2021.01.04 2021.01.14|店舗デザイン
テイクアウト専門店の内装デザインはイートインスペースも取り入れよう
「テイクアウト専門店の内装デザインはどう決めたら良い?厨房とレジスペースだけあれば良いんじゃないの?」
こんな疑問にお答えする記事です。
結論から言いますと、テイクアウト専門店の内装デザインは、商品を購入してすぐに食べられるように”イートインスペース”を含めて設計していきましょう。
なぜなら「出来たてをその場でサクッと食べたいな」という顧客のニーズに対応できる店舗だとアピールするためです。
当記事でお伝えする内容は、テイクアウト専門店だけども、イートインもできるお店の内装作りのポイントを、例を見せながらお伝えしていきます。
目次
テイクアウトもイートインもできる内装
テイクアウト専門店でもイートインができる内装デザインにしておきましょう。
なぜなら「サクッと食べたいな」と言う顧客のニーズに応えられる姿勢も見せられるようにするべきだからです。
テイクアウト専門店だと知っていて利用する顧客の中でも、
「出来たてを頂きたい」
「寒い外で食べるよりも店内で美味しく頂きたい」
というニーズも存在しています。
イートインスペースがあれば「お店の中でも、料理をお楽しみ頂けますよ」と、フレキシブルな姿勢を見せられます。
お店そのものがテイクアウト専門店だとアピールしながらも「店内でも食べられるんだ」と顧客が好印象を抱くようになります。
イートインもテイクアウトもできる飲食店を4選紹介
イートインとテイクアウト共にできる飲食店を以下の通り紹介します。
①chai break
②焼き芋専門店 ふじ
③ベトナムサンドウィッチ Thao's
④CAMELBACK sandwich&espresso
各店舗の内装、イートインスペースで参考にするべきポイントをお伝えしていきます。
テイクアウト&イートインができる店舗の内装①chai break
1つ目は、紅茶専門店の『chai break』です。
(店舗の内装は、下記公式サイトをご参考ください)
[メインコンセプト]
『紅茶の専門店』という敷居の高さを感じさせないような空間
[内装、イートインスペースの特徴]
・落ち着き感のあるイートインスペース
・クラシカルかつモダンな雰囲気を演出
・テイクアウト目的の顧客が「やっぱり中で頂こう」と感じさせる空間
「テイクアウトを取り入れたいけれども、きちんとイートインスペースを設けたい」というお客様には参考になる事例です。
参考サイト:公式HP
テイクアウト&イートインができる店舗の内装②焼き芋専門店 ふじ
2つ目は、一見めずらしい、さつまいもの専門店『ふじ』です。
(店舗の内装は、下記公式サイトをご参考ください)
[メインコンセプト]
全国の絶品焼き芋を”手軽に””気軽に”頂けるお店
[内装、イートインスペースの特徴]
・店内の奥(レジのそば)にイートインスペース
・昔ながらの”温かみあるレトロ感”を感じる、親しみやすい印象
・時折、お店の外にベンチを設けるなどイートインスペースを臨機応変に設置
「基本的にはテイクアウト。最低限のイートインスペースを設けたい」というお客様の参考になる事例です。
参考サイト:公式HP
テイクアウト&イートインができる店舗の内装③ベトナムサンドウィッチ Thao's
3つ目は、ベトナム料理”バインミー”を提供している『ベトナムサンドウィッチ Thao's』です。
(店舗の内装は、下記公式サイトをご参考ください)
[メインコンセプト]
ベトナムの国民食『バインミー』を手軽に楽しめるお店
[内装、イートインスペースの特徴]
・お店の外にイートイン用のベンチを設置
・店舗2階にイートインスペースを設けている
・ベトナムのストリートフードを感じさせるような活気を感じる空間
「他店舗よりも違う雰囲気を出したい」というお客様の参考になる事例です。
参考サイト:公式HP
テイクアウト&イートインができる店舗の内装④CAMELBACK sandwich&espresso
4つ目は、サンドイッチ&コーヒースタンド『CAMELBACK』です。
(店舗の内装は、下記公式サイトをご参考ください)
[メインコンセプト]
コーヒーとサンドウィッチを通して人々の輪が広がるようなお店
[内装、イートインスペースの特徴]
・シンプルにお店の外にあるベンチのみ
・ブルックリンスタイルを感じさせるおしゃれな内装
・黒とウッドのスタイリッシュさで目を奪われる外観
「おしゃれなテイクアウト専門店にしたい」というお客様の参考になるう事例です。
参考サイト:Instagram公式アカウント
人気の店舗があれば積極的に真似をしよう
結論、人気のお店があれば真似できるポイントは真似しましょう。
デザインすべてを真似するのではなく、あくまで要素的な部分を取り入れるということです。
具体的には、
・コンセプトが何なのか
・コンセプトが伝わりやすい内装、外観か
・どうしてそのコンセプトが伝わりやすいのか
・顧客の目線に立ってどのようにコンセプトを感じたか
などを吸収していくことです。
これらは、デザインを丸ごと真似するというわけではありません。
・どのようなコンセプトが伝わったのか
・どのようにお店のコンセプトを伝えているのか
・内装デザインからどのようにしてコンセプトを伝えているのか
といった部分を分析することです。
分析してお客様が感じたことや思ったことを、これから作り上げるお店の内装デザインに落とし込んでみましょう。
分析したことを言葉にすることで、自然に理想とするデザインを設計できるようになります。
テイクアウト専門店でも顧客のニーズに応えられる姿勢を見せよう
テイクアウト専門店を開業したいお客様へ、内装デザインのポイント、イートインスペースを設けるべき理由についてお伝えしてきました。
テイクアウト専門店とアピールしているからといって「イートインスペースは設けない」とこだわる必要はありません。
なぜなら、
「その場でサクッと食べたい」
「出来立てを食べたい」
「今すぐ食べたい」
と言う顧客のニーズに応えるためです。
お客様のコンセプトの中に「その場でも食べられるようにしたい」と言うことであれば、ぜひイートインスペースを取り入れるよう前向きに考えてみましょう。
「テイクアウト専門店の内装のコツがわかった。だけど上手くデザインが設計できるか不安だ」
このような疑問を抱くのであればぜひIdealにご相談ください。
新しいお店作りに強いIdealであれば、そのようなお客様の不安や負担を減らせるかもしれません。
なぜならIdealでは、
・デザイン設計
・内装工事の施工
・お店のWEBサイト作り
・お店のパンフレット作り
を、代わりに請け負えるからです。
お客様の理想とするテイクアウト専門店が出来上がるよう、悩みや疑問点に一つ一つ対応いたします。
まずは一度、ご相談してみてはいかがでしょうか。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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