2022.04.18  2022.04.21|店舗デザイン

カウンター席デザインのコツ!役割・メリット・形・施工事例も!

カウンター席デザインのコツ!役割・メリット・形・施工事例も!

「店舗にカウンター席を施工した方がよいのか」「コンセプトに合うカウンター席をデザインする方法を知りたい」とお悩みではありませんか?カウンター席にはさまざまなメリットがあり、形やデザインなどによって与える印象や居心地が大きく異なります。

そこで今回はカウンター席の役割やメリットを解説します。形ごとの特徴やデザインするコツ、魅力的な施工事例についてもご紹介しますので、店舗の内装デザインや改装工事などをお考えの方はぜひ参考にしてください。

カウンター席の役割やメリット

カウンター席の役割やメリット

まずカウンター席の役割とメリットを理解しなければ、集客や売上のために自店舗にカウンター席を施工する必要があるのかを検討できません。主な役割とメリットを6点に整理して、紹介します。

店舗の第一印象を決める

店舗に入るとすぐに目に入るため、カウンター席は店舗の第一印象を決める「お店の顔」としての役割があります。またカウンター席の居心地の良さは、集客や売上に大きく影響します。居心地が悪く不快感を感じれば、顧客の滞在時間が短くなり、客単価が下がってしまうからです。

食品衛生に対する安心感を与える

ほとんどのカウンター席は厨房に面して作られるため、顧客はカウンター席から厨房の様子を見ることができます。提供される料理や飲み物が作られる様子が分かるため、料理への安心感を顧客に与えます。

なお従業員にとっても、顧客から常に安心してもらえるように食品を扱うという意識を保つことができます。

調理工程をパフォーマンスとして見せられる

カウンター席から厨房内が見えることで、調理工程をパフォーマンスとして見せられます。「調理師が食材を焼き上げる様子」や「バーテンダーがカクテルを作り上げるパフォーマンス」などは顧客にとってエンターテイメントになります

また注文してから食事が提供されるまでの時間に楽しんでもらえることで、顧客が退屈することなく満足感を得られるでしょう。

顧客とのコミュニケーションが増える

カウンター席は顧客と従業員の距離が常に近い状態になるので、コミュニケーションが自然と生まれます。従業員との間でコミュニケーションが増えると、顧客に居心地の良さを感じてもらいやすくなるでしょう。

顧客とのコミュニケーションが深まり信頼感が増すことで、リピーターの獲得につながります。

料理や飲み物を効率よく提供できる

カウンターを挟んで従業員と顧客が対面しているので、テーブル席よりも効率よく料理やドリンクを提供したり空き皿を下げたりできます。

またカウンター内からカウンター席に座る顧客の様子がよく見えるため、料理や飲み物の進み具合を確認しながらベストなタイミングで提供できる点もメリットです。

「おひとりさま」を集客しやすい

カウンター席を施工することで、単独で来店する顧客を集客しやすくなります。テーブル席と比べると、カウンター席には1人で気兼ねなく座ることができます。厨房の様子を見たり従業員とコミュニケーションを取ったりできるため、料理が提供されるまでの時間も退屈することなく過ごせるからです。

またカウンターに1人掛けの席が並ぶことで、店舗のスペースを無駄なく使えます。単独の顧客は連れ合いとの会話がない分だけ滞在時間が短くなるので、積極的に集客すると回転率が上がるメリットも期待できます。

カウンター席の形

カウンター席の形

カウンター席の役割とメリットを踏まえて自店舗に施工することを決めたら、カウンター席の形を確認しましょう。大きく分けて3種類あり、種類ごとに特徴や雰囲気が変わりますので、店舗のコンセプトに合致する形を選びましょう。

I字型カウンター

I字型カウンターは最も一般的な形のカウンター席で、バーや居酒屋、ラーメン店などの幅広い業態へ導入されています。一面のみのカウンターなので、費用を抑えたい場合や限られたスペースに無理なく施工したい場合に適した形です。

