2021.02.04  2021.02.05|店舗デザイン

小さな子どもも一緒に通える美容院

小さな子どもも一緒に通える美容院

「子連れOKな美容院をオープンしたい。どんなことに気をつけたらいい?」というお客様への記事です。

当記事では、美容院のキッズルームに必要な設備3点をお伝えいたします。

「キッズルームをどうやって設置するかどうか」は、美容院作りの悩みの一つとして挙げられるでしょう。
ママたちが子連れでも気軽に利用できる美容院を作りたい…と、考えるならばキッズルームは作るべきです。

「子連れOK」とアピールしながらも、キッズルームがない美容院と、キッズルームがある美容院では、ママたちの利用頻度に差が出てしまうのは明白だからです。

では、キッズルームを設置するのに気をつけるべきことは何か。
当記事で、お伝えしていきます。

お子様連れのお客様を考える

お子様連れのお客様を考える

美容院として最低限心がけるべきことは、子連れで来店されたとしても優しくお出迎えすることです。

キッズスペースを設けるにあたって、
・子連れで来店するママの心境
・子どもの目線に立った環境作り
を、意識する必要があります。

それぞれお伝えいたしますね。

子連れで来店するママたちの心境

小さなお子様を連れて美容院に行くママたちの心境としては、
・泣き出さないか
・騒ぎ出さないか
・長時間待ってられるかな
・あちこち動き回らないか
・お店のものを触って壊さないか
・他のお客様に迷惑にならないか
・美容師さんに「騒がしいな」と思われないか
など、ママによってはひたすらネガティブに感じてしまうものです。

たとえ『子連れOK』とアピールしている美容院だとしても…

こうした小さなお子様を連れて来られるママの心境を理解しておくことで、美容院側も心構えができるのではないでしょうか。

美容院として「お子様が泣いても大丈夫」「ご迷惑だなんて決して思わない」という姿勢をアピールすることで、ママも心から安心して施術をお願いできるでしょう。

子どもの目線からみた環境作り

子どもの目線からみた環境作り

キッズスペースはお子様が利用する場所です。

ですから、子どもの目線に立ったキッズスペース作りを意識しましょう。

例えば、
・ケガや事故防止が徹底された環境作り
・子どもが楽しそうと思える装飾や色合い
・子どもの興味を引くような絵本やおもちゃ、DVD
・季節によっては、換気設備や加湿器を設置する
など、子どもにとって良い環境であることがポイントです。

大人の目線だけで作った環境では、子どもたちに受け入れられないキッズスペースとなる可能性があります。

例えば、美容室の一角にクッションマットを設けているだけのような、簡素で寂しいスペースであってはいけません。

「どんなおもちゃがあると良いかな」
「どんな装飾があったらワクワクするかな」
と、子どもたちのトレンドを敏感キャッチすることも必要でしょう。

美容院に訪れる度に、おもちゃや飾りが違うだけで、子どもたちも喜んでくれるようになります。

キッズルームが完備されている美容院は少ない

キッズルームが完備されている美容院は少ない

実際、キッズルームが完備された美容院は多いとは言えません。

子育て中のママでも「子連れで美容院に行きにくい」と、思われるのが現状です。
その理由は、子どもを連れて美容院に通うこと自体、日本ではあまり見られていないからです。

ですが、子連れにも優しい美容院は、今後需要が高くなると予想されます。
子連れ出勤や子連れカフェなど、お子様を連れての外出に、社会全体が優しくなっていくことが予想されているからです。

それらを踏まえて”子連れOKな美容院”も、今後は増えていくことでしょう。

美容院にキッズルームを設ける時の最低限のポイントは3つ

美容院にキッズルームを設ける時の最低限のポイントは3つ

美容院にキッズルームを設ける時の大前提としては『ママやスタッフの目が届きやすい場所に設置すること』
→なにかあった際、すぐに対処できるようにするため。

ママや美容師の視界に入る範囲に、キッズスペースを設置することが大前提です。
また、可能であれば、保育士や幼稚園の免許保持者をスタッフとして雇うことも検討しておきましょう。

