2017.06.24 2025.01.16|新規開業ノウハウ
店舗の雰囲気作りのポイント!雰囲気の良い店舗の特徴・要素・事例も紹介

本記事で、店舗の雰囲気作りのポイントを解説します。また雰囲気の良い店舗の特徴・要素・事例もご紹介します。店舗の開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。
雰囲気の良い店舗の特徴

そもそも雰囲気の良い店舗には、どういった特徴があるのでしょうか?そこで代表的な4点(おしゃれな外観と快適で清潔な内装空間、丁寧で迅速な接客、質の高い商品・サービス)をご紹介します。
おしゃれな外観
まずおしゃれな外観が、雰囲気の良い店舗の特徴として挙げられます。おしゃれな外観デザインは店舗周辺を通行する人の視界に入り、店舗の第一印象を決めるからです。したがって興味・関心を集める外観をデザインすれば、雰囲気の良さをアピールできます。
例えば主に和食のメニューを提供する飲食店の外観には、和モダンや和風といったテイストのデザインが合います。自然素材の商品を販売する雑貨店には、ナチュラルテイストの外観デザインが適しています。
快適で清潔な内装空間
次に快適な内装空間も、雰囲気の良い店舗の特徴です。外観がおしゃれでも、内装空間の快適性や清潔さが低ければ、来店した顧客が落胆してしまいます。顧客に雰囲気の良さを感じてもらえるように、快適性・清潔さの高い内装空間をデザインしましょう。
例えば顧客ごとのニーズに応えるサービスを重視するエステサロンには、個室のカウンセリングルームや施術室をレイアウトします。顧客が運動で汗をかくトレーニングジムには、快適に利用できるようにシャワールームやリフレッシュスペースなどが必要です。
丁寧で迅速な接客
それから丁寧な接客も、雰囲気の良い店舗の特徴です。店舗の外観がおしゃれで内装が快適でも、雑に接客していると顧客が雰囲気の悪さを感じます。顧客の要望を真摯に受け止めたり、注文から商品・サービスの提供までのスピードを速めたりしましょう。
例えば小児科クリニックにおいては、子どもの健康や安全を心配する保護者の話を丁寧に聞くように心がけます。飲食店においては注文の聞き間違えを防ぐようにしながらも、クレームを受けたら迅速に対応しなければなりません。
質の高い商品・サービス
そして質の高い商品・サービスも、雰囲気の良い店舗の特徴です。おしゃれな外観と内装で、丁寧で迅速な接客を心がけても、肝心の商品・サービスの質が低ければ、店舗に対するイメージは悪くなります。
混み合う時間帯であっても、各顧客に質の高い商品・サービスを提供しなくてはなりません。コストカットや売上アップだけを重視しないで、提供のスピードを考慮して予約数や座席数を制限して質の高い商品・サービスを提供しましょう。
店舗の雰囲気を作る要素

雰囲気の良い店舗の特徴を分析する際には、店舗の雰囲気を作る要素も確認しましょう。5点(外観と内装、インテリア、香り・音響・映像、自然光・照明・配色)に整理して、店舗の雰囲気を作る要素をご紹介します。
外観(屋根・外壁・エントランス・看板・装飾)
まず外観が、店舗の雰囲気を作る要素として挙げられます。店舗物件の外観は、屋根や外壁、エントランス、看板、装飾などから構成されます。自店舗のコンセプトに基づいて、店舗の外観をデザインしましょう。
例えば雰囲気の良い店舗の外観デザインには、業種・業態に合う配色やサービスを紹介する看板、店内の様子をほどよく見せるための窓などが取り入れられています。店舗におしゃれな外観をデザインするコツをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
内装(天井・内壁・床・建具)
次に内装も、店舗の雰囲気を作る要素です。店舗の内装空間は、天井や内壁、床、建具などから構成されます。自店舗のコンセプトやサービスの魅力、収容人数などを踏まえて、内装空間の動線設計やレイアウトを検討しましょう。
例えば和モダンの内装空間に畳や襖を取り入れたり、非日常的な空間を目指すサロンには防音工事を計画したりします。店舗の内装仕上工事に関する注意点をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
インテリア(什器・アート・オブジェ・雑貨・備品・観葉植物)
それからインテリアも、店舗の雰囲気を作る要素です。店舗に配置されるインテリア(装飾品や調度品など)には、什器やアート、オブジェ、雑貨、備品、観葉植物などがあります。理想とする自店舗の雰囲気に合わせて、インテリアを選びましょう。
例えば患者に落ち着いて過ごしてもらいたいクリニックには観葉植物やアート作品などを配置したり、ナチュラルテイストの物販店には自然素材の什器や雑貨などが合います。店舗にインテリアをデザインする際のポイントについては、次の記事も併せてご覧ください。
香り・音響・映像
続いて音響・映像・香りも、店舗の雰囲気を作る要素です。業種・業態や商品・サービスなどによっては、香りで店舗の雰囲気を演出できます。例えばパン屋の厨房からフロアに焼きたてのパンの香りを流せば、顧客の購買意欲を引き出しやすいです。
香りと同様に、音響・映像効果も店舗の雰囲気を変化させます。例えばヘアサロンの待合スペースに映像を流したり、施術スペースに音楽を届けたりする方法です。店舗に施工できる音響・映像設備の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
自然光・照明・配色
そして自然光・照明・配色も、店舗の雰囲気を作る要素です。自然光・照明の明るさや範囲、色味などを調整することで、店舗の雰囲気が変化します。採光の基準や照明器具の種類を把握したうえで、店舗の採光・照明をデザインしましょう。
配色には、顧客の心理や行動に影響を与える効果(色彩効果)を期待できます。コンセプトに合う3色程度を選び、外観や内装に配置します。店舗を配色するポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
店舗の雰囲気作りのポイント

