2020.12.28  2023.05.01|新規開業ノウハウ

エステサロン開業の流れとは?必要なものや資金、助成金まで解説!

エステサロン開業の流れとは?必要なものや資金、助成金まで解説!

「エステサロン開業の準備をどう始めたらよいか分からない」「必要なものや開業資金の相場を知りたい」とお悩みではありませんか?初めて開業するときには何かと迷うものですが、失敗しないためには開業の流れとポイントを押さえる必要があります。

そこで本記事ではエステサロン開業の流れを紹介したうえで、事業計画書の作成や物件探し、集客のポイントを解説します。必要なものや開業資金、資格、届出・許可についても紹介しますので、エステサロン開業を検討中の方はぜひご覧ください。

目次

  1. エステサロンを開業する流れ
    1. ステップ1:事業計画書を作成する
    2. ステップ2:店舗物件選びと内装デザイン・工事をする
    3. ステップ3:開業に必要な資金を調達する
    4. ステップ4:開業に必要な資格取得や人材採用をする
    5. ステップ5:営業に必要なものを揃える
    6. ステップ6:開業に必要な届出や許可を申請する
    7. ステップ7:集客方法を決めて宣伝広告する
  2. エステサロンの事業計画書を作成するポイント
    1. 明確なコンセプトを設定する
    2. 開業資金を正確に計算する
    3. 綿密な収支計画を立てる
  3. エステサロン物件探しのポイント
    1. ターゲットを集客できるエリアを探す
    2. 治安と交通の便が良い立地を選ぶ
    3. 物件の種類(自宅か店舗か)を検討する
  4. エステサロンの開業資金
    1. 開業資金の相場
    2. 開業資金の内訳
    3. 開業資金の調達方法
  5. エステサロン開業に必要な資格取得と人材採用
    1. 日本エステティック協会の認定エステティシャン
    2. 日本エステティック業協会の認定エステティシャン
    3. CIDESCO-NIPPONのビューティー・セラピー・ディプロマ
    4. 人材採用のポイント
  6. エステサロン開業に必要なもの
    1. 大型什器
    2. 小物備品
    3. スタッフが使用する消耗品
    4. 顧客のためのおもてなしグッズ
  7. エステサロン開業に必要な届出や許可
    1. 開業届または法人設立届
    2. 施術内容により必要となる届出や許可
  8. エステサロン集客のポイント
    1. Webサイトを効果的に利用する
    2. SNS上でキャンペーンを実施する
    3. オフライン集客も組み合わせる
    4. 景品表示法や薬機法を遵守する
  9. ポイントを押さえて集客と売上を伸ばせるエステサロンを開業しよう

エステサロンを開業する流れ

エステサロンを開業する流れ

エステサロンの開業するためには、さまざまな準備が必要です。開業準備の計画を立てられるように、大まかな流れをご紹介します。各ステップの詳しい方法や注意点などについては、後ほど解説していきます。

ステップ1:事業計画書を作成する

まずはエステサロンのコンセプトを決めて、事業計画書を作成します。経営方針を明確にして、資金計画を立てましょう。店舗作りの指標になるうえ、融資や補助金などを申請するために必要な書類ですので、緻密な事業計画書をまとめる必要があります。

ステップ2:店舗物件選びと内装デザイン・工事をする

市場調査をしてからエステサロンを開業するエリアを絞り、コンセプトに合う店舗物件を選びましょう。物件の種類や内装デザインによって工事費用が大きく変動しますので、予算内に収まるように経費を細かく計算することも大切です。

なおエステサロンの内装デザインと工事について、下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

ステップ3:開業に必要な資金を調達する

店舗物件選びと並行して、開業に必要な資金を調達しましょう。店舗の場所や規模にもよりますが、エステサロン開業資金の相場は100〜1000万円です。自己資金だけで開業資金をまかなえない場合には、融資や補助金、助成金の申請も検討してください。

ステップ4:開業に必要な資格取得や人材採用をする

エステサロンの集客と売上を伸ばすために、開業に必要な資格取得や人材採用もしましょう。開業に必須の資格はありませんが、提供する施術内容によって資格を取得する必要があります。

人材採用においては、スキルや資格等の採用条件を明確にして募集をかけましょう。効率的に有能な人材を採用するために、求人サイトや採用オウンドメディアなどを活用しましょう。

