2020.10.02|店舗デザイン

保育施設の開設方法は?内装はどうしたらいいの?

保育施設の開設方法は?内装はどうしたらいいの?

「待機児童を少しでも減らたくて保育園を開業したい。何も知識がなくても開業できるのか」という疑問を抱えたあなたのための記事です。

結論から言いますと、保育施設を開業しようと思った時点で資格が無くても開業できます。
学校を作るようなイメージを持たれるかもしれませんが、意外とハードルは高くありません。
資金と人材があれば、開業そのものは可能なのです。

開業までの流れをよりスムーズにするために保育施設に対して正しい知識を得た上で、本記事でお伝えする9つのステップを参考にして下さい。
同時に、保育施設に求められる内装デザインについてもお伝えします。

保育施設に望ましい内装設計を深く理解することで、子どもたち、保護者、保育士にとって居心地の良い空間を与えることができます。

子どもたちにとって素晴らしい環境を提供できるよう、理解を深めながら保育施設の開業を進めましょう。

今回の記事では、
・保育施設に望ましいデザイン案
・保育施設開設について知っておくべきこと
・保育施設開設までの9ステップ

を分かりやすくお伝えします。

また、本記事の最後にIdealが施工を担当した、保育施設の事例をご紹介しております。

保育施設の開業、内装デザインについて、正しい知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
ぜひ参考してみて下さい。

保育施設の内装は安全を考慮したデザイン

保育施設の内装は安全を考慮したデザイン

保育施設の内装デザインは、子どもたちの安全性を考慮されたデザインであることが求められています。

その理由は、子どもたちをあらゆる危険性から守るためだから。
具体的には、
・収納棚はなるべく扉を設けない
・見通しの良い開放感のある遊戯室にする
・壁や床にクッション性を用いて衝撃を和らげるようにする

など、部屋全体から細かい部分にまで配慮することが求められます。

保育施設を利用する0歳~5歳までの子どもたちは、大人と違って予測不能な動きをします。
常に保育士の目の届くような環境が望ましいですが、時にはどうしても大人の目が届かない瞬間が出てきます。

少しでも安全性を考慮した内装デザインであれば、100%は無理でも危険性を抑えることに繋がるのです。

保育施設を開設するのに何が必要?

保育施設を開設するのに何が必要?

