2021.01.01  2024.03.25|店舗デザイン

メンズエステサロンの内装工事費用はいくら?ポイント・事例も紹介

メンズエステサロンの内装工事費用はいくら?ポイント・事例も紹介

本記事で、メンズエステサロンの内装工事費用を解説します。また内装デザイン・工事のポイントや施工事例もご紹介します。店舗の開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

メンズエステサロンの内装デザイン・工事の基本情報

メンズエステサロンの内装デザイン・工事の基本情報

メンズエステサロンの内装デザイン・工事を計画する前に、基本情報を確認しましょう。基本情報を確認することで、計画を進めやすいからです。それではメンズエステサロンの内装デザイン・工事の重要な理由や必要なスペース、業者、流れをご紹介します。

重要な理由

まずメンズエステサロンの内装デザインの重要な理由は、コンセプトを実現させて集客と売上を伸ばすためです。集客を伸ばせるように、ターゲットとする顧客層のニーズに応えるおしゃれな内装をデザインしましょう。

またサービスを提供しやすい内装をデザインすることで、顧客満足度を高められると、売上アップにつながります。内装デザインは、メンズエステサロンのコンセプトを実現させる手段です。

必要なスペース

次にメンズエステサロンの内装に必要なスペースには、受付・会計スペースや待合室、更衣室、施術室、シャワー、トイレ、従業員用の休憩室などです。エステメニューや従業員数などに応じて、必要なスペースは異なります。

特に施術室は、メインサービスであるエステを提供する場所です。デザイン性や機能性の高い施術室をデザインしましょう。メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントについて、後ほどご紹介します。

業者

またメンズエステサロンの内装デザイン・工事を依頼できる業者には、設計事務所や工務店、内装工事業者などがあります。ただし業者ごとに、施工実績数や得意分野、費用などが異なります。

そこで内装デザイン・工事を依頼する業者を絞り込むためには、複数の業者に同じ希望条件を提示して相見積もりを取りましょう。メンズエステサロンにも活用できる内装工事業者に依頼した失敗例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

流れ

そしてメンズエステサロンの内装デザイン・工事の流れも確認しましょう。

  • 業者探しと問い合わせ
  • 相見積もりと契約
  • 業者との打ち合わせ
  • 店舗物件探しと現場調査
  • 店舗内装デザインの完成
  • 店舗の内装工事
  • 店舗の引き渡し

以上の流れには、数か月から数週間以上がかかります。開業予定日に間に合うように、計画的に進めましょう。メンズエステサロンにも活用できる内装デザイン・工事の流れをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイント

メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイント

基本情報だけではなく、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントも押さえましょう。8点(コンセプトとテイスト、レイアウト、快適性と清潔感、照明や音響、配色、防音性、什器)をご紹介します。

コンセプトの設計

まずコンセプトの設計が、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントとして挙げられます。店舗経営の基本方針であるコンセプトに基づいて、内装をデザイン・工事することで、サービスを提供しやすくなるからです。

コンセプトを設計する際には、市場調査と競合分析から始めましょう。メンズエステサロンにも活用できるコンセプトを設計する流れと方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

テイスト

次にテイストも、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントです。メンズエステサロンの内装デザインには、ナチュラルやモダン、リゾート、ラグジュアリーなどのテイストが合います

そこで出店エリアやコンセプト、サービスに合わせて、適したテイストを選びましょう。メンズエステサロンにも活用できる内装デザインのテイストを決めるポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

レイアウト

またレイアウトも、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントです。レイアウトは、従業員の業務効率や顧客の満足度を左右します。必要なスペースを決めてから、サービスを提供しやすいレイアウトを検討しましょう。

特にメンズエステサロンにおいては、施術を受ける顧客のプライバシー保護やリラックスムード、安全性などを重視しましょう。メンズエステサロンにも活用できるレイアウトするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

快適性と清潔感

それから快適性と清潔感も、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントです。施術中に顧客の身体に触れるメンズエステサロンにおいては、内装空間に快適性と清潔感が求められます。

