2023.11.22  2023.11.26|店舗デザイン

コインランドリーの内装をデザインする際の注意点!内装制限・施工事例・工事費用

コインランドリーの内装をデザインする際の注意点!内装制限・施工事例・工事費用

本記事で、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点を解説します。内装制限・施工事例・工事費用もご紹介します。店舗の開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

コインランドリーの内装デザイン・工事に関する基本情報

コインランドリーの内装デザイン・工事に関する基本情報

コインランドリーの内装デザイン・工事を計画する前に、基本情報を確認しましょう。そこで重要な理由と必要なスペース、用途地域、業者の選び方をご紹介します。集客と売上の向上に必要な基本情報です。

重要な理由

まずコインランドリーの内装が重要な理由は、店内の利便性や清潔さ、安全性などを保ちながら、集客と売上を伸ばすためです。顧客が衣類などの洗濯や乾燥を行いやすいように、内装をデザインしなければなりません。

そして洗濯と乾燥を行いやすい内装をデザインして、コインランドリーの良い評判が広まると、集客効果を期待できます。また洗濯と乾燥以外のサービスに対するニーズもありますので、後ほどご紹介します。

必要なスペース

次にコインランドリーの内装に必要なスペースには、洗濯・乾燥スペースや待合スペース、自販機スペース(洗剤や飲み物)などがあります。レイアウトする洗濯機や乾燥機、自販機のサイズや台数に応じて、フロア面積を計算しなくてはなりません。

また洗濯機や乾燥機、自販機だけではなく、カフェや美容室などのスペースが併設されるコインランドリーもあります。洗濯と乾燥の待ち時間を有効に活用したい顧客のニーズに応えるためです。後ほど内装施工事例をご紹介します。

用途地域

そしてコインランドリーに対する用途地域は、建築基準法に基づいて制限されています。「洋服店、畳屋、建具屋、自転車店、家庭電気器具店その他これらに類するサービス業を営む店舗」に分類され、洗濯機・乾燥機などが設置されるスペースは作業場です。

参照元:

さいたま市「さいたま市建築基準法取扱集」

新潟県「建築基準法第 48 条におけるコインランドリーの取り扱いについて」

茨城県「コインランドリーの取扱いについて」

ただし50㎡以内の作業場は店舗として取り扱われますが、50㎡以上の作業場は工場として取り扱われます。用途地域の種類や注意点などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

依頼できる業者

なおコインランドリーの内装デザイン・工事を依頼できる業者には、設計事務所や工務店、内装専門業者などがあります。業者ごとに、得意分野やデザイン性、コストなどが異なります。

したがって複数の業者を比較したうえで、コインランドリーの内装デザイン・工事を依頼しましょう。失敗しない内装工事業者の選び方をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

コインランドリーの内装をデザインする際の注意点

コインランドリーの内装をデザインする際の注意点

基本情報だけではなく、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点も確認しましょう。8点(コンセントと店舗物件、レイアウト、防音、機能性とデザイン性、給排水・衛生設備、照明)に整理してご紹介します。

コンセプトの設計

まずコンセプトの設計が、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点として挙げられます。コンセプトが必要な理由は、店舗経営の基本方針となり、事業計画の立案や独自サービスの企画などに活用できるからです。

そこでコインランドリーのコンセプトを設計するために、開業予定エリア内で市場調査を行い、競合店のサービスを分析しましょう。店舗のコンセプトを実現させるポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

店舗物件の選定

次に店舗物件の選定も、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点です。店舗物件の立地や規模、間取りは、集客と売上を左右します。店舗経営のコンセプトに合う物件を選定しましょう。

店舗物件を選定する前には、希望条件を整理して、取得費用を確保しておかなければなりません。店舗物件探しのコツや注意点などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

フロアのレイアウト

またフロアのレイアウトも、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点です。フロアのレイアウトは、顧客の満足度に影響します。特に法的に作業場とされる洗濯・乾燥スペースを50㎡以上レイアウトすると、店舗ではなく工場に分類されます。

