点。

具体的に言いますと、あなたの趣味に走り過ぎるないということです。
例えば、正統派のバースタイルを重要視しすぎて、シャンデリアやテーブルや椅子も格式の高いものばかりに統一。

統一することで確かに重厚感や高級感は感じられます。
が、いわゆる「お高そうなバーだな」と、人によっては今後利用するのに躊躇してしまう印象に。

それがあなたのターゲットに合った内装であればOKです。
が、決めていたターゲットのニーズに合わせた内装でなければ、その後リピーターになってくれません。

あなたのバーでしか提供できないオリジナリティさと、顧客のニーズとのバランスを取ることがとても重要なのです。

バーの内装デザインはあなたのこだわりと顧客のニーズが形になったもの

新しくバーを開業したいあなたへ、バーの種類と内装デザインを決めるコツについてお伝えしました。

バーは、あなたのコンセプト、ターゲットのニーズに合った内装デザインが上手くマッチングすることが重要です。

これらのポイントがいかに決まっているかで売上に大きく影響を与えることになります。
だからこそあなた自身が決めたコンセプトやターゲットを明確に決めていくことが重要なのです。

そしてコンセプトに基づいたあなたのイメージするデザインを、きちんと内装工事業者に伝えて下さい。
「レイアウトはこのようにしたい」「配色はこうしたい」など、あなたのイメージをきちんと意思表示して、積極的に伝えていくことが大切です。

ここで、Idealが施行を担当しましたバーの事例を1つご紹介します。

Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、あなたの提供したいものを細かく丁寧に形にしていきます。
今回の事例の様に、あなたの希望や提供したいものを根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。

バー開業のために、あなたが提供したいものを汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することがIdealの強みです。

あなたの夢のバーが出来上がるよう、丁寧に手助けをしてくれます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。

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