店舗の雰囲気を作る要素を検討するために、雰囲気作りのポイントを押さえましょう。7点(マーケティング調査とコンセプト設計、レイアウト・席数、従業員の採用・研修、品・サービスの企画・開発、DXの推進、清潔感・メンテナンス)をご紹介します。
マーケティング調査
まずマーケティング調査が、店舗の雰囲気作りのポイントとして挙げられます。時代や社会情勢、立地、年齢層などによって、顧客が店舗に求める雰囲気が変化するからです。マーケティング調査をして、自店舗のターゲット層の求める店舗の雰囲気を把握しましょう。
マーケティング調査においては、出店エリア内を出入りする消費者の属性・ニーズや競合店の経営状況、地域性、周辺環境、交通量などを分析します。店舗経営に役立つマーケティングの流れと方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
コンセプト設計
次にコンセプト設計も、店舗の雰囲気作りのポイントです。コンセプトは店舗経営の基本方針であり、店舗に統一感のある外観や内装をデザインしたり、商品・サービスを企画・開発したりする際に役立ちます。
例えば非日常的な癒しをコンセプトにするリラクゼーションサロンなら、温かさや清潔感のある店舗をデザインし、音響・映像効果を取り入れます。店舗のコンセプトを設計する流れと方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
レイアウト・席数
それからレイアウト・席数も、店舗の雰囲気作りのポイントです。店舗内のレイアウトは従業員の業務効率や顧客の満足度、空調・換気の性能などに影響を与えるため、店舗の雰囲気を左右します。
レイアウトだけではなく、席数によって顧客の快適性や回転率が変化します。例えば同じ面積の飲食店においては、席数が多いほど顧客一人当たりのスペースが狭くなります。飲食店における席数の目安と計算方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
従業員の採用・研修
続いて従業員の採用・研修も、店舗の雰囲気作りのポイントです。丁寧で迅速な接客を実現させるために、自店舗の営業に必要な従業員を採用します。採用条件(職種や人数、知識・技能、給与など)を整理したうえで、採用活動を開始しましょう。
従業員の採用日から勤務開始日までの間には、店舗営業に関する研修を計画します。研修を円滑に進めるためには、店舗営業のマニュアルが必要です。飲食店のクレーム対応マニュアルをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
商品・サービスの企画・開発
また商品・サービスの企画・開発も、店舗の雰囲気作りのポイントです。外観や内装、接客なども店舗の雰囲気作りにとって重要ですが、集客・売上を伸ばすために質の高い商品・サービスを企画・開発しましょう。
そこでマーケティング調査の分析結果や設計したコンセプトを踏まえて、商品・サービスの企画書・開発書を策定します。開発してから発売するまでには、広告宣伝活動も必要です。商品・サービスを企画・開発するプロセスについては、次の記事も併せてご覧ください。
DXの推進
さらにDXの推進も、店舗の雰囲気作りのポイントです。店舗のDX(デジタル技術による店舗経営の仕組みや商品・サービスなどの変革)を推進すれば、業務効率化や生産性向上、競争力強化などを期待できます。
そこで店舗DXを推進して商品・サービスの質を高めて、店舗の雰囲気を良くしましょう。店舗DXの方法(オンライン予約システムやデジタルサイネージ、セルフオーダーシステム、キャッシュレス決済システムなど)については、次の記事も併せてご覧ください。
清潔感・メンテナンス
そして清潔感も、店舗の雰囲気作りのポイントです。デザイン性と機能性の高い外観や内装を施工しても、床の油汚れや壁材の破損などが残っていると店舗の清潔感が損なわれてしまいます。
そこで店舗の清潔感を保つためには、外観や内装、設備・機器・什器などのメンテナンスが重要です。店舗メンテナンスの重点箇所と方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
雰囲気の良い店舗の参考事例
ポイントを押さえて雰囲気の良い店舗を作れるように、参考となる事例を調査しましょう。事例5点(ファッションビルと飲食店、リラクゼーションサロン、フィットネスジム、小売店)を取り上げて、各事例の特徴をご紹介します。
おしゃれな外観がデザインされたファッションビル
まず「クレフィ三宮」は、おしゃれな外観がデザインされたファッションビルです。ガラス張りの外壁や木目調の看板などが施工されており、エレガントな雰囲気が演出されています。
ビル内にはアパレルショップやカフェ、ボディメイクスタジオなどが入居しており、ポップアップスペースやパウダールームなども施工されています。各店舗ごとにおしゃれな内装がデザインされており、ビル全体の雰囲気がおしゃれです。
参照元:プリティオンライン「【クレフィ三宮】大人女性必見のおしゃれスポットに潜入!行き方と全フロアを紹介」
おしゃれな内装がデザインされた飲食店