参照元:

さいたま市「さいたま市建築基準法取扱集」

そこで洗濯・乾燥スペースの広さや待合スぺースの位置などを検討しましょう。店舗レイアウトの施工事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

防音対策

それから防音対策も、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点です。「店内から店外への騒音」や「店外から店内への騒音」を防止するためには、防音対策が求められます。

防音対策を講じることで近隣トラブルを未然に防げますが、工事やメンテナンスの費用が必要です。店舗を防音対策する方法や費用などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

機能性とデザイン性

そして機能性とデザイン性も、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点です。コインランドリーに導入する洗濯機や乾燥機、自販機などの機能性が低いと、洗濯や乾燥などのサービスに対して顧客の満足度が得られません

一方で内装のデザイン性は、店舗の集客やブランディングにとって重要です。店舗のおしゃれな内装の条件や事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

給排水・衛生設備

続いて給排水設備も、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点です。トリクロロエチレンまたはテトラクロロエチレンを使用しなければ、コインランドリーの排水は水質汚濁防止法に規制されません

参照元:大分市「コインオペレーションクリーニング(いわゆる「コインランドリー」)営業者の皆さまへ」

そこで導入する洗濯機の台数に応じて、必要な給排水・衛生設備をレイアウトしましょう。店舗の給排水・衛生設備の種類や工事費用などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

照明の工夫

さらに照明の工夫も、コインランドリーの内装をデザインする際の注意点です。照明には、内装の雰囲気を演出したり、サービスの魅力を引き立てたりする役割があります。顧客の入店から洗濯・乾燥、退店までの動線を踏まえて、照明器具をレイアウトしましょう。

ただし照明器具の種類や照射範囲、色味、明るさなどによって、照明効果は変化します。店舗に施工できる照明の種類や施工事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

DX

なおコインランドリーの内装をデザインする際の注意点として、DXも挙げられます。店舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)は、デジタル技術を活用して、業務効率化や生産性向上、競争力強化などを図るために必要です。

そこでデジタルサイネージやキャッシュレス決済システム、店舗営業分析システムなどの導入を検討しましょう。店舗DXの方法や費用などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

コインランドリーの内装施工事例

理想的なコインランドリーの内装をデザインできるように、参考となる施工事例を調査しましょう。5事例(独自サービス・24時間営業・カフェ併設・美容室併設・クリーニング屋併設)を取り上げて、各店舗の内装デザインの特徴などをご紹介します。

独自サービスが提供される店舗

独自サービスが提供される店舗

「wash+ こばやし温泉美人の湯店」は、独自サービスが提供されるコインランドリーです。イオンの力で洗濯する技術の特許を取得しており、合成洗剤を使用せず、水と時間を短縮し、環境負荷も低減できます。

また顧客がスマホアプリを使用して、空き状況の確認や洗濯・乾燥の終了通知、キャッシュレス決済、ドアロックなどを利用できます。DXが進んだコインランドリーの内装デザインです。

参照元:PR TIMES「洗剤を使わないコインランドリー『wash+』の新店舗『wash+ こばやし温泉美人の湯店』がオープン【宮崎県初出店】」

24時間営業の店舗

24時間営業の店舗

「EARTH LAUNDRY 森下店」は、24時間営業の店舗です。9台の洗濯乾燥機が配置されており、利用中の顧客はカウンター席で待機できます。スマホアプリにて、空き状況の確認が可能です。

内装空間には、ベージュをベースカラーに配色されており、ブラックがアクセントカラーのシックで落ち着いたデザインです。カウンター席の雰囲気はカフェのようで、読書や飲み物の時間に合います。

参照元:EARTH LAUNDRY「森下店」

カフェの併設された店舗

カフェの併設された店舗

「WASH BASE 718」は、カフェの併設された店舗です。フリーWi-Fiや電源が完備されており、カフェ営業中には従業員が常駐しています。テラス席もレイアウトされており、ドリンクのテイクアウトも可能です。

