2021.10.12 2021.10.07|新規開業ノウハウ
はじめてスポーツジムを開業する方へ押さえてほしいポイントを解説
「スポーツジムの開業って、何から始めたら良い?」
「はじめてスポーツジムを開業するのに、知っておいた方が良いことってなんでしょう?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・スポーツジム開業の流れ
・失敗を避けるためのポイント
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、分かりやすくお伝えしていきますね。
スポーツジムを開業するのに、はじめてなら尚更不安が大きいこととでしょう。
スポーツジム開業を成功させるためにも、必要なのは情報収集という名の入念な準備です。
初めて行うことは誰もが不安を抱えます。
ですがしっかり情報を集め、必要なアクションを取ればスムーズに開業できます。
そのためには、まずは『スポーツジム開業に必要な情報とはなにか』を知っておくことです。
ここから先は『スポーツジム開業において押さえるべきポイント』について解説していきますね。
目次
スポーツジム開業を成功させるために覚えておくべきこと
誰でもはじめてのこととなると、やり方が分からなくて不安に感じることでしょう。
スポーツジム開業となれば、資金集め、必要な許可、物件探しなど、やることが多くて何から始めたら良いか分からなくなる人も少なくありません。
一方で、初めてでもスムーズにジムオープンまで進められる人もいます。
その違いは、”情報集めができているか”、にあります。
開業までに必要な情報を集め、何を、どのくらい、いつまでに、必要かを見極め、計画を立てられるからスムーズな開業が実現できるのです。
開業までの流れを滞りなく進めていきたいのであれば、まずは知ることから始めましょう。
スポーツジム開業までの流れを知ろう
結論、大きく3ステップに分かれます↓
・準備段階ですること
・ジムオープンまでにやること
・オープン前にやること
それぞれ分かりやすく見ていきましょう。
スポーツジム開業までの流れ①:準備段階でやること
スポーツジム開業のステップに入る前に、準備段階として以下を行いましょう↓
・資金集め
・5W2Hを決める
・事業計画書を作る
・ライバルリサーチ
・商圏、物件を選ぶ
それぞれお伝えしていきます。
[資金集め]
まずは資金集めです。
ジムの資金の相場としては300万円〜1000万円ほどと言われています。
規模、物件の状態、内装、設備などで左右されるため「これだけの資金があれば大丈夫」とは言えません。
また、自室やマンションの一室を借りてパーソナルジムを開業する場合には、多くても300万円ほどの資金があれば可能だと言われています。
ジム資金の内訳や細かい内容については、以下の記事で詳しくお伝えしています。
良かったら参考にしてみてください↓
[5W2Hを決める]
ジムの土台となるコンセプトを決めていきましょう。
コンセプトは、5W2Hに沿うとスムーズに決められます。
◇5W2Hとは
What…何を提供するのか
Who…どんな人に提供するのか
Where…どこで提供するのか
When…いつ営業するのか
Why…どうしてこのジムなのか
How…どのようにして提供するのか
How much…いくらで提供するのか
コンセプトについてもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています↓
[事業計画書を作る]
事業計画書は、ジムをオープン、運営させていくための”羅針盤”になり得るものです。
ジムをオープンさせて、どのくらいの期間で、どれほどの売上を目指すのか。
そして、その目標を達成させるために、具体的にどのような行動を取るのか。
目標と行動内容を分かりやすく書いていきましょう。
また以下に備えて必要な書類にもなります↓
・融資を申請するとき
・補助金、助成金を申請するとき
事業計画書は、融資や補助金、助成金を申請するのに、重要な役割を担います。
なぜなら、融資を受ける際、返済能力に問題がないか。
あるいは補助金、助成金を受ける際、返済の必要性がないお金を与えて問題がないか。
を、見極めるための材料となるからです。
「事業計画書 見本」とネット検索すると、参考になる見本が多く見られます。
よかったら検索してみると良いでしょう。
[商圏、物件を選ぶ]