ステップ5:営業に必要なものを揃える

エステサロンの営業には、さまざまな設備や什器などが必要です。小物(シーツやタオル)から大型什器・機器(施術台や加湿器など)まで、コンセプトや業態に合わせて必要なものを揃えていきます。開業資金が不足しないように、正確な購入費用を計上しておきましょう。

ステップ6:開業に必要な届出や許可を申請する

エステサロン開業に必須の届出や許可は、開業届(個人事業主の場合)や法人設立届(法人の場合)です。施術内容によって、特別な届出・許可が必要です。開業するエステサロンの業態に応じて、必要な届出や許可を確認しておきましょう。

ステップ7:集客方法を決めて宣伝広告する

準備を整えて開業しても、顧客を集客できなくては売上を獲得できません。ターゲットとする顧客層に合わせて、オンラインとオフラインの集客手段を組み合わせましょう。特にエステサロンの宣伝広告においては、法令を遵守するように注意してください。

エステサロンの事業計画書を作成するポイント

エステサロンの事業計画書を作成するポイント

開業準備は、事業計画書の作成から開始されます。店舗の事業内容や経営方針、収支計画などをまとめた書類が事業計画書。融資や補助金を申請するための必要書類ですので、ポイントを押さえて作成しましょう。

明確なコンセプトを設定する

市場調査をして開業するエステサロンのターゲットとポジションを設定したうえで、コンセプトを設計します。施術内容によって開業前に届出や資格取得が必要になりますので、提供する具体的なサービス内容まで検討しておきましょう。

例えばターゲットとして「女性」を選ぶなら、具体的な属性(年代や職業、婚姻歴、住まい、趣味など)まで設定してください。具体的なターゲットを設定すれば、競合サロンから差別化を図る独自のポジションを検討しやすくなるからです。

コンセプトをまとめるときには、「5W2H」のフレームワークに当てはめてを言語化する方法がおすすめです。飲食店のコンセプト設計の具体例を下の記事にまとめてあります。エステサロンや販売店などの店舗全般に有効ですので、併せてご覧ください。

開業資金を正確に計算する

エステサロン開業に必要な資金は主に初期費用と運転資金に分けられます。内装工事費や採用費などの各経費を正確に計算しましょう。特に備品購入費については、物件の種類や業態によって大きく変動する点に注意が必要です。

正確な開業資金を計算したら、資金調達の方法を検討してください。資金調達方法として、例えば日本政策金融公庫の「新創業融資」が挙げられます。申請方法や必要書類を確認して、申請準備を開始しましょう。

綿密な収支計画を立てる

集客力や顧客満足度を上げる方法を検討したうえで、開業後の綿密な収支計画(利益目標や固定費の節約方法など)を立てましょう。安定して利益を出し続けられる収支計画は、融資や補助金などの審査を通るために必須です。毎月の固定費を踏まえて、目標達成に必要な売上額や集客数を計算してください。

エステサロン物件探しのポイント

エステサロン物件探しのポイント
出典:IDEALショップ施工事例「SLENDA GINZA」

事業計画書にまとめた予算を踏まえてエステサロン物件を何件も比較していると、選び方に迷うことがよくあります。今から紹介するポイントを押さえたうえで、集客と売上を獲得できる物件を探しましょう。

ターゲットを集客できるエリアを探す

エステサロン物件探しの重要ポイントとして、まずターゲットを集客できるエリアを探しましょう。ターゲットとする顧客層の生活行動や職業などを分析して、頻繁に出入りするエリアを絞り込んでください。

またエステサロンの多くの顧客は、予約してから来店します。同じエリア内に競合エステサロンが営業していても、独自のコンセプトを打ち出して差別化を図れたら固定客を獲得できる可能性があります。ただし条件のよいエリアでは賃料が高い傾向にある点に注意しましょう。

治安と交通の便が良い立地を選ぶ

治安の良さも、物件選びのポイントです。特に夜間まで営業する場合や女性をメインターゲットとする場合は、女性が1人でも安心して通える立地を選びましょう。

また交通の便がよい物件も、集客に有利です。ターゲットに応じて、電車を利用する顧客層を集客するには駅から近い立地を選び、駐車場を確保できる大通りに近い立地を選べば車移動の多い顧客を呼び込めます。

