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2023.08.04 2023.07.24|店舗デザイン
おしゃれなカフェの外観をデザインするポイント!施工事例や工事費用も紹介
本記事で、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントを解説します。カフェ外観の施工事例や工事費用もご紹介します。店舗の開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。
目次
おしゃれなカフェの外観をデザインする効果
具体的なデザインを検討する前に、おしゃれなカフェの外観をデザインする効果を確認しましょう。本記事では3点(コンセプトの表現や競合店との差別化、集客)の効果について、詳しくご紹介します。
店舗のコンセプトを表現できる
まずおしゃれなカフェの外観をデザインする効果として、店舗のコンセプトを表現できます。外観デザインは、店舗のコンセプトを表現する要素です。そしてコンセプトが明確だと、カフェの魅力をアピールしやすいです。
例えば高級感や優雅さを売りとするカフェの外観には、大理石やガラス窓を使用します。また木材や植栽などを取り入れると、アットホームで温かみのあるカフェの外観をデザインできます。
なおカフェのコンセプトを設計するためには、市場調査と競合分析が必要です。店舗のコンセプトを設計する方法や事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
競合店との差別化を図れる
次に競合店との差別化を図れることも、おしゃれなカフェの外観をデザインする効果です。外観のデザインを工夫することで、自店舗独自のメニューやキャンペーンなどを紹介できます。
外観デザインで差別化を図るためには、競合カフェの外観デザインを調査しましょう。もちろんカフェのコンセプトや看板メニュー、内装デザインなども分析することで、自店舗の外観デザインの参考情報を得られます。
なお競合店との差別化を図るためには、カフェの外観を構成する各要素(外壁と屋根、エントランス、看板、照明、装飾など)を工夫しなくてはなりません。外観を構成する要素について、後ほどご紹介します。
集客しやすくなる
そして集客しやすくなることも、おしゃれなカフェの外観をデザインする効果です。店舗のコンセプトが表現された外観をデザインして、競合店との差別化を図れると、カフェの認知度を高められます。
例えばメニューや営業時間などが記載された看板を設置することで、カフェ営業の基本情報を知らせることができます。また照明や装飾などによって、通行人やドライバーらの注目を集めることも可能です。
なおカフェを訪れる顧客のニーズは、美味しい食事や飲み物だけではありません。友人や家族らと楽しい時間を過ごすために訪れる顧客や重要な商談の場所として訪れる顧客もいます。カフェのコンセプトや独自性を伝える外観をデザインすることで、ターゲットとする顧客層を集めやすくなります。
おしゃれなカフェの外観をデザインするポイント
おしゃれなカフェの外観をデザインする効果を押さえたうえで、デザインするポイントも確認しましょう。本記事では、8点(コンセプトと構成要素、ファサード、ガラス窓、ドア、照明、内装との統一感、メンテナンス)を取り上げます。
独自のコンセプトを設計する
まず独自のコンセプトを設計する点が、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントとして挙げられます。独自のコンセプトを設計することで、店舗経営の基本方針に沿って外観をデザインし、カフェの魅力をアピールできるからです。
またカフェのコンセプトは、事業計画書に活用したり、競合店との差別化を図ったりするためにも必要です。飲食店における事業計画書の書き方についてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
外観を構成する要素を把握する
次に外観を構成する要素を把握する点も、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントです。各要素を把握することで、コンセプトの表現や集客などの効果を引き出しやすくなります。
カフェの外観を構成する要素は、以下のとおりです。
- 外壁と屋根
- エントランス
- 看板
- 照明
- 装飾
以上の各要素ごとに、機能や役割が異なります。店舗外観を構成する要素の機能や役割をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
ファサードを目立たせる
またファサードを目立たせる点も、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントです。ファサードには、顧客の注目を集めて入店を促す役割があります。ファサードを目立たせることで、集客数を増やしましょう。
カフェのファサードを目立たせるためには、業種・業態を紹介する視認性の高い看板が必要です。ファサードデザインの施工事例をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
ガラス窓から店内の様子を見せる
それからガラス窓から店内の様子を見せる点も、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントです。ガラス窓から店内の様子を見せることで、従業員の接客や顧客が飲食を楽しむ様子などをアピールできます。
ただし部分的に透過性の低いガラスを施工して、店内で過ごす顧客のプライバシーに配慮する点も重要です。ガラス窓をデザインするコツや施工費用などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
入店しやすいドアを選ぶ
そして入店しやすいドアを選ぶ点も、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントです。車椅子利用者や高齢者などの幅広い顧客が入店しやすいように、ドアのサイズや位置、スロープ、手すりなどを検討しましょう。
店舗に施工できるドアの種類は、下記の通りです。
- 引き戸
- 引き分け戸
- 片開きドア
- 両開きドア
- 親子扉
- 自動ドア
以上のドアの種類と工事費用、店舗におけるドアの役割などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
照明を調整する