商圏を選ぶ際は、コンセプトに沿って決めていきましょう。
たとえば、ターゲットが主婦層なのであれば、住宅街から離れた場所にジムを構えても顧客は集まりません。
あるいは会社員をターゲットにするのであれば、駅前か、ビジネス街が適していると判断できますよね。
そのため、コンセプトを決めた上で、商圏を絞り込んでいくことが大切です。
物件選びは多くの場合、居抜き物件かスケルトン物件を選ぶことになります。
物件選びについて詳しくは、以下の記事にて解説しています↓
スポーツジム開業までの流れ②:具体的な開業ステップ
開業ステップは大まかに分けると以下のような流れになります↓
ステップ1:スポーツジムの種類を決める
ステップ2:内装デザインを決め、業者を選ぶ
ステップ3:トレーニング器具を集める
ステップ4:開業届の提出
具体的な内容は、下記の記事にて詳しく解説しています↓
スポーツジム開業までの流れ③:ジムオープンにやること
ジム作りが着々と進む中で、オープン直前までにやることは、以下のとおりです↓
・スタッフ募集
・宣伝、告知
・プレオープン、グランドオープン
それぞれ詳しくみていきましょう。
[スタッフ募集]
スタッフの募集をかけていきましょう。
オープン時に万全な体制であるには、遅くともオープン1ヶ月前にはスタッフが集まっていることが望ましいです。
オープンまでの間に、
・研修、教育
・接客、サービスマニュアル把握
・トレーニングマシンなどの管理体制
などを確立させておかなくてはいけません。
募集をかけたからと言って、すぐにスタッフが集まるとも限りません。
スケジュールに余裕を持って、採用活動を始めましょう。
[宣伝、告知]
内装、外観ができあがった段階で、宣伝、告知活動を行っていきましょう。
たとえば、
・公式サイトを作る
・SNSで発信する
・MEOを活用する
・チラシを配る
など。
始めのうちは、できる限りアナログ、デジタルともに宣伝していくと良いでしょう。
人々に認知されなければ、そもそもジムに来てくれません。
スポーツジム開業の失敗を避けるためにやること
開業=成功ではありません。
むしろ、開業=スタート地点に立った状態に過ぎないという意識が大切です。
ジム開業後、なるべく失敗しないためのポイントは下記のとおり↓
・宣伝を続けていく
・検討、分析、改善を行う
それぞれ詳しくお伝えしていきましょう。
ジム運営を成功させるために①:SNSやネット広告を活用して、ジムを知ってもらう
宣伝は続けていきましょう。
長期的に集客力をUPさせるために必要なことだからです。
具体的には、
[オフラインの場合]
・街看板
・ポスター
・折込チラシ
[オンライン]
・MEO
・WEBサイト
・ポータルサイト
・SNS(Twitter、Instagram、LINE、Pinterest、Tik tok)
オープンするまでの間と、オープン以降、長期に渡ってお店の存在をアピールし続けていきましょう。
ジム運営を成功させるために②:定期的に分析、改善を試みる
日頃から、検討、分析、改善を試みましょう。
効率の良いやり方や、効果のある集客方法は、日々の運営を通してでしか分かりません。
たとえば、
・宣伝方法は適切か
・接客態度はどうか
・サービス提供にかかる時間は適切か
など。
たとえ小さな問題であったとしても、都度、改善していく姿勢が大切です。
まとめ:スポーツジム開業は知っておけば初めてでも怖くない
これからはじめてスポーツジムを開業しようとお考えのお客様へ、知っておいてほしいポイントを分かりやすくお伝えしてきました。
流れを把握していく中で、特にコンセプトをよく練られることをオススメいたします。
お客様の理想のスポーツジムを実現させるには、コンセプトという基盤を確立させなければなりません。
その上でもし「どうしてもレイアウトや内装が決められない!」ということであれば、スポーツジムに強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなジムにしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くのスポーツジムオープンに携わってきたからです。
これから初めてジム作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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