2020.12.19|新規開業ノウハウ

カフェや喫茶店の開業にはどんな資格が必要なの?

カフェや喫茶店の開業にはどんな資格が必要なの?

「カフェか喫茶店を開きたい。資格がないと開業できないの?」という疑問にお答えする記事です。

結論から言いますと、
・食品衛生責任者
・防火管理者

という資格が必須です。

どれも元をたどれば『人の命を守る』ための資格です。
それぞれ、決められた講習をきちんと受講すれば取得できます。

逆に言いますと、これらの資格を取得できなければ「開業許可がもらえない」ので、お店のオープンができないという理解です。

そこで当記事では、食品衛生責任者防火管理者が必要な理由、カフェや喫茶店に有利な資格をお伝えしていきますね。

飲食店開業に必要な”食品衛生責任者”とは

飲食店開業に必要な”食品衛生責任者”とは

『食品衛生責任者』とは、食品を扱う全ての店舗に必ず1人いなければなりません。

ご自身のお店を開く場合、オーナーになるご自身が『食品衛生責任者』になるケースが多いです。

似た資格として『食品衛生管理者』というのがあります。
違いは以下の通りです。

[食品衛生責任者」
カフェや喫茶店などの飲食店、スーパー、輸入食品店や食品製造施設など、食品を扱う施設ごとに、1人いなければならない

「食品衛生管理者」
乳製品(ヨーグルト、チーズなど)、食品添加物、食肉製品(ソーセージなど)、食用油脂等、特定の食品を製造する施設に1人いなければならない

似た言葉ではありますが「取り間違えた」なんてことはありません。
カフェを開業する際には保健所からアドバイスがもらえます。

保健所のアドバイス通りに行えば、自然と『食品衛生責任者』の資格を取得できます。

食品衛生責任者になるには

資格取得のためには、各保健所主催の『食品衛生責任者養成講習会』を受講しなければなりません。

科目は以下通りです。
1:衛生法規:2時間(伝染病、疾病予防、環境衛生、労働衛生等)
2:公衆衛生学:1時間(食品衛生法、施設基準、管理運営基準、規格基準等)
3:食品衛生学:3時間(食品事故、食品の取扱い、施設の衛生管理、自主管理等)
4:修了テスト(3択式)

講習後、テストがありますが合格率は高めです。
講習を修了すると修了証が交付されます。修了証は大切に取っておきましょう。

調理師免許、栄養士、医師、製菓衛生師、食品衛生管理者などの資格がある場合、これらの講習が免除されます。

参考サイト(東京都の場合)

なぜ食品衛生責任者の資格が必要なのか

なぜ食品衛生責任者の資格が必要なのか

食品衛生責任者の資格が必要とされる理由は『食品の安全を守るため』です。

お客様のカフェで食べた物が原因で「顧客が食中毒になってしまった…!」なんてことがあってはいけませんよね。

こうした最悪の事態を防げるように『安心、安全なメニューを提供するため』にいるのが『食品衛生責任者』なのです。

食品衛生責任者として具体的にやることは、以下が挙げられます。

・食品の保存状態は適切かどうか
・食品が正しい方法で調理されているか
・賞味期限、消費期限が切れた食品が使われていないか

いかなる飲食店でも必ず取得しなければならない資格になります。

合わせて取りたい”防火管理者”

合わせて取りたい”防火管理者”

『防火管理者』とは、店内に30人以上の顧客が入る場合に必要な資格です。

この資格もオーナー自身が取得することが多いですが、同時に店長となる人物にも取得してもらうようにしましょう。

防火管理者になるには

資格取得のためには、日本防火、防災協会が主催の『防火・防災管理講習』を受講しなければなりません。

講習は2種類あり、
甲種講習:約10時間を2日間で受講
乙種甲種:約5時間を1日で受講

となり、それぞれの講習の違いは、カフェの延べ面積の広さです。

延べ面積が300㎡以上の場合:甲種講習
延べ面積が300㎡以下の場合:乙種講習

となります。

参考サイト

なぜ防火管理者の資格が必要なのか

防火管理者の資格が必要とされている理由は『火災から人々を守るため』です。

防火管理者として具体的にやることは、以下が挙げられます。

・火災時に人々を安全に避難誘導できるようスタッフを教育する
・消火設備が整っているか(消化器があるか、しかるべき箇所に設置されているか)
・火災にならないよう、火元の管理ができているか(コンロなどが劣化していないか)

いざとなった時に適切な行動が取れるか、自身だけでなく、これから雇うかもしれないスタッフにも行き届いた教育が必要です。

カフェ、喫茶店の経営に有利な資格も調べておこう

カフェ、喫茶店の経営に有利な資格も調べておこう

開業のタイミングで考えるべき資格は上記の2種類以外にもあります。

それが、
・軽食開発に有利な資格
・コーヒー作りに有利な資格

です。
いずれも必須な資格ではありません。
が、これらの資格を持っておくだけでも、他のカフェや喫茶店と差別化できるようになります。

経営上のポジティブなパフォーマンスの一つとして、考えておくのもオススメです。

その他合わせて取りたい資格①軽食開発に有利な資格

その他合わせて取りたい資格①軽食開発に有利な資格

軽食開発に有利な資格というのは、以下が挙げられます。

・フードコーディネーター
・調理師、栄養士

など。
「栄養士視点でこんなメニューを作ってみました」
「フードコーディネーターが考えた新メニュー」

など、資格を生かしたメニュー作りができ、それが顧客へのアピールに繋がります。

その他合わせて取りたい資格②コーヒー作りに有利な資格

その他合わせて取りたい資格②コーヒー作りに有利な資格

コーヒー作りに有利な資格というのは、以下が挙げられます。

・バリスタ
・コーヒーマイスター

など。
「バリスタ監修の淹れたてコーヒはここだけしか味わえません」
「コーヒーマイスターのスペシャルラテアート」

と言ったように、ご自身のコンセプトと合わせてアピールできるようになります。

飲食店を開業するためには資格が必要になる場合が多い

飲食店を開業するためには資格が必要になる場合が多い

カフェや喫茶店に限らず、飲食店を開業する場合は『食品衛生責任者者』と『防火管理者』の資格を取るケースが多いです。

ただし『防火管理者』は、お店の大きさ(店内に人がどのくらい入るか)によっては不要になる場合もあります。

ご自身が開くお店の条件をよく確認して、開業までにそれぞれの資格を取得できるようにスケジューリングしましょう。

カフェ、喫茶店の開業のための資格取得を忘れずに

カフェ、喫茶店の開業のための資格取得を忘れずに

カフェや喫茶店を開業したいお客様へ、『食品衛生責任者』と『防火管理者』についてお伝えしてきました。

物件探しや内装デザインの施工会社を探すのにいっぱいになり「講習受けるの忘れていた!」なんてことにならないよう、しっかり日程管理をしていきましょう。

「カフェや喫茶店に必要な資格はわかった。だが同時に色々なことを上手く進められるかな…」

と、感じられるのであれば、ぜひIdealにご相談ください。

「こんなにできるか不安だ…」と感じる、お客様の不安を減らすことができるかもしれません。

カフェ、喫茶店の開業に強いIdealであれば『必要な手続き、内装デザイン設計、施工』までを代行することが可能です。

お客様が目指すカフェや喫茶店が出来上がるよう、悩みや疑問点を一つ一つ丁寧に対応致します。

まずは一度、ご相談してみて下さい。

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