2018.03.12 2020.08.07|新規開業ノウハウ
【喫茶店 開業】内装にこだわりのある喫茶店作り!考えるべき項目まとめ
喫茶店として成功させるためには内装にこだわりを持つことが重要です。なぜなら内装のデザイン次第で売り上げを左右するといっても過言ではないからです。
喫茶店の内装にはどのような種類があるのか知っておくと内装を決定するうえでとても役に立ちます。喫茶店を開業するときには特に内装デザインにこだわってみることをおすすめします。
今回は喫茶店の内装を決めるときのポイントや集客が見込める内装などを中心にご紹介します。
目次
喫茶店で内装にこだわらなければならない理由とは?
喫茶店が内装のデザインにこだわらなければならない最大の理由としてはデザイン次第で店内での過ごしやすさが大きく変わってくるということが挙げられます。
喫茶店を利用する目的は人それぞれですが、基本的には「ゆっくり過ごしたい」「憩いの場にしたい」という目的を持って来店する人がたくさんいます。
喫茶店を繰り返し利用してもらうためには、やはり多くの人が「過ごしやすい」と感じる内装にこだわる必要があるといえるでしょう。
どんな内装の喫茶店があるもの?
喫茶店の代表的な内装例をしておくと、コンセプトとマッチした店舗を作ることができます。まず自然派系の喫茶店は床がフローリングで壁に白色のタイル、木や石などが使われている場合が多い傾向です。
店内には植栽を取り入れている店舗もたくさんあります。隠れ家系は古民家を改装したり雑居ビルの奥に立地したりしている傾向です。路面に面していない場合も多くメニューなどにも独自性が求められます。
次にミニマル系はシンプルなデザインが特徴の喫茶店です。ミニマル系の喫茶店は真っ白な内装デザインを取り入れている場合が多いため「内装工事費が安そう」と思われることもあります。
しかし、ひとつひとつのパーツには高価な物が使用されているため、ミニマル系は工事費用が抑えられるわけではないということを知っておきましょう。
スケルトン系の喫茶店は時代とともに目にする機会が増えてきた内装デザインのひとつです。コンクリートがむき出しの壁や天井、床などが露出しているため、スケルトン系のデザインは内装工事費が安くなるといったメリットがあります。
しかし天井の配管や設備などが露出していることから見た目が美しくないという問題があることも事実です。この問題を解決する具体的な案として天井の空調や設備などを真っ黒に塗装してしまうなどという方法がよく採用されています。
またポップ系はカップルやファミリー層などにも受け入れられやすい一般受けしそうなデザインが特徴です。チェーン展開や商業施設に併設する喫茶店に適したデザインであり仕様によって内装工事費の幅を持たせることができます。
最後に高級感がある喫茶店は濃い目がベースの色調に床はフローリングやタイル、壁は漆喰や珪藻土などを使用して通常の喫茶店とは差別化を図る必要があります。
店内に置く家具などもそれなりのグレードのものを選択することが高級感を演出することにつながるでしょう。喫茶店の内装にこだわりたいときは、さまざまな内装例を実際に見て、それぞれの特徴を知ったうえで参考にすることをおすすめします。(※1)
※1.【ArchiCloud】カフェ内装デザインについて新規開業経営者が知らないと損する6つの項目について
喫茶店の内装を決めるために!考えるべきポイント
喫茶店の内装を決定するためにはコンセプトをしっかりと定めることが大切です。コンセプトはお店の魅力や特徴に直結するものであるため、喫茶店の売り上げにも直接影響するものです。
そのためコンセプトを考えるときは適当に決めるのではなく、よく検討することがポイントとなります。
コンセプトが決定したら、そのコンセプトに応じたデザインを考えていきましょう。喫茶店の雰囲気や内装に独自のコンセプトを十分に反映してこだわっていくと理想的な喫茶店を作ることができます。
オリジナリティのある内装の喫茶店にするには?
喫茶店を繁盛店に育てたいなら他の喫茶店と差別化を図ることが欠かせません。差別化のためには、ある程度は内装にオリジナリティがあった方が良いといえます。喫茶店の内装デザインにオリジナリティを出したいなら専門業者へ依頼をしてみても良いでしょう。
また近隣の飲食店に実際に足を運んでみて徹底的に研究を重ねていくのもおすすめです。近隣の飲食店の内装をチェックすると自分の喫茶店に最適な内装が分かる場合があります。
差別化した内装の喫茶店なら集客にも期待が持てる
さまざまな喫茶店を見ていると「どこの喫茶店も何となく内装が似ているな」と感じたことがあるのではないでしょうか。喫茶店を開業するときには内装デザインにはさまざまな種類があるということを知っておくことが大切です。
内装工事を行う前に研究を重ねると差別化した内装デザインの喫茶店が完成する可能性が高くなります。
一度きりではなく「何度も行きたい」と思わせるような内装が繁盛する喫茶店の条件です。内装デザインがオリジナリティのあふれる魅力的な喫茶店ができれば集客にも期待が持てるでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
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