2022.11.25  2022.11.20|店舗デザイン

店舗におしゃれな什器を選ぶポイント!分類や入手方法をご紹介

店舗におしゃれな什器を選ぶポイント!分類や入手方法をご紹介

本記事で、店舗におしゃれな什器を選ぶポイントを解説します。什器の定義や分類、入手方法、業種別に必要な什器などもご紹介します。

「どのように店舗の什器を選べばいい?」「入手方法を知りたい!」とお悩みではありませんか?店舗の開業や移転、リニューアルなどを検討している方はぜひご覧ください。

店舗で利用される什器とは?

店舗で利用される什器とは?

店舗で利用される什器(じゅうき)とは、商品やサービスを提供するために使用される器具や用品などを指します。什器にはさまざまな用途や種類があり、店舗の利用に適するようにデザインされている点が特徴です。

なお一般家庭で使われる器具や用品は什器と呼ばれず、店舗やオフィスなどの業務用として使われる器具や用品が、什器と呼ばれます。例えば一般家庭で使用されるカウンターは「家具」に分類されますが、店舗で使用されるカウンターは「什器」に含まれます。

店舗で利用される什器の分類

店舗で利用される什器の分類

什器の種類は豊富で、種類ごとの用途が異なります。什器の特徴を活かすために、店舗で利用される什器の分類を確認しておきましょう。

用途による分類

まず用途によって、什器を分類できます。用途によって、主に3点に分類可能です。

  • 販売の促進
  • 顧客の利用
  • 店舗の運営

販売の促進に使われる什器として販売店の商品棚やショーケース、カタログスタンドなどがあります。サイズや形状がさまざまで、商品の陳列や展示などに使われます。商品の魅力を引き立てるシンプルなデザインもあれば、商品PRを兼ねた看板付きのデザインもあります。

顧客の利用する什器には飲食店のイスやテーブル、エステサロンやクリニックの施術台、アパレルショップの試着室などがあります。顧客が快適に使用しやすい素材やサイズなどを選びましょう。

店舗の運営に必要な什器にはレジカウンターや厨房機器、バックヤードの収納棚などがあります。主に従業員が使用しますので、作業効率を上げて動線を妨げないサイズや機能を選ぶ必要があります。

素材による分類

次に素材によって、什器を分類可能です。什器の主な素材は、4点あります。

素材特徴
木製強度が高い
木の質感を活かせる
アクリル製透明性がある
商品の魅力を活かしやすい
金属製
(スチールやアルミなど)
金属の種類が豊富である
メッシュやボードなどの形状がある
紙製
(ダンボールやプラダンなど)
比較的強度が高い
移動させやすい
ロゴやメッセージを印刷できる

上記の特徴を踏まえて、店舗のコンセプトや設置場所、目的に合わせて素材を選んでください。例えば木製什器は、温かい雰囲気の内装に適しています。アクリル製什器は、商品を陳列するフロアにおすすめです。金属製什器は、高級感や工業的なテイストを表現した内装にマッチ。紙製什器は、カウンターや棚に接続可能です。

機能による分類

さらに機能によっても、什器を分類できます。什器の機能はさまざまですので、取り扱う商品の特徴に合わせて必要な機能を選びましょう。

  • 移動機能
  • 防犯機能
  • 保温・保冷機能

移動機能のある什器は設置場所を変更しやすいため、レイアウト変更を伴う店舗に適しています。例えば季節ごとに商品を入れ替える店舗には、移動させやすい什器がおすすめです。一方で壁や床に施工される棚やカウンターなど(造作什器)もありますので、後ほど特徴をご紹介します。

防犯機能のある什器は、高価な商品を取り扱う店舗に必要です。例えば鍵付きのショーケースや警報機能付の棚などがあります。

保温・保冷機能のある什器は、食品を取り扱う店舗で使用されます。例えば生鮮食品を扱うスーパーマーケットには保冷機能のある什器を、暖かい飲み物や揚げ物を保存しながら提供するカフェには保温機能のある什器が必要です。

店舗で利用される什器の入手方法

店舗で利用される什器の入手方法

用途・素材・機能などの分類から適切な什器を選んだら、店舗で利用される什器の入手方法を検討してください。予算内に必要な什器を購入できるように、主な入手方法をご紹介します。

