2020.09.15|店舗デザイン

鍼灸整骨・整体院の内装はどんなデザインが良い?

鍼灸整骨・整体院の内装はどんなデザインが良い?

「鍼灸整骨院を開業したい…内装デザインにこだわりたいがどの様なデザインにすれば良いのか」
というあなたの疑問に答える記事です。

結論、鍼灸整骨院や整体院の内装デザインは、清潔感を感じさせるものであるのと同時に、安心感を与えられる空間を提供できるものにするべきです。

なぜなら、院内の見た目や第一印象で利用するかどうかを決めるから。
院を利用する人は、体の不調を治すことを目的としていますが、初めて利用する整体院に求めるものは院内の雰囲気でもあります。

不調だからこそ、外観や内装で余計な緊張感を与えないようにすることが大切です。
内装デザインによって少しでもリラックスできる院内であれば、利用者の心の負担を減らすことにも繋がります。

その結果、集客力の高い鍼灸接骨・整体院へと繋がっていくのです。
利用者がよりリラックス出来るよう、院内のデザインについて理解を深めて行きましょう。

参考になる写真や資料、事例を集めるだけでは、院内の内装デザインを決めていく上で知識としては不十分です。
あなたがこれから院内の内装デザインをスムーズに考えていけるように、正しい知識を身につけましょう。

そこで今回の記事では、
・鍼灸整骨、整体院で求められるデザイン
・鍼灸整骨、整体院で避けるべきデザイン
・鍼灸整骨、整体院の内装で気をつけるべきこと

をお伝えしていきますね。

また、本記事の最後に、当店でデザインから工事までを担当した事例を2つ紹介します。
お伝えする内容を踏まえた上でぜひ内装デザインの参考にご覧下さい。

鍼灸整骨・整体院は清潔感と安心感が重要

鍼灸整骨・整体院は清潔感と安心感が重要

鍼灸接骨院、整体院の内装デザインで最も重要なことは、人々が整体院に求めるものを提供出来なければなりません。

それが、清潔感と安心感
その理由は、より「快適そうだ」「安心できそう」と思う方を人々は選ぶからです。

近年の鍼灸整骨、整体院で求められるものは、施術者の腕だけでは無くなってきています。
患者様が求めているのは、リラックスできる空間での治療、つまり、おしゃれな内装デザインの鍼灸整骨、整体院なのです。

腕よりも雰囲気を重要視する理由

少し意外だと思われるかもしれませんが、鍼灸整骨、整体院を利用する人々は院の雰囲気を見て利用するのかを決めます。

例えば、AとBという2つの整体院があったとします。
それぞれの特徴は以下の通りです。

A:腕は物凄く良い。けど外観は殺風景な感じで院内も少し薄暗く少し怖い雰囲気
B:腕は普通。外観からおしゃれな感じがする。院内は明るくてリラックスできる雰囲気

人々が選ぶのは圧倒的にBの整体院の方が多くなります。
その理由は『清潔感と安心感』を感じられるのがB整体院だからです。

体の不調を治したいという目的がありながら、選ぶ基準は施術者の腕よりも院内の雰囲気、印象なのです。

病院のような堅苦しい雰囲気は控えたい

病院のような堅苦しい雰囲気は控えたい

鍼灸整骨、整体院を開業する際の内装デザインは、大学病院や総合病院の様な堅苦しい雰囲気にならないようにするべき。

つまりは、
・リラックスできない
・馴染めない
・薄暗い
・怖い

上記の様な雰囲気を感じさせるデザインは避けましょう。

堅苦しいデザインにしない為にもコンセプト作りが大切

堅苦しい雰囲気にならない様にする具体的な方法として、
・照明は暗すぎず、かつ明る過ぎない間接照明にする
・壁や天井に木や自然由来のものを使用する
・床に人工芝生やカーペットを使用する

などが挙げられます。
「他の鍼灸整骨、整体院との違いをアピール出来ることはないか」と意識してみて下さい。

スムーズなデザイン作りのためにも、
・女性が利用しやすい
・男性会社員が仕事後に利用しやすい
・ご年配の方にも安心して来てもらいたい

などの、整体院としてのコンセプトやターゲットを明確にすると、よりデザインが決まりやすくなります。

お客様に緊張感を与えない院内

お客様に緊張感を与えない院内

鍼灸整骨、整体院の内装デザインを決める際に心がけるべきは、お客様に緊張感を与えない院内にすることです。
緊張感に限らず、不安感、圧迫感、威圧感など、ネガティブな印象を与えないような内装デザインを心がけるようにしましょう。