次に「Mr.Gentleman〜NeoJapanDining〜横浜店」は、おしゃれな内装がデザインされた飲食店です。グレーがベースカラーの内装空間に暖色系の照明器具や木目の什器などが配置されており、スタイリッシュで温かな雰囲気が演出されています。
ダイニングフロアは100名までの貸切に対応できる広さで、テーブル席や掘りごたつ席がレイアウトされています。店内の雰囲気が店外へ伝わるように、ガラス張りの内装デザインです。
参照元:ヤフーニュース!「【横浜徒歩5分】10/15新オープン!おしゃれ内装と創作料理が和洋ミックスで魅力的な新感覚ダイニング」
丁寧な接客を心がけるリラクゼーションサロン
それから「もみかる 八戸下長店」は、丁寧な接客を心がけるリラクゼーションサロンです。雰囲気の良い店舗で顧客に癒しの時間を楽しんでもらえるように、従業員が笑顔を心がけながら接客しています。
個室の施術スペースがレイアウトされているため、顧客のプライバシーに配慮してサービス(マッサージや整体ストレッチ、エステなど)が提供されています。老若男女の顧客に対応している居心地の良い店舗の参考事例です。
参照元:号外NET ピックアップ!青森「【八戸市】『癒しのコンビニ』を目指すユニークなマッサージ店『もみかる 八戸下長店』に足を運んで丁寧接客と至福の施術体験を受けてみませんか? 」
質の高いサービスの提供を心がけているフィットネスジム

続いて「ReXeR」は、質の高いサービスを開発するフィットネスジムです。顧客ごとの運動機能や健康状態、ライフスタイルに合ったトレーニングプログラムを提案できるように、医療機関と連携しています。
自信をもって顧客に運動や食事の指導ができるように、トレーナである従業員は医学的な知識を学んでいます。トレーニングスペースだけではなく、カフェラウンジもレイアウトされている居心地の良い店舗の参考事例です。
参照元:PR TIMES「フィットネスジム『ReXeR』が医療機関と連携開始!医師とのオンライン診療で、健康維持・機能向上できる身体づくりをサポート」
質の高い商品の企画を心がけている小売店
そして「久世福商店 町田マルイ店」は、質の高い商品の企画を心がけている小売店です。「ザ・ジャパニーズ・グルメストア」をコンセプトに、生産者と共同開発の商品(ドリップ式の出汁や日本茶など)が販売されています。
質の高い商品だけではなく、フードロス削減を重視した商品(製造工程で生じた切れ端を集めたお菓子や海苔など)も販売されています。コンパクトに人気商品が陳列されているため、買い物がしやすい居心地の良い店舗の参考事例です。
参照元:久世福商店「\オープン/久世福商店『町田マルイ店』」7月19日(金)オープンしました【久世福商店】」
店舗の雰囲気を良くする方法を検討しよう!
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監修者
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IDEAL編集部
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