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2024.10.22 2024.09.16|店舗デザイン
店舗物件の基礎工事の流れと期間!種類や費用も紹介

本記事で、店舗物件の基礎工事の流れと期間を解説します。また店舗物件の基礎工事の種類や費用もご紹介します。店舗の開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。
目次
店舗物件の基礎工事に関する基本情報

店舗物件の基礎工事を計画する前に、基本情報を確認しましょう。基本情報を確認することで、計画を進めやすいからです。それでは店舗物件の基礎工事の目的と雨の影響、注意点、業者の選び方をご紹介します。
目的
まず店舗物件の基礎工事の目的は、店舗物件の土台造りです。地盤の状態に合わせて土台(基礎)を造り、店舗物件を安定させます。店舗物件の基礎工事の種類については、後ほどご紹介します。
基礎が脆弱だと物件の重さや地震の揺れに耐えられず、店舗が傾いてしまいます。来店する顧客や勤務する従業員はもちろん、周辺環境を守るためにも店舗物件の基礎工事は重要です。
雨の影響を受けるか?
次に店舗物件の基礎工事は、雨の影響を受けにくいです。なぜなら基礎の素材であるコンクリートは、水との化学反応で固まるからです。基礎工事中には、コンクリートを固めるために散水されています。
ただし局地的な大雨により、基礎工事中のコンクリート打設が影響を受けるリスクがあります。したがって悪天候が予想される場合には、基礎工事を依頼する業者と進捗状況を相談しましょう。
注意点
それから店舗物件の基礎工事の注意点は、配筋やアンカーボルト、コーティングなどです。設計通りの位置や本数で配筋されないと、コンクリートの打設が上手くいかずに土台(基礎)の安定性や耐久性を損ないます。
基礎と柱をつなぐアンカーボルトの位置・角度・本数が不適切だったり、鉄筋の錆びを防ぐコーティングが不十分だったりしても、土台(基礎)の安定性や耐久性を損ないます。店舗物件の基礎工事の流れと期間については、後ほどご紹介します。
業者の選び方
そして店舗物件の基礎工事を依頼する業者の選び方は、相見積りです。複数の業者から見積もりを取れば、各業者の見積もり(工事の内容や費用、期間)や接客対応、アフターフォローなどを比較できます。
店舗物件のデザイン・工事を依頼できる業者には、設計事務所や工務店、内装専門業者などがあります。店舗物件の基礎工事にも活用できる失敗しない工事業者の選び方をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
店舗物件の基礎工事の種類

基本情報だけではなく、店舗物件の基礎工事の種類も確認しましょう。店舗物件の立地や規模などに応じて適切な種類を選べるように、4種類(杭基礎・ベタ基礎・布基礎・独立基礎)をご紹介します。
杭基礎
まず杭基礎が、店舗物件の基礎工事の種類として挙げられます。軟弱な地盤に、杭(支持杭や摩擦杭)を打ち込む工法です。地盤の液状化を防ぐことで、店舗物件の土台(地盤)を安定させます。
硬い地盤まで杭を打ち込める場合には、支持杭が使用されます、硬い地盤まで杭を打ち込めない場合には、摩擦杭が使用されます。軟弱な地盤の厚みによって、打ち込む杭の種類を決定しましょう。
ベタ基礎
次にベタ基礎も、店舗物件の基礎工事の種類です。硬い地盤に土台(基礎)を作る直接基礎の工法で、店舗床下の全面にコンクリートが打設されます。施工しやすく、白アリや湿気の発生を抑制したり、耐震性を向上させたりできます。
ただし鉄筋とコンクリートの使用量が多くなるため、布基礎や独立基礎よりもコストがかかります。また凍結しない深さに土台(基礎)を造る必要があるため、寒冷地には適しません。
布基礎
それから布基礎も、店舗物件の基礎工事の種類です。硬い地盤に土台(基礎)を作る直接基礎の工法で、店舗物件の躯体(柱と壁)の下にコンクリートが打設されます。鉄筋とコンクリートの使用量が少ない分だけ、ベタ基礎よりもコストを抑えやすいです。
しかしコンクリートに覆われない部分が残るため、ベタ基礎よりも耐震性に劣り、白アリや湿気が発生するリスクがあります。防蟻加工や通気口などによる対策が必要です。
独立基礎
そして独立基礎も、店舗物件の基礎工事の種類です。硬い地盤に土台(基礎)を作る直接基礎の工法で、店舗物件の主要な柱の下だけにコンクリートが打設されます。鉄筋とコンクリートの使用量が少ない分だけ、ベタ基礎や布基礎よりもコストを抑えやすいです。
一方でコンクリートに覆われない部分が残るため、ベタ基礎や布基礎よりも耐震性に劣り、白アリや湿気が発生するリスクが高いです。防蟻加工や通気口などによる対策が必要です。
店舗物件の基礎工事の流れと期間