緊張感や不安感を抱くことによって、不調な部分の痛みや違和感を、より敏感に感じてしまうきっかけになりかねません。
リラックスできる空間作りを意識するということは、鍼灸整骨、整体院を利用する患者様への配慮でもあるのです。

具体的に意識するポイントは、
・間取り
・配色
・照明

です。順に解説していきますね。

院内の間取りは『開放感』を意識する

1つ目のポイントは院内の間取りです。
いかに開放的な空間を提供できるかということに意識しましょう。

家具や施術台などが隙間なく置かれているような状態で、圧迫感を感じられる空間にいるよりは、ゆとりある開放的な空間の方が人々はよりリラックスできます。

具体的には、
・施術室同士は壁で区切らずカーテン式にする
・施術台、器材、その他家具類は背丈の低いものに統一する

などを意識すると良いです。

もちろん、より広いテナントや物件なのであれば、壁やドアを設けて区切ることは可能。
そこまで広くない物件でも上手に開放感を演出する方法の一つとして参考にしてみて下さい。

院内の配色を『心理効果』に基づいて意識する

2つ目のポイントは配色です。
色の心理効果に基づき、院内の内装デザインに統一感を出すことで、おしゃれな内装デザインに仕上がります。

色の心理効果については以下の通りです。

色 イメージ1 イメージ2
白= 純粋、清潔、神聖、正義 空虚、無
グレー= 落ち着き、大人、真面目 抑うつ、迷い、不信
黒= 高級感、重厚感、威厳 恐怖、絶望、不吉、悪、死
赤= 情熱、活力、興奮、高揚 怒り、暴力、警戒
橙= 喜び、活発、陽気、明るい、暖かい ー
黄色=愉快、元気、軽快、希望、無邪気 注意、注目
緑=安らぎ、癒し、調和、安定、若々しい、健康、やさしい ー
青= 知的、落ち着き、信頼感、誠実、爽快感 悲哀、冷たい、孤独
紫= 上品、優雅、妖艶、神秘、高貴 不安
ピンク= 可愛い、幸福、愛情 ー
伝つくラボより引用


上記、色の心理効果の通り、院内でも良い影響を与えられるのは「白、グレー、緑」などが挙げられますね。
また、院内の配色は、コンセプト、ターゲットに合わせて考えるとスムーズに決まります。

例えば、
・子連れでも安心できる空間にしたい→白ベースに差し色を緑、あるいはピンク
・女性一人でも安心できる空間にしたい→グレーベースに差し色を紫

など、ターゲットに合わせて考えると配色が決まり易くなります。

院内の照明は『明るさと光が指す方向』を意識する

3つ目のポイントは照明です。
照明は”明るさ”と”光の指す方向”を意識しましょう。

光ひとつ、人に与える影響はとても大きいものです。
院内の利用者にとって刺激的ではない照明を使用するようにしましょう。

具体的には、
・受付など明かりが必要な箇所には、相応の照明を使用する
・待合室は明る過ぎず、暗過ぎない照明を使用する
・施術室には温かみのある間接照明を使用する

などが挙げられます。

使用する照明器具そのものも簡素的なものよりも、おしゃれなものを選ぶとより良い雰囲気を演出できます。
内装デザインの一部でもあるので、妥協して選ばないようにしましょうね。

院内のデザインはリラックスできる空間を考える

院内のデザインはリラックスできる空間を考える

院内のデザインはリラックスできる空間になるよう考えていきましょう。

『間取り、配色、照明』のポイントを抑えた上で、よりリラックスできる空間を演出するためには、家具やカーテン装飾などのインテリアにも意識することが大切です。

具体的には、
・配色に合わせたカーテンを使用する(例:白ベースなら薄いモスグリーンのカーテン)
・待合室に背もたれのあるソファを設ける
・観葉植物を多めに置く
・バリアフリーにする