保育施設を開設するのに必要な知識についてお伝えします。

・資格は必要ない
・保育施設に求められる面積
・認可、無認可のどちらかを選ぶ
・保育施設を開設するのに必要な資金額
・保育施設開設する上で持つべき心構え

順に解説します。

保育施設開設に資格は必要ない

保育施設を開設するのに、経営者として立つあなた自身に資格は必要ありません。
・保育士としての資格
・保育の実務経験

などがなくても保育施設を開設できます。
資格や経験がない経営者でも、保育施設の運営に成功している人もいます。

もちろん、あなた自身に資格や実務経験があるに越したことはありません。
ですが「資格を持っていないから無理なのか」と諦める必要はないのです。

その分、保育に対するあなたの考え方や方針を分かりやすく保護者に伝えること。
保育士や保護者に信頼感を与えられるような環境づくりを心がけることが大切です。

保育施設に必要な面積は種類による

保育施設に必要な面積は種類による

保育施設に必要な面積は、あなたが開設する保育施設の種類によります。

大きく分けて
・認可保育施設
・認可外保育施設

の2種類です。
求められる面積は、室内全体というよりも子ども1人あたりにどのくらいの面積が必要かという基準が設けられています。

[認可保育施設の求める面積目安]
保育室内:2歳以上の子ども1人/1.98㎡
園庭:2歳以上の子ども1人/3.3㎡

[認可外保育施設の求める面積目安]
保育室内:2歳以上の子ども1人/1.65㎡
園庭:基準なし

子ども1人あたりの面積×定員数分の面積
が、あなたの保育施設の必要な面積になります。

預かる子どもたちの年齢によるので、物件探しの前に細かく確認する必要があります。

認可、無認可、どちらを選んで経営するかはあなた次第

保育施設を認可にするのか認可外にするのかはあなた次第です。

認可と認可外の特徴は以下の通りです。
[認可保育施設]
・ルールが細かい
・自治体から助成金、補助金が受けられる

[認可外保育施設]
・認可よりもルールが細かくない
・自治体から助成金、補助金を受けられない
・モンテッソーリ教育や英語、リトミックなど特色を活かしやすい

あなたが「コンセプトを大切にしたい、こだわりたい、教育体制を大切にしたい」のであれば、認可外にしてもいいでしょう。

もちろん、認可保育施設であっても、あなたのこだわりを見せても問題はありません。
ですが、細かい基準に従うよう内装設計を進めて行かなければなりません。

保育施設を開設するのに必要な資金は種類次第

保育施設を開設するのに必要な資金は種類次第

保育施設を開設するのにどのくらいの資金が必要なのか気になりますね。

開業資金の内訳の目安は以下の通りです。
[物件取得費の相場目安]
100万~200万円 

・保証金(約10ヶ月分ほど)
・賃貸料
など

[内装工事費の相場目安]
100万~150万円

・デザイン設計費
・素材、材料費
・工事施工費
など

[消耗品、備品費の相場目安]
50万~100万円

・掃除道具
・厨房、調理道具
・お散歩用のカート
・テーブル、イス、おもちゃ、絵本
など

[広告宣伝費の相場目安]
30万~50万円

・ホームページ作成費
・パンフレット、チラシ作成費
など

例えば、約20名の子どもたちを受け入れる保育園にしたい場合の相場は、最低でも500万円の資金が必要です。
認可か認可外かの種類によっても、約50万~100万ほどの差が出てきます。

保育施設を開設する上で必要な心構え

保育施設を開設する上での心構えについてもお伝えします。

子どもたちの命を預かるので軽い気持ちで取り組んではいけません。
・保護者たちと信頼関係を保つ
・社会貢献の一部として運営していく
・売上も大事だが、一番は子どもたちの健やかな成長

という心構えを持って取り組みましょう。
だからこそ、内装も子どもたちの目線や発達に合わせて細かく決める必要があります。

保育施設、開設までの9ステップ

保育施設、開設までの9ステップ

保育施設の開設について具体的にお伝えしていきます。

開設までの流れは以下の通り、9ステップです。
①資金を集める
②コンセプトを決める
③保育施設の種類を決める
④保育施設の種類にあった物件を探す
⑤物件の内装デザイン設計、工事
⑥保育士、スタッフの募集、確保
⑦自治体へ必要書類提出、審査
⑧保育園宣伝、園児募集
⑨開業届提出

順に詳しくお伝えしますね。

STEP1:資金を集める

始めは資金集めです。

あなた自身で資金調達出来ればベストですが、難しければ、銀行などから融資してもらうようにしましょう。

STEP2:コンセプトを決める

STEP2:コンセプトを決める

次はコンセプト決めです。

保育施設を開業したいあなたは、
・どんな保育園にしたいですか。
・子どもたちにどんな風に過ごしてほしいですか。
・子どもたちにどんなことを伝えていきたいですか。

もっと具体的に決めて構いません。
・本をたくさん読んでほしい
・体をたくさん動かしてほしい
・やさしい気持ちを育てていきたい

など、あなたの考え、保育/教育理念を決めてください。
それが自然と内装デザインを決めるヒントになります。

STEP3:保育施設の種類を決める

コンセプトが決まれば次は保育園の種類を決めましょう。

大きく分けて以下の2種類に分けられます。
・認可保育施設
・認可外保育施設

補助金や助成金を受け取れる認可保育施設にしたい場合、自治体の細かい基準に従わなければなりません。

STEP4:保育施設の種類にあった物件を探すか新設する

STEP4:保育施設の種類にあった物件を探すか新設する

保育園の種類を決めたれたら、物件選びです。

物件は、
・決められた基準に合わせた物件を見つける
・もともとあった建物をリフォームする
・新たに保育施設を建設する

上記3ついずれかのアクションとなります。

ポイントは、
・土地や室内の広さ
・周りの環境

にも注目すること。

具体的には、
・子どもたちの声が気になるような近隣住民でないか
・十分な園庭が作られないなら近くに公園があるか
・お散歩コースはどのようなルートを通れるか

などをイメージ、配慮することが重要です。

STEP5:物件の内装デザイン設計、工事

基準に合う物件が見つかった、あるいは新たに新設したとなればいよいよ内装工事に取りかかれます。

保育施設の内装は、
・あなたのコンセプトに合わせた
・子どもたちの年齢や発達に合わせた
・子どもたちの安全に配慮した

デザインにしましょう。
内装施工業者にきちんと伝えることが大切です。

STEP6:保育士、スタッフの募集、確保

STEP6:保育士、スタッフの募集、確保

内装工事を手掛ける、あるいは工事がある程度進んだ頃に、保育士の確保をしましょう。

保育士がいなくては保育施設として成り立ちません。
この後の自治体から受ける審査に無事通るためには、決められた保育士の人数がきちんと確保されていることが条件のひとつです。

