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2020.11.09 2024.05.25|店舗デザイン
アジアンテイストの店舗デザイン!ポイントや施工事例・工事費用を紹介
本記事で、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントや施工事例、工事費用をご紹介します。店舗の開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。
目次
アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際の基本情報
アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する前に、基本情報(重要な理由や適した業種・業態、デザイン・工事の流れ、業者の選び方)を確認しましょう。基本情報を確認することで、デザイン・工事を進めやすいからです。
重要な理由
まずアジアンテイストの店舗においてデザイン・工事が重要な理由は、集客と売上を伸ばすためです。デザイン性の高い内装を施工して、ターゲットとする顧客層へアピールすることで、新規顧客の獲得につながります。
また機能性の高い内装や設備・機器・什器を施工して、顧客の満足度や従業員の業務効率が高まれば、売上アップが可能です。アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントについては、後ほどご紹介します。
適した業種・業態
次にアジアンテイストの店舗に適した業種・業態を確認しましょう。
- 宿泊・飲食サービス業の飲食店やホテルなど
- 生活関連サービス業のエステサロンなど
- 小売業の食品販売店や雑貨屋、家具屋など
以上のように、アジアに関する商品・サービスを取り扱う店舗に、アジアンテイストの店舗デザインが合います。他にも店舗内装デザインのテイスト事例をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
デザイン・工事の流れ
またアジアンテイストの店舗をデザイン・工事する流れをご紹介します。
- 業者探しと問い合わせ
- 相見積もりと契約
- 業者との打ち合わせ
- 店舗物件探しと現場調査
- 店舗内装デザインの完成
- 店舗の内装工事
- 店舗の引き渡し
以上の流れには数か月~半年以上がかかりますので、開業予定日に間に合うように、計画的に進めましょう。店舗内装のデザイン・工事の流れについて詳しく紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。
業者の選び方
そしてアジアンテイストの店舗をデザイン・工事できる業者の選び方として、相見積もりを取って、各業者の見積もりや施工実績数、接客対応などを比較してください。各業者の得意分野や工事の適正価格を分析できます。
なお店舗内装工事を依頼できる業者には、設計事務所や工務店、内装専門業者などがあります。店舗内装工事を依頼できる業者について詳しく解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。
アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイント
基本情報だけではなく、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントも確認しましょう。8点(コンセプトとエリア、天然素材、配色、照明、商品陳列、インテリア、装飾)をご紹介します。
コンセプトの設計
まずコンセプトの設計が、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントとして挙げられます。店舗のコンセプトに基づいて内装をデザイン・工事することで、商品・サービスを提供しやすくなるからです。
なおコンセプトは店舗経営の基本方針であり、事業計画書の作成や開業資金の調達にも必要です。アジアンテイストの店舗にも活用できるコンセプトを設計する流れと方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
取り入れるエリア
次に取り入れるエリアも、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントです。全ての内装材や設備・機器・什器をアジアンテイストに統一する必要はないため、取り入れるエリアを検討しましょう。
なお店舗のレイアウトは、顧客満足度や空調性能を左右しますので、集客と売上を伸ばすために重要です。アジアンテイストの店舗にも活用できるレイアウトのポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
天然素材の内装材や什器
また天然素材の内装材や什器も、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントです。竹材や麻、ヤシなどの天然素材がアジアンテイストの店舗に合いますので、内装材や什器に取り入れましょう。
ただし天然素材と金属や樹脂などの素材を組み合わせると、モダンやスタイリッシュなどのテイストも演出できます。アジアンテイストの店舗にも活用できる内装材の種類と特徴をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
配色
それから配色も、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントです。配色には、顧客の心理や行動に影響を与える効果(色彩効果)があります。顧客の購買意欲を高める配色を検討しましょう。
例えばアジアンテイストの店舗デザインには、アースカラー(茶や緑、オレンジなど)が合います。アジアンテイストの店舗にも活用できる配色のパターンをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
照明
さらに照明も、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントです。照明は内装空間を演出して、商品・サービスの魅力を引き立てます。アジアンテイストに合う照明器具の種類や素材、位置などを検討しましょう。
例えばアジアンテイストの照明器具には、ヤシや竹などの素材が使用されたペンダントライトやスタンドライトなどがあります。アジアンテイストの店舗にも施工できる照明の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
商品陳列
続いて商品陳列も、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントとしてあげられます。特に小売店においては、商品の魅力をアピールして顧客の購買意欲をかきたてるために、商品陳列が重要です。