物件の種類(自宅か店舗か)を検討する

エステサロンを開業できる物件として、所有する自宅と賃貸物件の店舗があります。両者の特徴を比較検討しましょう。

自宅のエステサロンは、立地の制約や近隣トラブルの危険性がデメリットですが、メリットとして初期費用を抑えられます。店舗のエステサロンには初期費用がかかりますが、好きな立地を選びやすく、営業に特化した内装をデザインできるメリットがあります。

エステサロンの開業資金

エステサロンの開業資金

緻密な事業計画や収支計画を立てるために、エステサロン開業資金の相場や内訳、調達方法を把握することが役立ちます。物件の種類によって開業資金が変動する点に注意しながら、確認していきましょう。

開業資金の相場

自宅を改装してエステサロンを開業する費用の相場は、100万円〜500万円程度です。設備費用を抑えることで、50万円以内に収まる場合もあります。新たに物件を取得する費用(礼金や賃料)がかからない分だけ、賃貸物件に開業するよりは安くなります。

一方で賃貸物件に開業する費用の相場は、300万円〜1,000万円程度です。スケルトン物件を契約すれば、自宅に開業するよりも自由にレイアウトを決められます。毎月の固定費として支出する賃料は立地や規模によって変動しますが、20-50万程度です。

開業資金の内訳

エステサロン開業資金は主に初期費用と運転資金に分けられますが、さらに細かい内訳を表にまとめました。事例として、自宅(ローン完済済で店舗面積10坪)と賃貸店舗(賃料20万円で10坪のスケルトン物件)にエステサロンを開業するための費用を試算しました。

初期費用の内訳
[(開業準備に必要)
所有する自宅
(ローンなしの10坪)
スケルトン物件
(賃料20万円の10坪)
物件取得費0円120万円程度
内装工事費130万円程度210万円程度
広告費20万円程度20万円程度
備品購入費50万円程度50万円程度
6カ月分の運転資金500万円程度600万円程度
合計700万円程度1000万円程度

開業資金の内訳について大きく異なる点は、物件取得費の有無です。ただし居抜き物件を契約すれば、内装の設備費や工事費を抑えられます。造作譲渡料を支払うことで、前借主が施工した設備や備品を活用できるからです。なおローンで自宅を新たに購入する場合には、頭金を支払う必要があります。

運転資金の内訳
(開業後に必要)
自宅
(ローンなしの10坪)
スケルトン物件
(賃料20万円の10坪)
賃料毎月0円毎月20万円程度
人件費毎月40万円程度毎月40万円程度
水道光熱費毎月20万円程度毎月20万円程度
宣伝広告費毎月10万円程度毎月10万円程度
仕入れ費毎月10万円程度毎月10万円程度
合計毎月80万円程度毎月100万円程度

毎月支出する運転資金の内訳も物件に関する費用(賃料)に違いがあり、スケルトン物件では賃料を毎月支払う必要があります。ただし自宅のローンを完済していなければ、毎月の返済が必要です。

開業資金の調達方法

エステサロン開業資金の調達方法は主に5つに分類され、下記のとおりです。

  • 自己資金
  • 親族や知人からの借入
  • 民間金融機関や公的機関からの融資
  • クラウドファンディング
  • 国や地方自治体からの補助金・助成金

開業準備を始めるまでに、自己資金をなるべく蓄えておきましょう。融資や補助金を申請するために、自己資金額が条件となる場合があるからです。また親族や知人から借入する場合には、借用書を作成して金銭トラブルを避けましょう。

次に融資を申し込む場合には、公的機関からの融資なら個人事業主や中小企業にも対応しています。例えば日本政策金融公庫の「新創業融資制度」では金利が低めに設定されており、保証人や担保が不要です。

参考:日本政策金融公庫「新創業融資制度」

最後にクラウドファンディングは支援者が集まらないリスクはありますが、支援者に優待券を贈ることで集客も同時にできるメリットがあります。国や地方自治体からの補助金・助成金においては審査から受給するまでに時間がかかりますが、返済不要である点がメリットです。