またI字型カウンターには顧客が一列に座り、カウンターを挟んで従業員と対面する形になります。お互いの距離が近いために、顧客と従業員がコミュニケーションしやすいことが特徴です。顧客と従業員が会話を楽しむカジュアルな店舗に向いています。

ただしカウンターの幅が長くなりすぎると、従業員の目が届きにくくなります。顧客の状況を確認することが難しいと十分なサービスを提供できなくなる可能性がありますので、接客方法を検討しましょう。

L字型カウンター

L字型カウンターはI字型カウンター2台が垂直につながっている形で、前方だけでなくサイドからも厨房を見れます。席がないサイドには従業員の出入口や保管スペースが設けられるので、無駄がない形です。落ち着いた雰囲気になるので、高級店によく導入されている形です。

L字型カウンター席では顧客と従業員がコミュニケーションしやすいので、調理工程をパフォーマンスとして見せることに適した形になります。「目の前で食材を焼いてくれる鉄板焼き屋」「魚をさばく寿司屋」「見栄えのよい盛り付けにこだわった創作料理屋」などに向いています。

コの字型カウンター

コの字型カウンターは名前の通りにカタカナの「コ」の形に作られており、調理スペースを取り囲むようにカウンター席が施工されています。カウンターの中央に従業員が立つので、カウンター席の様子をくまなく確認できます。顧客の様子を見て空き皿やコップなどを下げたり、注文に悩んでいる顧客に声をかけたりできるので、細やかに接客できます。

また顧客同士が向き合う形なのでコミュニケーションが生まれやすく、L字型カウンターと比べると賑やかな雰囲気になります。したがって賑やかさと親しみやすさを演出したい大衆居酒屋などの店舗に向いています。

カウンター席をデザインするコツ

カウンター席をデザインするコツ

自店舗に施工するカウンター席の形を決めたら、具体的にデザインしていきましょう。カウンター席のメリットや特徴を最大限に発揮するためには、いくつかのコツがあります自店舗のコンセプトによって導入できるコツは異なりますので、一つずつご確認ください。

コンセプトに合った高さにする

カウンター席には、「ローカウンター」「ミドルカウンター」「ハイカウンター」の3種類の高さがあります。カウンター席の高さによって、店内の雰囲気を大きく変えることが可能です。店舗のコンセプトに適したカウンター席の高さを選びましょう。

カウンター席の高さごとのメリット・デメリットについて、下の記事に詳しくまとめてありますので併せてご覧ください。

従業員と顧客の目線の高さを考慮する

店内の雰囲気だけではなく、顧客に快適さや安心感を感じてもらうためにも、カウンター席の高さに十分配慮しましょう。カウンター席が低すぎると従業員が顧客を見下す状態になり、反対に高すぎると顧客がゆったりと席に座れなくなります。

「パーソナルスペース」を確保する

顧客に居心地の良さを感じてもらうためには、カウンターの幅を広くしてパーソナルスペースを確保する必要があります。パーソナルスペースとは対人距離とも呼ばれ、他人に近づかれると不快に感じる空間を指します。つまり隣の席との間隔がパーソナルスペースを侵害していると、顧客は居心地の悪さを感じることがあります。

しかしパーソナルスペースには個人差があり、顧客1人ひとりに合わせることは難しいです。日本人の体格を基準とすると、顧客1人当たり60cm以上のカウンター幅が必要です。よりゆったりとくつろいでもらいたい場合には、1席の幅を60cmより広く取ってください。

ただし1席の幅を広くすると、座席数は少なくなります。店舗のコンセプトや売上目標などに応じてカウンターの幅を決めましょう。

荷物を置く場所も確保する

カウンターテーブルの下にフックを付けたり、荷物の入るバスケットを足元に置いたりして荷物を置く場所も確保しましょう。カウンター席はテーブル席と比べると、顧客1人が使えるスペースが狭くなりがちです。

そのためカウンター席に座る顧客は、バッグや上着などを置く場所に困ってしまいます。安心して荷物を置けるスペースやハンガーなどが用意されていると、顧客から好印象を抱かれます。

