2019.07.01 2020.09.09|店舗デザイン
通販に負けない為のアパレルショップ 店舗デザインのコツ3選
センスがよく、魅力もある店舗デザインは顧客を引きつけます。集客力が高くなれば当然のことながら利益のアップにつながってきます。このルールはほとんどの業界に共通して当てはまりますが、とくにアパレルショップはファッションに関わっている業界です。
デザインが持つ影響力が大きくなるのはいうまでもないことなのです。そこでこちらでは、アパレルショップの店舗デザインについて、大切なポイントを押さえながら分かりやすく説明していきましょう。
なぜ店舗デザインが重要?
アパレルショップの運営には、もちろんショップが展開しているアイテムが重要であることは分かり切ったことです。それでもやはり、なにげなく前を通りかかったショップの雰囲気に引き寄せられ、足を踏み入れてみる顧客が多いことも紛れもない事実です。顧客に、思わず入ってみたくなる気持ちを起こさせるのは店舗のデザインなのです。デザインは集客に直接的な影響力を持っています。
とはいえ、デザインではなにもビジュアルばかりが前面に押し出されるわけではありません。視覚的なことはもちろん大切なのですが、同時に機能性も追及する必要があるからです。また、内装工事にかかるコストを決定するのもデザインです。
内装にどんな素材、材料を使うのか、どのような工程をたどるのかなどの要素は価格に反映されます。ですから店舗デザインは大変重要になるのです。
来店につなげるファサードとショーウィンドウ
ショップの第一印象を左右するのがファサードです。ファサードは外観やエントランスのことで、最初に顧客の目に入る場所になります。このエリアを上手にアピールできると、集客率のアップに直接つなげることができるのでとても重要なのです。店内に入ってもらえなければ商品の魅力も理解してもらえません。
ですから、エントランスのデザインで重視したいポイントは、なんといっても入りやすさに尽きます。入り口の幅が広めだったり数がたくさんあったりすると、店に入りやすいと感じるため、このような要素をファサードのデザインに取り入れるといいでしょう。
ショーウィンドウのディスプレイも大切です。その店舗ではどんな商品を扱っているのかがひと目で分からなければ、顧客に入店を促すアピールが十分にはできません。ショップコンセプトがはっきりと理解できるようなレイアウトでディスプレイをします。
店内の雰囲気に合わせた照明
店内の照明もショップのコンセプトに合うタイプを選びます。活発でポップなイメージにしたいなら明るめで、落ち着いてシックな雰囲気にしたければ暗い空間を演出するのが一般的です。
ただ、色彩は洋服にとって重要なものなので、できるだけ自然光の下で見えるような色を再現する必要があります。そのため、アパレルショップでは演色性の高い照明を選ぶのが大切です。
また、照明に強弱のメリハリをつけることによって、商品の演出ができます。顧客の注目を特に集めたい商品は、ピンスポットでほかの商品よりも明るく照らすのです。すると、その商品は際立って見えるので、一段と強くアピールすることができます。
動線に配慮したレイアウト
レイアウトは店の居心地を左右するだけではなく、売上をアップさせる役割も持っています。レイアウトを決めるうえで考慮しなければならないのが動線ですが、アパレル店舗の場合、顧客と従業員両方の動きを考えてレジ、試着室、インテリアを配置します。
商品の購入につなげてもらうため、顧客ができるだけ長く店内にとどまってくれるようなレイアウトにすることがポイントです。店の奥まで入ってもらいやすい配置にすることも必要なので、L型やU型のレイアウトが推奨されています。
動きやすさを重視するあまり、入り口からすべての商品が見渡せてしまうようだと、顧客は店の中まで入ってきてくれないことがあるので気をつけましょう。
より良い店舗デザインにするために
店舗デザインは売上に影響を与えて利益に直接つながることになるので、よく考えて決めたいものです。多くの実績を持っている業者に依頼できれば安心できます。IDEALはデザイン、設計から施工まで一貫しておこなえるので、いちど気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
監修者
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IDEAL編集部
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