エステサロン開業に必要な資格取得と人材採用

エステサロン開業に必要な資格取得と人材採用

エステサロンへ集客するためには、顧客に信頼感と安心感を抱いてもらう必要があります。専門性をアピールするために、エステ関連資格の取得を検討してください。また顧客満足度が口コミとして広がりますので、人材採用を慎重に行いましょう。

日本エステティック協会の認定エステティシャン

業界最大級の日本エステティック協会は、以下の資格を認定しています。

  • AJESTHE認定エステティシャン
  • AJESTHE認定上級エステティシャン
  • AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー
  • CODES-JAPON認定ソシオエステティシャン

参考:日本エステティック協会「資格・検定について」

上記のソシオエステティシャンとは、医療・福祉機関と連携しながらエステティックを提供するエステティシャンです。

日本エステティック業協会の認定エステティシャン

1987年設立の日本エステティック業協会では、以下の資格の認定しています。

  • AEA認定エステティシャン
  • AEA上級認定エステティシャン
  • AEA認定インターナショナルエステティシャン

参考:日本エステティック業協会 「資格取得について」

現場経験がなくても、AEA認定校で上記の資格を取得できます

CIDESCO-NIPPONのビューティー・セラピー・ディプロマ

CIDESCO-NIPPONはベルギーで設立された民間団体で、以下の資格を認定しています。

  • Spa Therapy Diploma
  • Aromatherapy Diploma
  • Beauty Therapy Diploma
  • CIDESCO衛生管理資格

参考:CIDESCO-NIPPON「CIDESCOディプロマ」

なお一番下のCIDESCO衛生管理資格の取得条件は、他の3資格のどれかを取得することです。

人材採用のポイント

エステサロンは施術を提供する店舗ですので、人材採用のポイントは技術力の高いエステティシャンを採用することです。上記のエステ関連資格や現場経験を採用条件とすれば、資格保有者に即戦力として働いてもらえます。

さらに人材採用のミスマッチを防ぐためには、求めるエステティシャン像を明確にして掲載する採用媒体に明記しましょう。面接時に開業するエステサロンのコンセプトやポジションを伝えて、共感してもらえるかを確認してください。

エステサロン開業に必要なもの

エステサロン開業に必要なもの

エステサロンの施術に必要なものとして什器や備品、消耗品などがあり、購入や設置の費用を計算して開業前に揃える必要があります。顧客満足度を高めるために、おもてなし用品を提供することも検討してください。

大型什器

施術台やスツール、ワゴン、エステ機器といった大型の什器は、エステサロンの施術に最低限必要です。費用はかかりますが、顧客が使う什器に関しては心地よい素材や清潔感のある色を選びましょう。またフロア面積を取りますので、サイズを正確に確認することがポイントです。

小物備品

タオルやシーツ、スリッパ、ぺーパーショーツなどの小物備品も施術に使用します。顧客が触ったり身につけたりするので、清潔感のある色や肌触りの良い素材を選びたいです。しかし単価が高いと運転資金を圧迫しますので、品質と予算のバランスを考慮しましょう

スタッフが使用する消耗品

スタッフが使用する掃除用品やマスク、手袋などの消耗品は使い捨てて使用される物が多いので、切らさないように在庫管理をしてください。施術を受ける顧客に直接関係しなくても、エステサロンで清潔に施術を提供するために必須となります。

顧客のためのおもてなしグッズ

顧客のためのおもてなしグッズとして、BGM用音響設備やドリンク用カップ、観葉植物、タブレット端末などの購入を検討してください。開業するエステサロンのコンセプトに基づいて独自性を打ち出したり、施術内容や内装空間を引き立てたりできます。

エステサロン開業に必要な届出や許可

エステサロン開業に必要な届出や許可

エステサロンに必要な店舗や備品などを準備できても、届出や許可に不備があれば営業を開始することはできません。提供する施術内容に応じて必要となる法的要件が異なりますので、計画的に準備をしましょう。

開業届または法人設立届

「開業届」は、個人事業主としてエステサロンを開業する場合に必須です。エステサロンの売上に応じて税金を納めるために、開業から1ヶ月以内に税務署に提出します。また必須ではありませんが「所得税の青色申告承認申請書」を提出すると特別控除を受けられますので、事業開始から2ヶ月以内に税務署に提出してください。