足掛けや足置きを作る

足掛けのできる椅子を置いたり、カウンター下に足置き台を施工したりすることで、顧客が座りやすくてくつろげることも重要です。特にハイカウンターの場合は椅子の座面が高いので、背が低い顧客は腰を掛けるのに苦労します。

また床に足がつかないとリラックスできないので、ハイカウンターは顧客にゆっくりと過ごしてほしい店舗には適さないです。そこでなるべくくつろげるように、ハイカウンターには足置き台などを設置するといいわけです。

カウンター席の施工事例

カウンター席をデザインするコツを押さえた魅力的な店舗の施工事例を参考にして、より具体的にデザインを固めていきましょう。IDEALが施工したカウンター席の事例を5つご紹介します。

キッチンのライブ感を楽しめるカウンター席

キッチンのライブ感を楽しめるカウンター席

「うなぎ四代目菊川ムスブ田町店」様のI字型カウンターの前にはガラスで仕切られた厨房があるので、カウンター席から調理工程が見えます。焼き置きをせずに注文を受けてからうなぎをさばいて提供しているため、カウンター席の顧客は注文から食事が提供されるまでのライブ感を味わうことができるのです。

捌かれたうなぎが焼き上がり器に盛りつけられるまでのストーリーを、エンターテイメントとして間近で感じられる造りになっています。

落ち着いて会話を楽しめるコンパクトなカウンター席

落ち着いて会話を楽しめるコンパクトなカウンター席

会員制バー「THE LONER」様の内装には、省スペースでも配置できるI字型カウンターを導入しました。ツヤ素材を使用して、高級感があり落ち着いた雰囲気に仕上げました。またカウンター席の座席間隔を近めにすることで、顧客同士のコミュニケーションが生まれやすくなっている点も特徴です。

カウンター席の前には間接照明で美しく照らされたボトル棚を配置。黒がメインの内装とのコントラストで、大人の空間を演出しています。

シンプルでカジュアルなカウンター席

シンプルでカジュアルなカウンター席

「Italian Ristorante 碧い月」様のカウンター席には余計な装飾がなく、シンプルな印象です。厨房との間に仕切りがなくオープンになっているので、従業員と顧客が気軽にコミュニケーションできます。

カウンターの両サイドには従業員の出入口と食器棚を備え付けて、無駄のない造りに仕上げました。カウンター席の椅子の下に荷物を置けるスペースが確保されています。

スタイリッシュで遊び心のあるカウンター席

スタイリッシュで遊び心のあるカウンター席

「BAR RIZE-8」様は、テーブル席がないカウンターバーです。黒を基調としたシンプルな空間に、ブルーライトのアクセントが効いたL字型カウンターがとてもスタイリッシュに映えています。

カウンターテーブルに照明を入れることで、顧客の目の前に置かれたお酒のグラスが浮かび上がる仕様に。ゆっくりとお酒を楽しんでもらえるように遊び心のある工夫がされています。

ゆったりとくつろげるカウンター席

ゆったりとくつろげるカウンター席

「ねっこcafe」様のカウンター席は、ゆっくりと時間が流れていくような癒しの場所です。顧客が時間を気にせず過ごせるように、カウンター席の目の前にコンセントを設置しました。

また厨房を隔てるために「カウンター席よりも高い付け台」を設けて、洗い場が顧客から見えないようにデザインしてあります。雑多な厨房を目隠しすることで、顧客がくつろげる空間が演出されています。

コンセプトに合う魅力的なカウンター席をデザインしよう!

コンセプトに合う魅力的なカウンター席をデザインしよう!

店舗のコンセプトに合う最適な形を選びコツを押さえることで、居心地がよく顧客満足度の高いカウンター席をデザインできます。今回ご紹介した施工事例を参考にして、売上と集客を伸ばせる魅力的なカウンター席を施工しましょう。

IDEALはカウンター席を含む内装のデザイン・施工から物件探し、資金調達、Web集客などをワンストップソリューションとしてご提供できることを強みとして、豊富な実績がございます。

店舗の開業や改装、移転などをご検討中の際には、ぜひお問い合わせください。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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