2021.10.04  2021.09.30|店舗デザイン

小児科クリニックは子供が安心できる空間作りが重要!子供に喜ばれる内装デザインとは

小児科クリニックは子供が安心できる空間作りが重要!子供に喜ばれる内装デザインとは

「小児科クリニックの内装デザインはどう考えたら良い?」
「子供が安心できる空間って、具体的にどうすれば良いの?」
というお客様への記事です。

この記事で伝えていること↓
・小児科クリニックの内装に必要な3つの要素
・小児科クリニックの内装デザインのポイント

これまで数多くのクリニック開業に携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。

クリニックの開業が増えている中「小児科クリニックの内装はどう設計していけば良い?」と、お悩みの開業医も少なくありません。

ただ単に「お子さんも安心です」と謳うクリニックにするだけでは、他のクリニックと差別化しにくくなります。

そこで今回は『小児科クリニックの内装に必要な考え方やポイント』について解説していきますね。

小児科クリニックに必要なのは3つの要素

小児科クリニックに必要なのは3つの要素

小児科クリニックの内装をいきなり考える前に、まずは3つの要素を押さえましょう↓

・開放的な空間
・子供を見守れるような空間
・清潔感と温かみを感じさせる空間

小児科クリニックの内装デザインは、赤ちゃんや小さなお子さんに向けて配慮すべき点がいくつもあります。

他の診療科と比べ、注意を払う箇所も多くなる点は注意が必要です。

その上で、上記3点の要素を踏まえつつ、内装デザインを考えていきましょう。

小児科クリニックの内装デザインのポイント

小児科クリニックの内装デザインのポイント

小児科クリニックの内装デザインは、3つのポイントを押さえながら設計していきましょう。

3つのポイントとは、以下のとおりです↓

・子供や赤ちゃんの安全を確保
・感染防止を徹底した空間
・リラックスできる待合室

それぞれについて詳しくみていきましょう。

小児科クリニックの内装ポイント①:子供や赤ちゃんの安全を確保しよう

まずは安全面です。

具体的な対策として、以下が挙げられます↓

・キッズスペースを設ける
・壁、床にクッション性のある素材
・入り口、トイレなど、段差を無くす
・子供の手に届かない位置のタッチパネル式自動ドア
・受付、カウンター、柱など、は角を除いて曲線にする
など。

子供や赤ちゃんの動きは、予測不能なことが多くあります。

そのため、できるだけケガや事故が無く過ごせるような内装を目指しましょう。

小児科クリニックの内装ポイント②:感染防止を徹底した空間にしよう

小児科クリニックの内装ポイント②:感染防止を徹底した空間にしよう

感染防止対策として、以下を意識すると良いでしょう↓

・清潔感を保つ
・空調器具はできるだけ個別で用意する
・完全予約制にして時間帯で診察内容を分ける
・清潔(予防接種など)外来と、診察外来とで待合室を分ける
・床、壁、ベンチなどできるだけ多くの抗菌素材を取り入れる

小児科は、一般的な内科よりも感染リスクが高いとされています。

なぜなら、感染症の種類が非常に多いからです。

たとえば
・水疱瘡
・溶連菌
・おたふくかぜ
・ロタウィルス
など、子供特有の感染症が挙げられます。

一方、予防接種やアレルギー治療など来院するお子さんも少なくありません。

そのため、待合室を分けるか、時間によって診療内容を分けるなどして、病状が見られるお子さんと接触しないよう工夫をしましょう。

小児科クリニックの内装ポイント③:リラックスできる待合室にしよう

待合室においては、できるだけ子供と保護者がリラックスできる空間を目指しましょう。

たとえば、以下のようなアイデアが挙げられます↓

・開放的な空間を維持する
・パステルカラーで統一された配色にする
・ベビーベッドやベビーサークルを設置する
・木や緑などぬくもりを感じさせる素材を取り入れる
・絵本やおもちゃなどがあるキッズスペースを設置する
・子供の手の届かない位置にテレビモニターを設置する
・注射などの処置室はできるだけ待合室から遠い位置に(泣き声が響かないよう配慮)
など。

小児科クリニックの内装デザインは「広く、明るく、暖かく」を意識しながら考えていくと良いでしょう。

子供も保護者も安心できるような空間を演出できるようになります。

小児科クリニックの内装デザインは機能面も考えよう

小児科クリニックの内装デザインは機能面も考えよう

小児科クリニックにおける機能面とは、たとえば以下が挙げられます↓

・感染防止のための隔離診察ができるか
・ベビーカーのまま移動しやすい設計か
・1階またはエレベーターが利用できるか
・子供のサイズに合ったトイレの設置
など。

小さい子供や赤ちゃんは、免疫力が弱いため、感染症にかかりやすくなります。
そのため、感染症の診察と、そうでない診察とで、待合室や診察室を分けることが望ましいとされています。

それが難しければ、時間によって診察内容をあらかじめ設定し、完全予約制にするなどの工夫が必要です。

また、クリニック内の設備にも配慮が必要です。
待合ソファの配置から、子供用のトイレの設置など、小児科クリニックの特性を考慮した内装にすることが重要です。

内装デザイン以外で配慮するべきこと

内装デザイン以外で配慮するべきこと

小児科クリニックとしての成功を目指す際、配慮するべきは内装だけではありません。

たとえば、最近では、子育て相談的な側面を持つ小児科クリニックも増えています。

相談室やセミナー室を設置する小児科クリニックも少なくありません。

このように、子供と保護者に寄り添う姿勢が伝わるクリニックを目指すのも良いのではないでしょうか。

寄り添う姿勢を持つことで、小児科クリニックに必要な環境や内装デザインが理想的な形になって実現することもあります。

まとめ:小児科医クリニックの内装デザインは寄り添いの気持ちを持って設計しよう

まとめ:小児科医クリニックの内装デザインは寄り添いの気持ちを持って設計しよう

「小児科クリニックの内装って、どうやって設計していけば良い?」というお客様へ、押さえるべきポイントについてお伝えしてきました。

少子高齢化が進む中でも、小児科クリニックは欠かせない存在となっています。

地域で選ばれる小児科クリニックにするためにも、寄り添いの気持ちを忘れずに開業に臨みましょう。

また、小児科クリニックを開業するときは、クリニックの内装デザインに強いデザイン会社を選ぶことが多いです。実績が多いことから、信頼度は高いと言えるでしょう。

ですが、重要なのは、業者がいかにお客様のコンセプトを汲み取れるか、にあります。

いくら実績が多いデザイン会社であったとしても、お客様のコンセプトを汲み取れなければ、ただの「クリニックっぽい」内装にしか仕上がりかねません。

また、デザイン性の高さのみを謳っている業者に頼むと、高級感やトレンド感は実現できるかもしれません。

ですが、患者にとって居心地の良い空間になるか、と言ったらそうとは限りません。

そのため、飲食店やアパレルショップ、保育所などを含めた、施工事例が豊富な業者を選ぶと良いです。

なぜならその土地の特性、客層を見極められ、かつコンセプトを汲み取れるスキルが大いに期待できるからです。

いずれにしても、お客様の理想とする小児科クリニックができあがるよう、まずはよくコンセプトを練られることをオススメいたします。

その上で、クリニックや飲食店、保育所に強いデザイン施工会社に相談、すると良いでしょう。

中でもIDEALであれば、お客様の「こんなクリニックにしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。

お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くのクリニックや保育所開業に携わってきたからです。

これから初めて小児科クリニックを作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。

ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。

ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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