などが挙げられます。
その上で、待合室にキッズルームやテレビや雑誌を設けるなどして、ターゲットに合わせた空間作りができるとその後の集客力に大きく影響します。

院内の内装工事で事前に確認するべきこと

院内の内装工事で事前に確認するべきこと

院内の内装デザイン、工事を始めるにあたって事前に確認しなくてはいけないことがあります。

それが以下の2点です。
・構造設備基準に従っているか
・物件のレイアウトに問題が無いか

それぞれ詳しくお伝えします。

構造設備基準に従っているか

鍼灸整骨、整体院を開業するにあたって事前に確認するべきこと1つ目は、使用する物件が「構造設備基準」に従っているかどうかです。

構造設備基準に満たされていないと開業許可が降りず、保健所から指導が入ります。

構造設備基準とは、保健所によって基準が変わることを前提に、
・6.6㎡(2坪)以上の施術室
・3.3㎡(1坪)以上の待合室
・施術室は室内面積の7分の1以上を外気開放できる
・あるいは換気装置を備える
・手指先消毒設備必須
・施術室に流し場があるのが望ましい
・住居と整体院が一体の場合、出入り口を分ける
・待合室と施術室は壁で分ける

等の決まりがあり、各保健所が定める基準に全てクリアしなければなりません。

以下、柏市の例をお見せします。


<施術所の構造設備基準>

  • 6.6平方メートル以上の専用の施術室があること。

  • 3.3平方メートル以上の待合室があること。

  • 施術室面積の7分の1以上に相当する部分を外気に開放し得ること。ただし、これに代わるべき適当な換気装置があるときはこの限りではありません。

  • 施術に用いる器具、手指等の消毒設備を有すること。


<衛生上必要な措置>

  • 常に清潔に保たれていること。

  • 採光、照明及び換気が充分になされていること。


<その他注意点>

  • 施術所は、住居や他の店舗等と構造上独立していること。(出入口を別に設ける等明確に区画すること)

  • 施術室と待合室の区画を固定壁等で適切に仕切ること。


柏市:施術所の構造設備の基準等について

細かい基準については各保健所で確認しましょう。
そして、あなたの開業する整体院が「構造設備基準」に全て満たしていることをしっかり確認して下さい。

物件のレイアウトに問題が無いか

事前に確認するべき2つ目のことは、物件のレイアウトに問題が無いかです。

先程の「構造設備基準」を満たしているだけでは安心できません。

あなたがイメージするようなレイアウトが可能かどうかを確認する必要があります。
・施術用のベッドの台数
・待合室のスペース
・受付のスペース
・防音が保てるか
・床の強度

と、デザインを決めていく上で浮かび上がってくることが多いのです。
また、
・窓の配置から陽当り加減(室内の明るさに影響する)
・待合室から施術室への導線
・入り口と受付との距離感
・トイレや水回りの配置
・エレベーターがあるか
・バリアフリー付きか
・消防設備の確認

など、細かく確認する事項が増えていきます。
内装デザイン決めるのにもいくつもの確認事項があることを理解しておきましょう。

おしゃれな院内にするためにきちんと伝えよう

鍼灸整骨、整体院を開業するあなたへ、院内の内装デザインを決めていくポイントをお伝えしました。
今回の記事で開業に必要な知識は得られたはずです。

その上であなた自身が決めたコンセプトやターゲット、そしてイメージする内装デザインをきちんと内装工事業者に伝えていきましょう。
「配色はこうしたい」「間取りはこのようにしたい」ときちんと意思表示して積極的に伝えていくことが大切です。

何も伝えなければ、何もない普通の鍼灸整骨、整体院になってしまいます。
「何も無い普通の鍼灸整骨、整体院」にならないために、あなたのイメージをしっかりと伝えて下さい。

ここで当社が担当しました、鍼灸整骨院の内装デザイン事例を2つご紹介します。

Idealは、たとえ限られた空間であったとしても、あなたの提供したいもの・目指したいものを形にできます。
今回の2つの事例の様に、あなたの希望を根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。

また必要であれば、パフレット/WEBサイトの制作にも私達のお力をお貸しすることができます。
あなたが提供したいものを汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することが私達の強みです。

まずは一度、ご相談してみて下さい。
あなたの悩みを一つ一つ丁寧に対応、解決させていただきます。

店舗工事のご相談・お問い合わせはこちら

店舗工事のご相談・お問い合わせはこちら

店舗作り、集客の
無料見積もり・相談をする