種類と併せて、店舗物件の基礎工事の流れと期間も確認しましょう。8点(地盤調査から地縄張り・遣り方、掘削工事、砕石地業工事、捨てコンクリートの流し込み、配筋工事、型枠によるコンクリートの打設、仕上げ工事)に整理してご紹介します。
地盤調査
まず地盤調査から、店舗物件の基礎工事を始めましょう。地盤の状態を調査して、店舗物件に適した工法(杭基礎か直接基礎)を決定します。地盤調査の期間は、店舗物件の立地や規模によって変動しますが、数時間~数日程度です。
地盤調査の方法には、スクリューウエイト貫入試験やボーリング調査、表面波探査法などがあります。基礎工事を依頼する業者と相談して、店舗物件の立地や規模、回数などに適した地盤調査方法を選びましょう。
なお店舗全般に共通する立地の条件をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
地縄張り・遣り方
次に店舗物件の基礎工事の地盤調査に基づいて、地縄張り・遣り方が行われます。土地に縄を張ったり、杭を打ったりして、店舗物件の位置や土台(基礎)の高さなどを確認します。地縄張りの期間は、店舗物件の立地や規模によって変動しますが、数時間~1日程度です。
店舗物件の地盤工事においては地縄張り・遣り方は仮設工事ですので、施主(工事の依頼者)に引き渡されません。次の掘削工事から仕上げ工事までが本設工事ですので、竣工後に引き渡されます。
掘削工事
それから店舗物件の基礎工事には、掘削工事も必要です。土台(基礎)となる鉄筋とコンクリートを施工するために、パワーショベルで土地を掘り起こします。掘削工事の期間は、店舗物件の立地や規模だけではなく天候にも左右され、数日間がかかります。
特に寒冷地においては、土台(基礎)が凍結しない深さまで土地を掘り起こさなければなりません。排水管や電線が通っている土地の場合には、予定よりも掘削工事に時間がかかります。
砕石地業工事
続いて店舗物件の基礎工事においては、砕石地業工事も必要です。店舗物件の重みで地盤を沈下させないように、コンクリートを打設する前に砕石を敷き詰めます。敷石の敷き詰めにかかる期間は、店舗物件の立地や規模、天候などによって変動しますが、数日程度です。
砕石を敷き詰めて圧力をかけることで、地盤が下がりながら強度が増していきます。砕石事業工事のポイントは、水平さと厚みです。ただし強固な地盤には、砕石地業工事が必要ありません。
捨てコンクリートの流し込み
さらに店舗物件の基礎工事においては、捨てコンクリートの流し込みも必要です。作業しやすいように印を付けるために、土台(基礎)の外周にコンクリートを流します。期間は、店舗物件の立地や規模、天候などによって変動しますが、数日程度です。
湿気対策が必要な地盤においては、捨てコンクリートを流し込む前に、敷き詰めた砕石の上に防湿シートを被せます。防湿性を高めるためには、防湿シートの素材や重ね方が重要です。
配筋工事
また店舗物件の基礎工事においては、配筋工事も必要です。土台(基礎)の耐久性や強度を高めるために、鉄筋を組み立てます。期間は、店舗物件の立地や規模、天候などによって変動しますが、数日程度です。
配筋工事のポイントは、鉄筋の素材や厚み、組み方などです。耐久性や強度を損なわないように、立ち合い検査の際には、写真撮影したり、検査会社に調査を依頼したりして、鉄筋の施工状態をチェックしましょう。
型枠によるコンクリート打設工事
そして店舗物件の基礎工事においては、型枠によるコンクリート打設工事も必要です。土台(基礎)からはみ出ないように、型枠に沿ってコンクリートを流し込みます。期間は、店舗物件の立地や規模、天候などによって変動しますが、数日~1週間程度です。
型枠に沿ってコンクリートを流し込んだら、適度な温湿度を保ちながら、風雨の影響から守るために養生します。養生する期間は、土台(基礎)の規模や気候、天候などによって変動します。
仕上げ工事
なお店舗物件の基礎工事は、仕上げ工事で完了されます。養生と型枠を外してコンクリートの状態を確認したうえで、安定するまで養生します。期間は、店舗物件の立地や規模、天候などによって変動しますが、1週間程度です。
以上のように基礎工事の全体(地盤調査から仕上げ工事まで)には、1か月程度が必要です。店舗物件工事の時期や開業予定日から逆算して、計画的に基礎工事を進めましょう。
店舗物件の基礎工事費用

店舗物件の基礎工事を流れに沿って進めるためには、予算が必要です。そこで店舗物件の基礎工事費用の相場や単価が変動する要因、節約できない理由をご紹介します。基礎工事費用だけではなく、店舗デザイン・工事費用の節約法も確認しましょう。
相場
まず店舗物件の基礎工事費用の相場は、坪単価5万~15万円程度です。例えば20坪の店舗物件の基礎工事には、100万~300万円程度がかかります。基礎工事を依頼する前に、業者に坪単価を確認しましょう。
単価が変動する要因
次に店舗物件の基礎工事費用の単価が変動する要因は、気候や地盤の状態、店舗物件の種類などです。寒冷地や軟弱な地盤には地盤改良工事や強固な材料が必要になるため、基礎工事費用が高くなります。
店舗物件の重量があるほど(鉄筋コンクリート造や4階建てなど)、より強固な土台(基礎)が必要です。気候や地盤の状態、店舗物件の種類などに適した土台(基礎)を工事しましょう。
木造・鉄骨造・コンクリート造の店舗についてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
節約できない理由
それから店舗物件の基礎工事費用を節約できない理由は、店舗物件の安全性や耐震性、耐久性などを確保するためです。安全性や耐震性の低い店舗物件では、顧客の信頼を獲得できません。
耐久性の低い店舗物件では、メンテナンスや建て替えなどのコストがかかってしまいます。強固な土台(地盤)を施工したうえで、店舗物件の工事を進めましょう。
店舗デザイン・工事費用の節約法
そして基礎工事費用を節約できない代わりに、店舗デザイン・工事費用の節約法(相見積りや補助金・助成金など)を検討しましょう。相見積りを取れば、各業者の見積もり(工事の内容や費用、期間など)を比較して、無駄な経費を削減しやすいです。
補助金・助成金の申請が通れば、基本的に返済義務のない資金を獲得できます。ただし補助金・助成金ごとに、申請条件が定められてます。店舗の開業・経営に活用できる補助金・助成金の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
店舗の基礎工事を計画しよう!
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監修者
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IDEAL編集部
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