2017.06.10|新規開業ノウハウ

【本屋開業の7つのポイント】業界の特徴と把握しておきたい事前知識

【本屋開業の7つのポイント】業界の特徴と把握しておきたい事前知識

本は人々の生活を豊かにする知識を得たり、時には人生を変えてくれるものです。

近年ではインターネットの普及により書籍を手にとって読む機会が減ってきている現状の中で「それでも本屋がしたい」という方もいるのではないでしょうか。今回はそんな本屋を独自開業する際の事前知識として7つの項目に分けて解説します。

本屋経営の準備段階の知識として必要な事項となりますのでしっかり把握していきましょう。

書店業の特徴

書店業は、数ある小売業の中でも集客力が非常に高いことが特徴です。

その分、長居する方が多く、立ち読みして終わり・・・なんてことも少なくありませんが、資格の取得や料理本、小説に至るまで生活に根付いているため一日通してたくさんのお客さんに来てもらえたりします。

また、どこの本屋でも価格に変動がない為、価格競争がないことも特徴のひとつです。

本屋経営の仕事内容

本屋での仕事内容は主に販売業務と仕入れ業務の二つになります。

販売業務は、どの店舗でも大差はありませんが、問題なのは仕入れ業務です。

オーナーの手腕が問われる仕入れ業務は、どんな本を仕入れるかがポイントで人気の本を仕入れるだけではなく「人気の出そうな本」をいち早く仕入れて業者へ注文を流してください。

また、地域性にも目を付けて学生が多い地域だとマンガやファッション雑誌、住宅街だと料理本や週刊誌などに重点を置いて陳列しましょう。

本屋のコンセプトを決める

本屋と言っても雑誌・マンガ・洋書・和書・古書など様々な種類があり店舗にも強みを持つ必要があります。

「マンガを揃えるならここ!」「雑誌の品揃えでここに敵う店舗はない」と消費者に思わせることが大切で、コンセプトが決まれば店舗名や垂れ幕などに影響してくるため店舗を開業する前に決めてしまいましょう。

また、古書などに関しては「古物商許可申請書」という申請を出す必要があります。一度使用された物品だけではなく新品でも一度取引をされたものもすべて古物扱いとなるため古本屋をしたい方は申請を忘れない様にしてください。

卸し先を決める

本屋経営を維持するには卸し先を決定する必要があります。

現在出版社は4000社あると言われていますが、その中から数冊ずつ宅急便で・・・なんてことをすると費用が高くなってしまうので直接問屋と契約をしましょう。

契約内容は大体が一冊いくらではなく、一冊の本に対して6~7パーセントの手数料を問屋が取る方式です。2000円の本であれば140円程度という計算になります。

本屋の現状としては、初回発行部数が年々減少している近年では小さな本屋には卸せない場合もあるようなので、思い描く本屋運営を行うことは少し難しくなっていることも理解してください。

本屋プラスαが必要

インターネットや電子書籍の普及により本を手に取る機会が減少している現状で、紙媒体の売上は減少傾向にあります。そのため店舗運営には、本だけではなく付加価値を付けることが必要です。

例えば、本とカフェを併設したブックカフェです。これは本を読みながら時間を過ごせる空間が人気で、さらにアルコールを置いている店舗も増えています。

小規模な店舗を運営する場合はそういった喫茶コーナーなどを設けることができないため、内装に変化を持たせたり飲み物の販売だけでもするといいかも知れません。

防犯対策は万全にする

本屋の最大の敵は「万引き」です。店内は隠れるところも多くネットや本屋で転売しやすいこともあり万引きされやすい傾向にあります。

万引き被害額は1店舗当り年間200万円、業界では年間150億円以上と言われており、専門の従業員を雇って万引き対策をしている店舗も存在します。

まずは、防犯カメラを設置して従業員にも目を配るよう教育することが大切です。

陳列方法に気を配る

陳列方法は本屋経営をする上で非常に大切な要素のひとつです。ここで解説します。

1.平積み

表紙を表にする陳列方法。新刊やベストセラー本を陳列する際に一番売れる陳列方法です。

2.面陳列

平積み陳列とは異なり、人の目線の高さに合わせて陳列することが多くなる陳列方法。

たくさんの部数を置くことがあまりなく従業員のお勧め本がおいてある場合が多いです。

3.棚差し陳列

背表紙を見せて陳列する方法で天板商品がたくさん並んでいるのがこの陳列方法です。

4.多面陳列

複数の面を見せながら陳列するのがこの陳列方法の特徴で目立せたい場合には圧倒的に売れます。

おわりに

本屋経営の準備段階の知識としてお役に立てましたでしょうか。本屋経営の現状は非常に厳しい減少傾向にありますが、経営が起動に乗れば夢のある職業です。

「この本屋がないと困る!」と言わせるような本屋となるよう、経営に関する知識を身に付けていきましょう。

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