そこで商品陳列用の什器を選ぶ際には、アジアンテイストのデザインだけではなく、サイズや耐荷重、移動のしやすさなどを考慮しましょう。小売店の商品陳列方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
インテリア
そしてインテリアも、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントです。インテリアは店舗内に配置される装飾品や調度品などで、什器・家具やアート作品・オブジェ、雑貨・備品、照明器具・電化製品などがあります。
そこで店舗の業種・業態や取り扱う商品・サービスなどに応じて、アジアンテイストのインテリアを取り入れましょう。店舗にデザインできるインテリアの種類と費用をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
装飾
なお装飾も、アジアンテイストの店舗をデザイン・工事する際のポイントです。内装や什器などとは異なり、装飾なら季節やキャンペーン、イベントなどに応じて気軽に変更できます。
そこでアジアンテイストを感じさせるチラシやポスター、看板、提灯、シート、植栽、フェイクグリーンなどを取り入れましょう。店舗を装飾する方法と費用をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
アジアンテイストの店舗デザインの施工事例
ポイントを押さえてアジアンテイストの店舗をデザインできるように、参考となる施工事例を調査しましょう。事例5点を取り上げて、各事例の特徴(自然素材と完全個室、アジアン雑貨、女子会・推し会、アジアン家具)をご紹介します。
自然素材が取り入れられたレストラン
まず「Plataran Resort & Restaurant 新宿 ルミネ1」は、アジア料理を提供するレストランです。内装や什器に自然素材が取り入れられており、アースカラーのブラウンを基調としたアジアンテイストの内装デザインです。
アジアと西洋の文化の融合をしたコロニアル様式のインテリア(観葉植物やおしゃれな照明器具)が取り入れられています。Platalanは、インドネシアのリゾート地で、ホテルやクルーズ、レストラン、イベントなどの事業を展開するブランドです。
参照元:Plataran「トップページ」
完全個室がレイアウトされたサロン
次に「Villa茅ヶ崎店」は、タイ式やバリ式のリラクゼーションマッサージを提供するサロンです。アジアンテイストの内装空間には、施術中の顧客がリラックスしやすいように、
完全個室がレイアウトされています。
内装空間はブラウンを基調に配色されており、自然素材の什器や観葉植物、アート作品などが配置されています。サービスの内容に合わせて、アジアンテイストの内装がデザインされた店舗です。
参照元:
和食器も販売するアジアン雑貨店
それから「Payung」は、和食器を販売するアジアン雑貨店です。ベージュをベースカラーとした内装空間に、商品(アジア各国の雑貨・家具や和食器など)が陳列されています。販売する商品によって、アジアンテイストが演出されています。
Payungでは、テーブルやインテリアなどのコーディネートも提案しています。各商品が出来上がるまでのストーリーや職人の技術なども説明するように心がけているアジアンテイストの店舗です。
参照元:
KissPRESS「阪神芦屋のアジアン雑貨「Payung(パユン)芦屋本店」で買い物してきました 芦屋市」
アジアン家具を販売する家具屋
続いて「Loop」は、アジアン家具を販売する家具屋です。ベージュとホワイトの配色された内装空間に、アジアン家具(ベッドやテーブル、食器棚など)が陳列されています。照明器具や置物、雑貨なども販売されています。
店舗フロア内には、リビングやダイニング、キッチンなどのスペースがレイアウトされています。アジアン家具の使用場面を顧客に体感してもらえるように、商品陳列が工夫された家具屋です。
参照元:Loop「みなとみらい店」
女子会・推し会プランのある複合型ホテル
そして「ホテルバリアンリゾート」は、女子会・推し会プランのある複合型ホテルです。サービスの内容(アジア料理やバリ式エステなど)に合わせて、アジアンテイストの内装がデザインされています。
バリのリゾートをコンセプトに客室がデザインされており、バリから直輸入された什器が配置されています。露天風呂や岩盤浴、サウナなどもレイアウトされているアジアンテイストのホテルです。
参照元:バリアングループ「女子会・カップルズホテル利用もできる複合型進化系ホテル」
アジアンテイストの店舗の工事費用
事例のようなアジアンテイストの店舗を施工するためには、工事費用が必要です。そこで工事費用の相場と内訳をご紹介します。無駄な経費を削減できるように、工事費用の節約法も確認しましょう。
相場
まずアジアンテイストの店舗工事費用の相場は、坪単価10万~50万円程度です。例えば20坪の店舗物件には、200万~1,000万円程度の内装工事費用がかかります。ただし店舗の業種・業態や物件の立地、規模、種類(居抜きかスケルトン)、設備・機器・什器の台数などによって、内装工事費用は変動します。
内訳
次にアジアンテイストの店舗工事費用の内訳について、下表にまとめました。参考情報として、20坪の店舗物件にかかる工事費用を試算してあります。
費用の内訳 | 費用の目安 | 費用の試算 |
諸経費 (デザインや施工監理、仮設、 解体など) | 全体の20%程度 | 40万~200万円程度 (30坪の店舗物件) |
外観・内装工事費 (天井や壁、床、建具など) | 全体の30%程度 | 60万~300万円程度 |
設備・機器・什器工事費 (電気やガス、水道、照明、 空調・換気、収納棚、カウンターなど) | 全体の50%程度 | 10万~500万円程度 |
合計 | 100% (坪単価10万~50万円程度) | 200万~1,000万円程度 |
上表の通り、アジアンテイストの店舗工事費用は、設備・機器・什器工事費が大半を占めます。つまり設備・機器・什器にこだわるほど、工事費用が増加するわけです。
節約法
そしてアジアンテイストの店舗工事費用の節約法には、相見積もりや居抜き物件、補助金・助成金などがあります。相見積もりを取って、各業者の見積もりを比較すれば、無駄な経費を削減しやすいです。
居抜き物件を契約して、外観や内装、設備・機器・什器を譲渡してもらえれば、新規工事費用を節約できます。ただし居抜き物件にはデメリットもありますので、次の記事も併せてご覧ください。
補助金・助成金には基本的に返済義務がありませんが、申請や用途に条件が定められています。アジアンテイストの店舗にも活用できる開業・経営に活用できる補助金・助成金の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
アジアンテイストの店舗をデザイン・工事しよう!
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監修者
-
IDEAL編集部
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