加えて照明を調整する点も、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントとして挙げられます。照明の明るさや色味、照射範囲などによって、外観の雰囲気が変わるからです。
カフェの外観に施工できる照明の種類をご紹介します。
- ベースライト
- シーリングライト
- ペンダントライト
- スポットライト
- ダウンライト
- アッパーライト
- ウォールライト
以上の照明の種類や施工事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
内装との統一感を保つ
さらにおしゃれなカフェの外観をデザインするポイントとして、内装との統一感を保ちましょう。店舗のコンセプトに基づいて内装と外観をデザインすることで、入店してから退店するまで、顧客に違和感を感じさせずに過ごしてもらえます。
そこでカフェの外観と内装の統一感を保つために、同じ素材や配色のデザインを取り入れましょう。店舗内装デザイン・工事の流れや施工事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
メンテナンスしやすい素材を選ぶ
なおメンテナンスしやすい素材を選ぶことも、おしゃれなカフェの外観をデザインするポイントです。店舗の外観は、店舗の第一印象を決めます。定期メンテナンス計画を立てて、常に綺麗な状態を保ちましょう。
メンテナンスしやすい素材の具体例として、レンガやタイルが挙げられます。またベースカラーに彩度や明度の低い色(グレーやブラック、ブラウンなど)を選ぶと、汚れが目立ちにくいです。
おしゃれなカフェの外観施工事例
先ほど紹介したデザインポイントを押さえ、おしゃれなカフェの外観をデザインできるように、参考となる施工事例を調査しましょう。本記事では施工事例5点を取り上げて、外観デザインの魅力をご紹介します。
視認性を高めた外観
「newtra」様は、東京都渋谷区にあるプロテインドリンク専門店です。外観の視認性を高められるように、ファサードにロゴマークやキャッチコピーがデザイン。クールなテイストを表現するために、マットブラックが配色されています。
また清潔感やスポーティーさもプラスできるように、内外装やドリンクカップなどには、差し色としてライトブルーとホワイトが配色されています。内装との統一感が保たれた外観デザインです。
シンプルで清潔感のある外観
「PINATA」様は、東京都府中市にあるデリのお店です。清潔感を出せるように、白を基調とした外観がデザイン。ファサードの看板には、シンプルにロゴと店名がデザインされています。
また店外の通行人やドライバーに店内の様子を見てもらえるように、ガラスの窓とドアが施工。窓側のショーケースに、主力商品のお惣菜が陳列されています。視認性を高めた外観デザインです。
バリアフリーの外観
「Café くろすぽいんと」様は、神奈川県海老名市にあるカフェです。ベビーカー利用者や高齢者が来店しやすいように、バリアフリーの外観がデザイン。スロープや手すりが施工されており、段差がありません。
また地域の交流の場となるように、内外装に木材や爽やかな配色(ベージュやブルーなど)、スポーツ観戦用ビジョンなどが取り入れられています。内装の統一感が保たれた外観デザインです。
植物で装飾された外観
「Affidamento Cafe」様は、「ヒトとモノとコトがつながる」をテーマにしたカフェです。ゆったりと過ごしてもらえるナチュラルテイストのカフェをデザインできるように、外観が植物で装飾されています。
またファサードには、植物の緑色だけではなく、アースカラーが配色され、ダークブラウンの木材が施工。明るい店内の雰囲気を演出できるように、エントランスのガラスドアから、自然光が取り入れられています。
店内の様子を見せる外観
「TENDER MOMENTS 小確幸」様は、チーズティーやタピオカドリンクを提供するカフェです。外観から店内の様子を見せるために、エントランスのドアにはガラスが施工されています。
内装は、「小さいけれど、確かな幸せ」をコンセプトにデザイン。クリーム色をベースカラーに、メインカラーにイエローが配色されています。またSNS映えを狙って、壁にはネオンサインが施工されています。
おしゃれなカフェの外観工事費用
おしゃれなカフェの外観をデザインできても、予算が足りなければ工事を依頼できません。そこで外観工事費用の相場と内訳をご紹介します。経費の無駄を省けるように、工事費用の節約法もご覧ください。
相場
まずおしゃれなカフェの外観工事費用の相場は、坪単価2万〜4万円程度です。例えば20
坪のカフェの外観工事には、40万〜80万円程度かかります。ただし物件の位置(路面店か空中店か)やコンセプト、素材などによって、工事費用は変動します。
内訳
次におしゃれなカフェの外観工事費用の内訳について、下表にまとめました。
費用の内訳 | 費用の相場 |
外壁 | 坪単価2万~4万円程度(素材や施工方法により変動) |
看板 | 1枚5-50万程度(種類や大きさにより変動) |
照明 | 1個1万-5万円程度(種類や大きさにより変動) |
装飾 | フェンス2万円程度(高さ50cm×幅100cm程度) 植栽2万円程度(種類や大きさにより変動) |
上表以外にも、工事内容に応じて、諸経費(足場や洗浄、養生)がかかります。別料金として請求される場合もありますので、工事業者にご確認ください。
節約法
そしておしゃれなカフェの外観工事費用の節約法をご紹介します。
- 相見積もりを取る
- 居抜き物件を活用する
- デザインから施工までワンストップで対応できる業者を選ぶ
相見積もりを取ることで、各業者の提案する工事の内容と費用を比較できます。希望条件(コンセプトや予算)に沿った工事を適正な価格で引き受けられる業者を選びましょう。
居抜き物件を活用して、前借主が施工した外観を引き継いだ分だけ、工事費用を抑えられます。ただし居抜き物件にはメリットやデメリットがありますので、次の記事も併せてご覧ください。
そしてデザインから施工までワンストップで対応できる業者を選ぶと、複数の業者に依頼する時間(従業員の人件費)や工事の期間(工賃)などを削減できます。特にカフェの開業・移転前には、内装と外観の工事を同じ業者に依頼しましょう。
おしゃれなカフェの外観をデザインしよう!
IDEALは、店舗全般のコンセプト設計から資金調達、物件探し、内外装のデザイン・工事、集客までのワンストップソリューションをご提供しております。
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監修者
-
IDEAL編集部
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