新品を購入する

まずは新品を購入する方法があります。什器の選択肢が幅広く、好みや目的に合ったデザインを見つけやすいです。またメーカー保証が付いていたり、店舗の資産として計上できたりするメリットもあります。

ただし新品の購入費用がかかりますので、まとまった初期費用が必要です。予算によって什器のグレードを下げたり、購入点数を減らしたりしましょう。またレンタルやリースと違い、修理や廃棄に費用がかかる点にもご注意ください。

中古品を購入する

次に中古品を購入する方法もあります。中古品販売店やアンティークショップ、フリマサイトなどから什器を購入できます。また近隣店舗や知り合いから不要になる什器を譲ってもらう方法もあります。

中古の什器を購入するメリットとして、個性的な什器(一点物や年代物)が見つかる点や安い費用で購入できる点が挙げられます。ただし汚れや臭いなどが気になったり、経年劣化が見られる恐れもあるため、購入前に什器の状態を確認しましょう。

レンタル品やリース品を契約する

またレンタル品やリース品を契約する方法もあります。初期費用を抑えやすく、業者が設置や定期点検までしてくれるなら手間もかかりません。同様に、廃棄の手間と費用がかからない点もメリットです。

しかしデザインの選択肢が新品より少ない点がデメリットです。またレンタル期間が長くなると、新品購入より費用がかかる恐れもあります。リース契約では、一定期間内に解約不可と条件を設定される点にもご注意ください。

業者に造作を依頼する

なお業者に造作を依頼する方法もあります。造作什器とは壁や床、天井などに造り付けられた什器です。壁面棚やカウンターなどをオーダーメイドして、デザインやサイズを自由に決めることが可能です。デザインの自由度が高く、耐震性に優れているメリットがあります。

一方でデメリットとして工事に時間や費用がかかったり、移動や撤去をしにくかったりします。造作什器の費用や種類について詳しくまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

店舗におしゃれな什器を選ぶポイント

店舗におしゃれな什器を選ぶポイント

どの入手方法を選択するとしても、意識したいポイントがあります。店舗におしゃれな什器を選ぶポイントを押さえましょう。

目的を明確にする

店舗におしゃれな什器を選ぶ際は、まず目的を明確にしてください。目的を明確にしていないと、使いづらい什器を選んでしまったり、正しく活用できなかったりするからです。例えば定番商品を陳列するなら、多くの商品を陳列できるゴンドラ型の什器を検討してください。

一方でセール品をアピールしたいなら、大型よりもワゴン型の什器が適しています。新商品や目玉商品をPRしたい場合は、ダンボール製什器を選ぶとPR期間終了後に撤去しやすいです。目的に合わせて、什器の素材や機能を検討しましょう。

店舗のコンセプトに基づく

次に店舗のコンセプトに基づいて什器を選ぶと、店舗全体の統一感が出てブランディングにつながります。例えば落ち着いた内装空間を演出したい場合は、カラフルな什器ではなくシンプルな色合いの什器が適しています。ナチュラルテイストであれば、温もりを感じる木製什器を選びましょう。

コンセプトに合った什器が見つからない場合は、オーダーメイドで造作したり、既製品をDIYしたりする方法があります。店舗の内装をDIYするメリット・デメリットを解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。

商品・サービスの魅力を引き出す

また商品・サービスの魅力を引き出す点も、おしゃれな什器を選ぶポイントです。見た目におしゃれな什器を選んでも、商品・サービスとのバランスが悪いと逆効果となる恐れがあるからです。什器の存在感が強くなりすぎないように、色味や素材を検討してください。

また陳列・展示の方法も工夫しましょう。顧客に商品を手に取ってもらいたいなら机や棚に陳列しますが、高額商品を破損から守りながら陳列するならガラスケースに入れます。顧客が入店してから購買するまでの動線を設計しながら、什器を配置しなくてはなりません。

サイズや可動性を確認する

さらに什器を選ぶ際は、サイズや可動性を確認してください。顧客や従業員の動線をクロスさせないサイズや商品を見やすいサイズが理想的です。大きすぎて店舗内の通路が狭くなったり、顧客の目線から死角ができたりするサイズの什器を避けてください。