参考 国税庁「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」

参考 国税庁「所得税の青色申告承認申請手続」

法人としてエステサロンを開業する場合には、「法人設立届」が必須です。法人設立から2ヵ月以内に、開業届と同じく税務署に提出します。「法人設立」とは、設立登記の手続きを指します。個人事業主として小規模のエステサロンを開業してから、店舗拡大や節税対策のために法人を設立することがあります。

参考 国税庁「内国普通法人等の設立の届出」

施術内容により必要となる届出や許可

開業するエステサロンでマッサージや顔剃りなどのオプションサービスを提供する場合には、特別な届出が必要です。施術内容に応じて必要となる届出を下表にまとめました。

施術内容届出提出先提出時期必要な資格
マッサージ施術所開設届保健所開設後10日以内あん摩マッサージ指圧師
まつエク
眉カット
美容所開設届保健所開設予定日の10日ほど前まで美容師免許
顔剃り理容所開設届保健所開設予定日の10日ほど前まで理容師免許
はり・きゅう施術所開設届保健所開設後10日以内はり師・きゅう師の資格

参考:千葉県「理容所・美容所の手続について」

参考:中央区「施術所の開設・変更・廃止」

参考:公益財団法人東洋療法研修試験財団「免許登録の案内」

参考:厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師国家試験の施行」

「マッサージ」と「エステ」や「もみほぐし」は、法的に異なります。エステやもみほぐしはリラクゼーションを目的として提供されますが、マッサージの目的は治療です。マッサージを提供する場合には、上記のあん摩マッサージ指圧師(国家資格)の取得が必須となります。

エステサロン集客のポイント

エステサロン集客のポイント

資格や届出の準備が終盤に入る頃にはエステサロンへの集客手段を決定して、具体的な宣伝広告活動を開始しましょう。法令を遵守したうえで、オンラインとオフラインを組み合わせてターゲットを集客してください。

Webサイトを効果的に利用する

顧客がエステサロンをWeb検索した際に、公式Webサイト上で店舗の情報を閲覧できると、安心して来店予約できます。まずは施術内容や料金、アクセス方法などの情報を正確に掲載しましょう。

さらに公式サイト上にブログを設置して、在籍するエステティシャンの経歴や営業の様子などを定期的に発信すれば、SEO評価を高めながら、集客効果を上げることを狙えます。

SNS上でキャンペーンを実施する

近年のネットユーザーたちは、Web検索エンジンだけではなくSNS上で口コミや評判を検索しています。またインスタやツイッターなどのSNSは、情報拡散力があります。

エステサロンの公式SNSアカウントを開設すれば、キャンペーンやイベントの情報を発信できます。SNSアカウントと公式Webサイトをリンクさせて、ユーザーを予約ページへ誘導しましょう。

オフライン集客も組み合わせる

ターゲットとする顧客の属性に応じて、上記のオンライン集客にオフライン集客も組み合わせると効果的です。ポスティングや地域誌の広告欄、壁看板などを活用して、新規顧客を呼び込みましょう。

オフライン広告に公式SNSアカウントや公式WebサイトのURLを掲載しておけば、予約ページへ誘導したり、SNS上で情報拡散を促したりできます。

景品表示法や薬機法を遵守する

宣伝広告活動では「景品表示法」と「薬機法」を遵守するように注意してください。不当表示や過剰広告は、顧客に誤解を与えてトラブルに発展する恐れがあります。日本エステティック振興協議会から「エステティックの広告表記に関するガイドライン」が発刊されていますので、参考にしてください。

参考:消費者庁「景品表示法とは」

参考:日本エステティック振興協議会「『エステティックの広告表記に関するガイドライン』発刊!販売しております。」

ポイントを押さえて集客と売上を伸ばせるエステサロンを開業しよう

ポイントを押さえて集客と売上を伸ばせるエステサロンを開業しよう

エステサロン開業準備は、基本的に飲食店や販売店などの店舗と同じ流れです。各ステップのポイントを押さえることでスムーズに準備を進めて、集客と売上を伸ばせるエステサロンを開業しましょう。

IDEALはエステサロンを始めとする店舗のコンセプト設計から物件探し、内装工事・デザインやWeb集客までをワンストップソリューションとしてご提供しております。

店舗の開業や移転、改装などを検討中の方は、ぜひご相談ください。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
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