そこで内装空間の快適性と清潔感を高めるために、内装や設備・機器・什器の素材や色味、配置などを検討しましょう。メンズエステサロンにも活用できる内装材の種類と特徴をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

照明や音響

続いて照明や音響も、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントです。照明には、内装の雰囲気を演出したり、サービスの魅力を引き立てたりする効果を期待できます。店舗に施工できる照明の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

照明と同様に音響効果も活かして、顧客満足度を高めましょう。メンズエステサロンにも活用できる音響設備工事に関する注意点をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

配色

さらに配色も、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントです。内装デザインの配色には、顧客の心理や行動に影響を与える効果(色彩効果)を期待できます。施術を受ける顧客にリラックスして快適に過ごしてもらえるように、配色を検討しましょう。

内装デザインの配色には、ドミナントカラーやカマイユ、ダイアードなどのパターンがあります。メンズエステサロンにも活用できる配色のパターンをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

防音性

そして防音性も、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントです。店外からの騒音が入ってしまうと、顧客がリラックスしながら施術を受けられません。店舗物件の間取りや周辺環境などに応じて、防音対策を検討しましょう。

ただし防音対策のデメリットとして、工事やメンテナンスのコストがかかります。メンズエステサロンにも活用できる防音対策工事費用をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

什器

なお什器も、メンズエステサロンの内装デザイン・工事のポイントです。一般的なメンズエステサロンには、受付・会計カウンターやソファ、施術台、収納棚などの什器がレイアウトされます。

そこでサービスの内容やコンセプトなどに基づいて、必要な什器の種類や素材、サイズなどを選びましょう。メンズエステサロンにも活用できるおしゃれな什器を選ぶポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

メンズエステサロンの内装施工事例

ポイントを押さえてメンズエステサロンの内装をデザイン・工事できるように、施工事例を調査しましょう。事例5点を取り上げて、各事例の特徴(ゴージャスさとスタイリッシュさ、爽やかさ・明るさ、開放的・洗練さ、完全個室)をご紹介します。

ゴージャスな内装

ゴージャスな内装

まず「ダンディハウス銀座本店」は、ゴージャスな内装が施工されたメンズエステサロンです。エントランスの壁面には金箔の貼り込まれたオリジナルガラスがデザインされて、天井には伝統工芸の組子がデザインされています。

ダンディハウス銀座本店は、銀座のオフィスビル「GINZA MISS PARIS」に入居している店舗です。銀座という立地からも、ゴージャスさを感じさせています。同ビルでは、「エステティック ミス・パリ 銀座本店」も営業しています。

参照元:

Walkerplus「国内最大級の規模を誇るエステサロンが銀座に登場」

ダンディハウス「銀座本店」

スタイリッシュな内装

スタイリッシュな内装

次に「MEN’S TBC 池袋本店」は、スタイリッシュな内装が施工されたメンズエステサロンです。ホワイトを基調とした内装空間に、メインカラーのブラックが配置された内装デザインです。同じテイストで、受付や待合スペース、施術室がデザインされています。

個室の施術室がレイアウトされており、顧客のプライバシーに配慮されています。脱毛やフェイシャル、ボディ、ブライダルなどの施術に対応できる設備・機器・什器が配置されたメンズエステサロンです。

参照元:

ホットペッパービューティー「MEN’S TBC 池袋本店」

MEN’S TBC「池袋本店」

爽やかで明るい内装

爽やかで明るい内装

また「シーズ・ラボ新宿店」には、爽やかで明るい内装が施工されたメンズエステサロンです。白を基調としたエントランスには、窓から自然光が降り注いでいます。木製の床や建具が、温かみも与えています。

施術室は半個室ですが、造作壁に囲まれているため、プライバシーに配慮されたデザインです。エントランスと同じく、白を基調にデザインされているため、内装全体の統一感が保たれています。

参照元:エステティックサロン シーズ・ラボ「エステティックサロン シーズ・ラボ 新宿店」

開放的で洗練された内装

開放的で洗練された内装

それから「MINX men’s face渋谷店」は、洗練された内装が施工されたメンズエステサロンです。天井が高く、壁面に大きな窓が施工されています。植栽やアート作品で装飾された内装空間です。