また可動性のある什器は、レイアウト変更する店舗に必要です。移動や組み立てが困難な什器だと、レイアウト変更に時間と労力がかかるからです。将来的な店舗経営を考慮して、移動や収納のしやすさを確認しておきましょう。

安全性や耐震性を確認する

なお什器を選ぶ際に忘れてはいけない点は、安全性や耐震性の確認です。デザイン性だけを重視するのではなく、事故や災害などによる被害を抑えるため安全性や耐震性の高い什器を選びましょう。

特に商品の重さに耐えられる点と体重をかけても壊れない点をご確認ください。顧客や従業員の安全や健康を守りながら店舗を営業できるように、地震による高い位置からの商品落下や衝撃による什器転倒などを予防しなくてはなりません。

店舗の業種・業態別に必要な什器

店舗の業種・業態別に必要な什器

什器の用途や形状はさまざまなため、業種・業態ごとに適する什器が異なります。什器を選ぶ際のポイントを踏まえて、店舗の業種・業態別に必要な什器を確認しましょう。

飲食店

飲食店に必要な什器は、厨房機器です。メニューによって必要な厨房機器が異なりますので、メニュー開発の段階で調べておきましょう。調理設備(シンクや調理台)をはじめ、冷蔵ケースや食材保管庫、食器棚などが必要です。

また店舗のコンセプトに合わせて、テーブルやイス、食器などを選びましょう。例えば顧客にゆったりと食事を楽しんでもらいたい場合はソファー席を、顧客と従業員のコミュニケーションを重視したい場合はカウンタ席を検討してください。

なお飲食店に必要な厨房設備・機器・什器について次の記事にまとめてありますので、併せてご覧ください。

サロン

サロンでは、施術メニューのコンセプトを反映できる什器を選んでください。カウンターや施術台、ワゴン、棚、メニューボードなどが施術に必要です。什器の色味や素材を内装と合わせると統一感を出しやすいです。

また業種に合わせて、ヘアサロンにはドレッサーやシャンプー台を、エステサロンにはベッドやクッション、スツールなどを選んでください。サロンの雰囲気作りが重要ですので、什器のディテールにこだわりましょう。サロン共通の内装デザインポイントについて、次の記事も併せてご覧ください。

物販店

物販店には陳列棚やレジ台、ショーケースなどの什器が必要です。商品を魅力的に陳列・展示できるように、什器の色味や素材、形状などを選んでください。業種・業態に必要な什器を揃えましょう。

例えばアパレルショップにはハンガーラックやマネキン、スーパーマーケットには袋詰めを行うサッカー台などが必要です。他にもコンビニエンスストアにはタバコ什器や陳列棚を、コスメショップにはメイクアップカウンターなどを導入しましょう。

物販店の内装をデザインするポイントを紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。

クリニック

クリニックにはカルテラックやレントゲン用のスクリーン、施術台などの什器が必要です。顧客に安心感を与えるために、清潔感のある色味の什器や抗菌加工されている什器を選びましょう。診療科目によって診察に必要な什器を揃えてください。

また衛生的に扱う医療器具や個人情報のカルテなどを患者の目や手から離すために、保管場所が制限されます。空間を有効活用するためには、壁面収納を検討してください。クリニック内装デザインのポイントについて次の記事にまとめてありますので、併せてご覧ください。

他の業種・業態

他の業種・業態においても、商品・サービスや店舗のコンセプトに合わせて什器を選んでください。例えばスポーツジムには、トレーニングマシンをはじめ更衣室のロッカーや休憩用のベンチが必要です。ジムの業態や開業準備について解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。

またホテルや結婚式場にはビュッフェカウンターやスクリーン、彫刻などの什器を準備しましょう。会場ごとにコンセプトが異なる場合は、各式場の雰囲気に合わせてイスやテーブル、食器、装飾品なども必要です。結婚式場の物件探しや工事について紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。

おしゃれで機能的な什器で店舗の集客と売上を伸ばそう!

おしゃれで機能的な什器で店舗の集客と売上を伸ばそう!

什器にはさまざまな種類があるため、店舗の業種・業態やコンセプトに合わせて什器の用途や素材などを選ぶ必要があります。店舗の集客と売上を伸ばせるように、おしゃれで機能的な什器を導入しましょう。

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監修者

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