その上で、ポイントは次の通り。
①ガラス張りの個室
②ケガ防止のための対策
③厚手のプレイマット設置

以上3つのポイントについてお伝えしていきます。

キッズルームに必要な設備①ガラス張りの個室を用意

ポイント1つ目は、ガラス張りの個室を用意しておくことです。

キッズスペースは、できる限り個室で用意しましょう。

施術するスペースと同じ一角にキッズスペースを用意してしまっては、お子様がママに構ってほしくなり、施術どころではなくなってしまいます。

個室であると同時に、ガラス張りであると、なお良いでしょう。
子どもの様子が見やすくなります。

個室全面をガラス張りに出来なくても、ガラス窓がついかキッズルームにするのもアリです。
ママが子どもを関しできるような構造にしておくことを意識しましょう。

キッズルームに必要な設備②ケガ防止のための対策

キッズルームに必要な設備②ケガ防止のための対策

2つ目のポイントは、ケガ防止のための対策をすることです。

子どもの思わぬケガを防止するために、
・高い背丈の棚は置かない
・柔らかい素材を選定する
・テーブルや棚の角はR型にする
・壁にクッション性のある素材を設ける
・高いところに子供の興味が湧きそうなものを置かない
などの工夫が必要になります。

基本的には、子どもの目線に合わせた背丈のものを取り入れることです。
子どもが過ごすスペースになるので、安心、安全には十分配慮しましょう。

キッズルームに必要な設備③厚手のプレイマットを敷いておく

キッズルームに必要な設備③厚手のプレイマットを敷いておく

3つ目は、床に関する設備です。
厚手のプレイマットを敷いておきましょう。

キッズスペースは、子どもがごろ寝やハイハイしやすいような環境であることが重要です。

思わず転んでケガをすることがないよう、床は柔らかく、厚い素材のプレイマットを敷いておきましょう。

安心して利用できる事とおしゃれも忘れない

安心して利用できる事とおしゃれも忘れない

キッズスペースありの美容院開業を目指すのであれば、
・子どもにとって安全な場所
・ママにとって安心+リフレッシュできる場所
としての環境作りを意識しましょう。

毎日が忙しいママだからこそ、美容院だけでも気軽に利用したいと感じています。

ママの不安を解消しながらも、心からリラックスして施術を受けられる美容院は、それだけで魅力的です。
それほど貴重な美容院であればあるほど、長く愛される美容院になるでしょう。

まとめ:美容院×キッズスペースでママの心のゆとり回復を目指そう

まとめ:美容院×キッズスペースでママの心のゆとり回復を目指そう

子連れに優しい美容院の開業を目指しているお客様へ、キッズスペースの環境作りのヒントについてお伝えしてきました。

美容院にキッズルームを設けるのであれば『ママやスタッフの目が届きやすい場所に設置する』ことが大前提です。

その上で、
・ガラス張りの個室にする
・ケガ防止のための対策をする
・厚手のプレイマットを設置する
ことを抑えてキッズスペースを設けましょう。

ママとお子様にとって、安心、安全な環境であることが常に求められます。
かつ、ママのおしゃれでゆったりした時間を提供できる美容院を目指しましょう。

「キッズスペースの環境作りについては理解できました。ですがやることが多すぎて開店準備がスムーズに進められるか不安です」

このような悩みを抱くのであれば、ぜひIdealにご相談ください。
美容院だけでなく、保育園や託児所の開業にも強いIdealであれば、そのようなお客様の不安や負担を減らせるかもしれません。

Idealでは、
・デザイン設計
・内装工事の施工
・お店のパンフレット作り
・お店のWEBサイト作り
を、お受けいたします。

お客様の理想とする、子連れに優しい美容院が出来上がるよう、悩みや疑問点に一つ一つ対応いたします。
まずは一度、ご相談してみてはいかがでしょうか。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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