内装空間は、ホワイトをベースカラーに配色されており、木材の天井材や什器が施工されているため、明るさと温かさを感じさせるデザインです。またカフェだけではなく、キッズスペースもレイアウトされています。

参照元:WASH BASE 718「西海岸をイメージしたコインランドリー併設カフェ、WASH BASE 718。晴れた日はウッドデッキでゆっくりお待ち頂けます。」

美容室の併設された店舗

美容室の併設された店舗

「ハルランドリー」は、美容室の併設された店舗です。顧客が洗濯・乾燥を待つ間に、ヘアカットもできるため、時間の有効活用が可能です。美容室では施術のたびに床掃除が行われるため、洗濯・乾燥スペースも清潔に保たれています。

また店舗の1階にはコインランドリーと美容室がレイアウトされていますが、2階にはカフェも、外のウッドデッキにはベンチやブランコもあります。平日も土日も営業しているため、1人でも家族でも通える店舗です。

参照元:クルールはりま「高砂【ハルランドリー】は日本一のコインランドリー⁉ヘアカットしながら家事ができる!」

クリーニング屋に併設された店舗

クリーニング屋に併設された店舗

「クリーニング専科&コインランドリー みやこ屋 長尾店」は、コインランドリーの併設されたクリーニング屋です。洗濯物の種類やサイズなどに応じて、顧客がクリーニングまたはコインランドリーを選択できます。

広々とした内装空間には、洗濯・乾燥機10台以上とソファ・テーブルがレイアウトされています。平日夜間も土日も営業しているため、コインランドリーの利用中に、クリーニング屋の従業員に相談できます。

参照元:クリーニング専科&コインランドリー みやこ屋 長尾店「長尾元町のクリーニング屋」

コインランドリーの内装工事費用

コインランドリーの内装工事費用

デザインしたコインランドリーの内装を工事するためには、予算が必要です。そこでコインランドリー内装工事費用の相場と内訳を把握しておきましょう。無駄な経費を削減できるように、節約法もご紹介します。

相場

まずコインランドリー内装工事費用の相場は、坪単価50万~100万円程度です。20坪のスケルトン物件なら、1,000万〜2,000万円程度かかります。ただし物件の立地や規模、施工する内装材のグレードや設備・機器・什器の台数などによって、工事費用は変動します。

内訳

次にコインランドリー内装工事費用の内訳について、下表にまとめました。参考情報として、20坪のスケルトン物件にかかる費用を試算してあります。

費用の内訳費用の目安費用の試算
デザイン費全体の10%程度100万〜200万円程度
20坪のスケルトン物件
諸経費全体の10%程度100万〜200万円程度
内装工事費
(天井・壁・床・建具など)
全体の30%程度300万〜600万円程度
設備・機器・什器工事費
(電気・ガス・水道・空調・
換気・洗濯・乾燥・
カウンターなど)
全体の50%程度500万〜1,000万円程度
合計100%
坪単価50~100万円程度
1,000万〜2,000万円程度

上記のとおり、コインランドリーの内装工事費用において、設備・機器・什器工事費用が大半を占めます。つまり設備・機器・什器の台数が増えるほど、工事費用が増額されますので、ご注意ください。

節約法

そしてコインランドリー内装工事費用の節約法として、相見積もりや居抜き物件、補助金・助成金などがあります。相見積もりを取ることで、各業者の提案した見積もり(工事の内容や費用、期間など)を比較できます。

居抜き物件を購入・賃貸して、所有者や前借主の施工した設備・機器・什器を譲渡してもらえると、新品購入よりも費用を節約できます。ただし居抜き物件にはメリット・デメリットがありますので、次の記事も併せてご覧ください。

補助金・助成金を受給できると、基本的に返済義務のない資金となります。店舗開業・経営に活用できる補助金・助成金の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

集客できるコインランドリーの内装をデザインしよう!

IDEALは、店舗全般のコンセプト設計から資金調達、物件探し、内外装のデザイン・工事、集客までのワンストップソリューションをご提供しております。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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