美容室内にメンズエステサロンが併設されているため、ヘアケア商品も販売されています。施術スペースは半個室ですが、パーテーションで仕切られているため、プライバシーに配慮された内装デザインです。

参照元:

MINX men’s face「眉毛・フェイシャルケア・脱毛サロン」

ホットペッパービューティー「ミンクス 渋谷(MINX)のフォトギャラリー」

完全個室の施術室がレイアウトされた内装

完全個室の施術室がレイアウトされた内装

そして「ゼルモ渋谷」の内装には、完全個室の施術室がレイアウトされています。3室の施術室は独立しているため、室外からの視線や会話を気にせずに施術を受けられます。グレーを基調とした内装デザインです。

施術室と同様に、エントランスや待合スペースも、グレーを基調としてデザインされています。内装全体の調和が保たれたメンズエステサロンです。

参照元:

メンズトータルエステZELMO「店舗紹介 〜渋谷店〜」

ホットペッパービューティー「メンズトータルエステ ゼルモ渋谷」

メンズエステサロンの内装工事費用

メンズエステサロンの内装工事費用

施工事例のような内装を工事するためには、予算が必要です。そこでメンズエステアロンの内装工事費用の相場と内訳をご紹介します。無駄な経費を削減できるように、工事費用の節約法もご確認しましょう。

相場

まずメンズエステサロンの内装工事費用の相場は、坪単価10万~30万円程度です。例えば20坪のスケルトン物件なら、200万~600万円程度かかります。ただし店舗物件の立地や規模、種類(スケルトンか居抜き)、設備・機器・什器の台数などによって、内装工事費用は変動します。

内訳 

次にメンズエステサロンの内装工事費用の内訳について、下表にまとめました。参考情報として、20坪のスケルトン物件にかかる内装工事費用を試算してあります。

費用の内訳費用の目安費用の試算
諸経費
(デザイン・施工監理など)
全体の20%程度40万~120万円程度
(20坪のスケルトン物件)
内装工事
(天井や壁、床、建具など)
全体の50%程度100万~300万円程度
設備・機器・什器工事
(電気やガス、水道、
照明、空調、換気、厨房など)
全体の30%程度60万~180万円程度
合計100%
(坪単価10万~30万円程度)
200万~600万円程度

上表のとおり、メンズエステサロンの内装工事費用においては、内装工事費が大半を占めます。つまり天井や壁、床、建具などのデザインにこだわるほど、工事費用が増額するわけです。

節約法

そしてメンズエステサロンの内装工事費用の節約法には、相見積もりや居抜き物件、補助金・助成金などがあります。相見積もりを取って、複数の業者の見積もり(工事の費用や期間など)を比較すれば、無駄な経費を削減しやすいです。

居抜き物件を契約して、内装や設備・機器・什器などを譲渡してもらえると、新規工事費用を節約できます。ただし居抜き物件にはデメリットもありますので、次の記事も併せてご覧ください。

補助金・助成金の申請が通れば、基本的に返済義務のない資金を得られます。ただし補助金・助成金ごとに、申請の条件や方法などが異なりますので、次の記事も併せてご覧ください。

メンズメイクサロンの内装デザイン・工事を計画しよう!

IDEALは、店舗全般のコンセプト設計から資金調達、物件探し、内外装のデザイン・工事、集客までのワンストップソリューションをご提供しております。

下のキーワードをクリックして、店舗デザインや開業準備などの関連記事もぜひご覧ください。また店舗の開業や移転、リニューアルなどをご検討の際は、ぜひご相談ください。

キーワード :

店舗工事のご相談・お問い合わせはこちら

監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
新規開業、店舗運営のお悩みや知りたい情報をわかりやすくお届けいたします。

> IDEALの編集者ポリシー

店舗工事のご相談・お問い合わせはこちら

店舗作り、集客の
無料見積もり・相談をする