STEP7:自治体へ必要書類提出、審査

内装工事、保育士確保を進める中、自治体への書類提出も忘れずに行いましょう。

保育施設として開業/運営する旨を、書類を通して申請し、審査されるようになります。

[必要書類 例]
認可:・児童福祉施設設置認可申請書(児童福祉法施行細則第30号の2様式 )
   ・設置認可に必要な書類(職員や土地、保育園規則、登記事項証明書など)

認可外:・認可外保育施設設置届
    ・資格者(保育士または看護師)の証明書のコピー
    ・入所児童の賠償・傷害保険契約書のコピー
   ・保育施設の平面図形
    ・施設案内、リーフレット等

申請書類は自治体によって異なりますので確認が必要です。
施設が出来上がったとしても審査が通らなければ、保育施設として運営できません。

STEP8:保育園宣伝、園児募集

STEP8:保育園宣伝、園児募集

あなたの保育園を知ってもらうべく、宣伝をしましょう。

保護者への信頼感を得ることが重要です。
あなたの掲げるコンセプトを積極的にアピールしていきましょう。

STEP9:開業届提出

保育施設として業務を開始してから1ヶ月以内に提出しましょう。

税務署への提出となります。
参考資料:開業届 見本

保育施設開設をよりスムーズにする方法

保育施設開設をよりスムーズにする方法

上記のように、9つの流れをあなたお一人で行うのはとても大変なことです。

初めてなことばかりで戸惑うこともたくさん出てくると思います。
が、よりスムーズに保育施設を開設するためのコツがあります。

それが、
・経験者に聞く
・保育施設に強い内装施工業者を選ぶ
・保育施設開設専門のコンサルタントを受ける

という3つのやり方です。
順に詳しくお伝えします。

経験者に聞く

保育施設を開業したことのある経験者に体験談を聞くことが可能なのであれば、ぜひそうして頂きたいです。

細かく計画してみたものの実際の施行中に起こりうる問題点や、運営上のトラブルなどをある程度想定しておくことで心にゆとりを持てるようになります。

保育施設に強い内装施工業者を選ぶ

内装デザインの設計や工事を依頼する場合は、ぜひ保育施設に強い業者を選ぶようにしましょう。

自治体が決めた基準をある程度把握している業者に頼むことで、あなた自身の負担が減ります。
ですが、任せっぱなしにするのは避けましょう。

あなたのコンセプトや考え、希望をきちんと伝えることが大切。
あなたのイメージ通りの保育施設を目指すためにも、業者とのやりとりを疎かにしてはいけません。

保育施設開業専門のコンサルタントを受ける

最後の手段としては、保育施設開業に特化したコンサルタントに任せるというやり方。

簡潔に流れをお伝えすると、
まったくのゼロの状態

コンセプト決め

事業、経営計画

土地調査、物件探し

自治体、賃貸などの必要手続きサポート

内装レイアウト設計

保育士確保、研修

経営者、オーナー研修

宣伝、開園

といったイメージでトータルサポートしてくれるのが特徴です。
専門家なだけあって、とても頼もしいですが、コンサルタント用に資金をさらに調達しなければなりません。

保育施設の開設は難しくない

保育施設の開設は難しくない

新しく保育園を開業したいあなたへ、保育施設開設のための知識と開設までの9ステップについてお伝えしました。

保育園の種類や規模によって基準は変わりますが、大切なのはあなたのコンセプトです。
子どもたちに与えたい環境や空間を形にしたものが、内装や外装のデザインなのだと理解しましょう。

「配色はこうしたい」「レイアウトはこのようにしたい」など、あなたのイメージをきちんと意思表示して、積極的に業者へ伝えるようにして下さい。

ここで、Idealが施行を担当しました保育施設の事例をご紹介します。

Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、あなたの提供したいものを丁寧に形にしていきます。
今回の事例の様に、あなたのコンセプトを根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。

保育施設開設のために、あなたのコンセプトを細かく汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することがIdealの強みです。

あなたが思い描いていた保育施設が出来上がるよう、丁寧に手助けをしてくれます。
まずは一度、相談してみて下さい。

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